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マミジロタヒバリ(Richard's Pipit)~2014.04

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祖納地区の北東に広がるサトウキビ畑。ところどころ、菜の花が植えられた畑が点在する。その畑にそって伸びる電線に小鳥の姿を見つけた。やや離れた場所から双眼鏡で見てみるとシルエットながら長い足の爪が確認できる。ふっと畑に降りるところが見えたので草の中を探してみるとやはりマミジロタヒバリであった。タヒバリより一回り大きな体と長い足、ほっそりとした顔つきに長めの嘴、褐色の眉班が目立つ。昨年対馬で観察した個体よりも体色が薄く、第1回の夏羽と思われる。同じ畑に全部で5羽のマミジロタヒバリが隠れていた。飛び立つときには「ビュッ、ビュッ」というやや濁った鳴き声も特徴の一つ。
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今回はこのマミジロタヒバリ以外では東崎で数羽のムネアカタヒバリを見かけたが、全体としてはタヒバリ類は少なく、タヒバリはついに見かけなかった。。


ツメナガセキレイ。今回見たツメナガセキレイはそれほど多くなかったが、亜種ツメナガセキレイは見られずすべて亜種マミジロツメナガセキレイであった。舳倉島などでもツメナガセキレイは見かけるが、亜種ツメナガセキレイと亜種マミジロツメナガセキレイを同時期に同一の場所で見た記憶があまりない。これは推定であるが亜種ごとに渡りの時期がズレているのかもしれない。今回見た個体はすでに夏羽に移行しており、喉から下腹にかけてのレモンイエローが遠目からもよく見えた。同じ場所でキセキレイも見られたが、キセキレイの黄色とはまた違った鮮やかな色である。
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2014年4月上旬・撮影地与那国島
by hideaki0310 | 2014-04-09 07:00 | 沖縄 | Comments(0)
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