3連休の中日、またしても珍鳥!?との情報をもらい雪の降る中、山中湖に向かった。山中湖に到着すると積雪は約15センチほど。あたりは一面真っ白であった。降りしきる雪にめげずにスコープと双眼鏡で目当ての鳥を探すが見つからない。結局、この珍鳥情報は誤報との結果に終わった。鳥には個体差があり、ちょっと色が黒いとかちょっと嘴が長いなどという部分的な識別をしてしまうとこのような誤報になることが多い。ほかの人がそう言っていたからといって鵜呑みにするのではなく、自分の目で確かめ、調べ、識別することが大切だと思う。
そんな中、三羽のホオジロガモを見つけることができた。すべて♀であり、おまけに雪が降る条件だったが比較的近い距離で観察することができた。ホオジロガモ♀。
頭をあげて上を見る仕草はホオジロガモ独特のものだ。
アカハシハジロ♀。まだ滞在してた。この日は香川から見に来たという方に出会ったがそれだけメスは珍しい。
ミコアイサ。今年はミコアイサの飛来数が多いのだろうか。いろいろな場所で出会える。岸近くに♂1羽、♀4羽が見られた。
2011年2月中旬・撮影地山中湖