コオリガモ(Long-tailed Duck)
道東2日目はクルーズ船に乗り込んだ。昨年の12月にも同じクルーズ船に乗ったが今回は2月ということで流氷の浮かぶ海でのクルーズとなった。状況としては12月同様、鳥影は濃いとはいえなかったが薄い氷をかき分けながらのクルーズは初めての経験だった。種類としては、コオリガモ、クロガモ、シノリガモ、オオセグロカモメ、ワシカモメ、ウミスズメ、ケイマフリ、ウミガラス、オオハムといったところ。
コオリガモ♂。船が近づくと慌てて飛び立つ。
陸地からそれほど離れていない場所には小さな群れがいくつも浮かんでいた。
ワシカモメ。流氷の上で羽を休めていた。
流氷の上を飛ぶクロガモの群れ。
ここはロシアとの国境線がすぐ目の前だ。歯舞諸島の水晶島や貝殻島灯台がすぐそば。
運がいいとウミバトやコウミスズメ、エトロフウミスズメなども見られることがあるようだ。鳥の種類もさることながら、流氷の浮かぶ国境の海は普段味わうことができない雰囲気を体験できる。
2012年2月上旬・撮影地北海道根室市/ニコンD300使用