羅臼クルーズの目玉の一つであるハシボソミズナギドリ。この時期はオーストラリアで繁殖を終えた群れが日本近海を通過する。日本沿岸部で見られる群れのほとんどは前年に生まれた幼鳥であり、今回出会った群れも幼鳥の群れと思われる。
この日は200羽~300羽の群れがいくつか見られたが、大きな群れになると万単位のものもあるとのことだった。ハシボソミズナギドリの群れは船が近づくと一斉に飛び立つ。その飛び立ちによって海面が波立つ。
群れの中にはのんびりした個体もいて、船のすぐそばであわてて飛び立つものもいる。
2012年6月中旬・北海道羅臼沖