北の草原の野鳥たち~ツメナガセキレイ

北海道シリーズは第4弾は今まで紹介してきた以外の草原の鳥たちです。今回は朝方に雨が降ることが多く、なかなか思ったように撮影できませんでしたが、北海道の魅力は十二分に味わうことができました。この時期はなわばり宣言のため多くの野鳥が目立つ場所に出てきてくれるので非常に撮影しやすい時期です。また、いっぺんに複数の野鳥のさえずりが聞こえますので、識別の勉強になりました。

まずはコヨシキリから紹介します。北海道の原野は今に時期このコヨシキリの声で溢れています。どこの草原にいってもコヨシキリの声を聞くことができ、かつ非常に目立つ場所に出てきてくれるので撮影しやすいです。蘆の先端でさえずるコヨシキリです。
b0148352_2014262.jpg


2種類目はこれまたどこにでもいたヒバリです。このヒバリはわれわれが普段見るヒバリとは別亜種でオオヒバリといいます。パッと見普通のひばりよりやや大きく感じられるのと赤っぽくないというのがオオヒバリの印象です。サロベツ原野のビジターセンター前の駐車場で数羽が砂浴びしていました。
b0148352_2015590.jpg


3種類目はツメナガセキレイ(キマユツメナガセキレイ)です。北海道の北の原野を代表する鳥の一つだと思います。日本で見られるツメナガセキレイは4亜種に区分されますが、そのなかで唯一日本で繁殖する種類です。本州や他の地域で渡りの時期に見られる種類はこれとは別の亜種ということが多いようです。しかし、与那国島などの南西諸島ではツメナガセキレイの越冬個体が多数みられるとのことでした。北海道に到着して最初に撮った写真がこの写真です。足元をみていただくと名前の由来どおりツメが非常に長いです。なんのためにながくなったのでしょうか?興味があります。
b0148352_2015379.jpg

ここでは花と一緒に撮ることもできました。これは北海道ならではです。。
b0148352_2016591.jpg

近くに巣があるのでしょう。なんどもこの位置にやってきてこちらの様子をうかがっていました。
b0148352_20163445.jpg


4種類目はベニマシコです。関東周辺では冬に見ることができますが、北海道では繁殖をしていてこの時期は夏羽の個体をみることができます。冬羽も美しいですが、夏羽はさらに赤が増してイチゴ色をしています。雨のなかの移動中に車の中から撮影しました。
b0148352_2017299.jpg

b0148352_20173056.jpg

これは別の場所で撮影した個体です。ちょっと赤が薄いですがメスと一緒にいたのでこの場所で繁殖している個体だと思います。
b0148352_20175992.jpg


最後はニュウナイスズメです。草原の鳥というわけではありませんが、写真の個体は海岸沿いの原生花園で出会いました。すぐそばに巣でもあるのでしょう。地上で虫をつかまえてすぐに飛び去りました。子育てまっさかりといった感じです。
b0148352_20182783.jpg

b0148352_20185886.jpg


次回はオジロワシ、オオジシギなどを紹介する予定です。
[PR]
by hideaki0310 | 2009-07-06 20:20 | 北海道 | Trackback | Comments(7)
トラックバックURL : http://hide0310.exblog.jp/tb/11447037
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Commented by likebirds at 2009-07-06 21:32
こんばんは。
北海道の鳥さんシリーズ、楽しく拝見させていただいております。
夏の北海道は、美しい鳥であふれているのですね。

ベニマシコは冬の頃よりも鮮やかな赤色で本当に美しいですね。
ツメナガセキレイの黄色も驚くほどの美しさですね。
細くて長い爪が良く見えて、勉強になりました。

続きが楽しみです。(likebirds妻)
Commented by kjun5860 at 2009-07-06 21:48
こんばんは!いちご色ってぴったりの表現ですね。いずれも旬に撮影するのが一番素敵だって良く解りますね。次回も楽しみにしています。
Commented by hideaki0310 at 2009-07-07 08:34
likebirdsさん、おはようございます。
いつもご訪問、ありがとうございます。励みになります(笑)

この時期の北海道はちょっと大袈裟かもしれませんが鳥と花で溢れています。
シマアオジを筆頭に、ノゴマ、ツメナガセキレイ、ベニマシコ、ノビタキなどなど
関東では夢のような舞台が出迎えてくれます。広いので各ポイントごとの
移動に時間がかかりますが、移動の最中も十分楽しめます。今回掲載した写真の3分の1は移動中に撮ったものです。
今回は小さな息子と2人旅でしたが、こんな環境が息子の代まで残ってほしいと切に感じました。
Commented by hideaki0310 at 2009-07-07 08:38
kjun5860さん、おはようございます。
関東で冬にみるベニマシコもきれいですが、やはり旬は夏のこの時期かも
しれませんね。まさにイチゴ色!もうちょっと近くで見られたらもっとよかった
のですが、警戒心が強いのは冬場と同じでした(笑)
Commented by よっちゃん3 at 2009-07-07 09:02 x
お早うございます。
草原の鳥、満喫してます。どれも季節感抜群の写真ですね。
私も是非同行したいと思います。実は、家内や娘はこの季節の
知床へ行ったことがあり、普通に見られたよ、などとあまり感動
もなかったと申しております。悔しい限りですが、撮影自体は
あまり難しくないのでしょうか?
Commented at 2009-07-07 12:53 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by hideaki0310 at 2009-07-07 18:38
よっっちゃん3さん、こんばんは!
今の時期であれば種類にもよりますが、比較的簡単に撮れると思います。
相手は野鳥ですからご存知の通り絶対ではありませんが。
あとは情報はある程度入れていったほうが効率よく回れるとおもます。
ほとんどの方はシマアオジならここ、ギンザンマシコならここ、
シマフクロウならこことターゲットをきめています。私もそうです。
あとは運と根気でしょうか(笑)あまり欲張らずに何度かに分けて
いくと逆にいいかもしれませんよ。参考にしてくださいね。
<< 海上のグライダー~クロアシアホウドリ 北の草原の鳥たち~ノゴマ >>