今週は猛禽類を求めて利根川に行ってきた。他にも目的はあったが朝一番でいつものポイントに着くと早速チョウゲンボウが出迎えてくれた。
ここは利根川沿いに広がる田園地帯でこの場所で冬を越している小鳥たちが非常に多い。オオジュリン、ツグミ、ムクドリ、スズメ、カワラヒワといった小鳥たちだがこれらを狙う猛禽類にとっては格好の狩り場となる。今季初めて訪れたのであるがまだ小鳥類はいつもよりも少なめ。。そのことが影響したのか猛禽類もいつも見られるハイイロチュウヒなどは見られなかった。それでもコチョウゲンボウ、チュウヒ、ノスリ、トビといった面々を観察することができた。
コチョウゲンボウ。今年はあちこちで見かける。またしても♀だったが至近距離でじっくり観察できた。チョウゲンボウなどとくらべると非常に目が大きい。その分、精悍に見える。
ここでは田園の中央を走る電線が彼(彼女?)の休憩所又は監視所となる。
チュウヒ。田園の畔の草むらに潜んでいた。朝の狩りのあと一服をしていたのかもしれない。
ミサゴ。彼らもこの場所を休憩所として使っているようでしばしば見かける。
このポイントは今季も十分に楽しませてくれそうだ。
2010年12月上旬・撮影地茨城県