今週は海鳥を狙ってちょっと遠出をしてきました。最初にご紹介するのはミツユビカモメです。ミツユビカモメはユリカモメと同程度の大きさの小型のカモメです。中型~大型カモメは目つきが鋭くちょっと苦手なのですが、このミツユビカモメはかわいい!の一言です。外洋性のカモメですのでなかなかお目にかかる機会の少ないカモメですが今回、すぐそばでしかもじっくりと観察できました。
漁港の船着き場のコンクリートに一羽止まっていました。成長の冬羽です。黄色い嘴、黒い足が特徴です。
すぐそばまで寄っても一向に逃げません。羽を広げました。でも飛び立ちませんでした。
この個体は若いですね。成鳥のくちばしは黄色ですが若鳥は黒いので識別は容易です。
海上に目をやると岸のすぐそばで若鳥が何度も同じ場所を飛んでいます。
海面に浮いている何かを盛んについばんでいるようですが、なにを食べているのでしょうか?
本当にすぐそばまで寄ってきます。距離は約10メートル。よく見ると3~4羽の個体が同じ行動を行っていました。
今回アップした画像はすべてノートリミングです。今回はミツユビカモメの魅力を満喫でき大満足でした。