今回は定番の夏鳥たちの紹介です。
今年の春の渡りは4月の天候不順のせいでしょうか?いつもたくさん見られるはずのオオルリ、キビタキ、コサメビタキなどの夏鳥が非常に少なく感じました。渡りの島ですので天候によってあたりはずれがあることは承知していますが、それにしても・・・という印象です。新聞には山形の鳥海山で寒さのために命を落とした夏鳥の記事が載っていました。小鳥たちにとって渡りは命がけの行為なのだと改めて実感しました。
まずはオオルリから。今回は2回島に渡りましたが、オオルリの♂は数えるほどしか確認できませんでした。
オオルリの♀です。♀は比較的多く見られました。先ほど書きましたが♂のほうが繁殖地に早く到着する傾向があるので♂の渡りはもう少し早かったのかもしれません。
キビタキも今回は♀ばかりでオスはほとんど見かけませんでした。ムギマキのほうが多かったくらいです。
コルリです。コルリは藪の中からなかなかでてきません。すぐ近くの藪でさえずっているのですが姿はみえないということばかりでした。この写真は夕暮れ時、しかもくらい藪の中で撮ったものです。
コマドリです。コマドリもなかなか見られないのですが、夕方水場でまっていると突然現れました。
コサメビタキです。海岸の岩場で休憩中です。
最後にルリビタキ。♂♀ともの見られましたが数は多くなかったように思います。
2010年5月初旬、中旬・撮影地舳倉島