彼岸の入りである今日は昨日までのうだるような暑さから一転、長袖が恋しくなるような涼しい一日となりました。昔から「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉がありますがまったくその通りとなりました。程度の差こそあれ、昔からこの時期までは暑い日があったのだろうということが想像できます。南海上を進む台風15号は気になりますが、この台風が抜ければ一気に秋めいてくるのではないでしょうか。先日、地元の山ではエゾビタキが見られたとのお話を聞きました。小鳥たちの渡りのシーズンもいよいよ本番です。
今回は先日訪れた干潟から。。干潟では秋の渡りは後半戦です。数日前から見られているというダイシャクシギ。遠目からでも一発で分かるこの大きな体と長い嘴はいつ見ても迫力があります。このような大型のシギを目にすることが少なくなったのはまことに残念です。この日は2羽のダイシャクシギが見られました。
オオソリハシシギ。春の渡りの時期と違って地味な羽色ですが、やはり存在感があります。
オバシギ。中型シギでは一番多く見られました。幼鳥と成鳥の識別にチャレンジしてみましたが、なかなか難しいです。写真の個体は羽根に黒いサブターミナルバンドが見られますので幼鳥だと思います。
ミヤコドリ。この日は全部で40羽ほどのミヤコドリがいました。ほぼ一年中見られるということは非繁殖個体の集団なのでしょうか??
2011年9月中旬・撮影地千葉県/撮影機材ニコンD300+TC-14EⅡ+AF-S NIKKOR 500mm f/4G ED VR