ツバメチドリ成鳥夏羽
先日、地元の河川でうれしい発見がありました。ツバメチドリを観察できたことです。この場所は1年に何個体かのツバメチドリが通過しているらしいということは知っていました。しかしながら毎回すべての場所を見回ることはできませんのでなかなか観察のチャンスに恵まれませんでした。実は今回、他のもの目当てに河原に出かけたのですが、本命には会えなかった代わりにツバメチドリを観察する幸運に恵まれました。本命が見つからずに場所を移動をしようとした矢先、コアジサシに混じって飛びまわる茶色い個体を発見!双眼鏡で姿を追うとツバメチドリでした。
ツバメチドリ、成鳥夏羽。根元の部分が赤い短い嘴、喉もとのクリーム色、それを囲うように伸びる黒いラインが特徴です。
北関東の田園地帯では毎年繁殖が確認されているようですが神奈川県では繁殖したという話はあまり聞いたことがありません。この場所も渡りの途中に立ち寄ったものと思われますが、もしかしら繁殖してくれるかも!今後の経過を観察したいと思います。
飛ぶ姿はツバメというより大型のアジサシのようですが、褐色の体色とお腹と腰の白い部分が目立ちました。残念ながら飛翔写真は撮れませんでしたが、下の写真を見ると腰とお腹の白い部分が分かります。
2011年6月下旬・撮影地神奈川県