約半年ぶりの関東での鳥撮りは9月中旬から滞在していると言われるアシナガシギを見に行ってきました。10月初旬とは言え真夏を思わせる日差しの中、ひとつの休耕田に集まった60羽ほどのコアオアシシギやオグロシギ、オオハシシギ、セイタカシギ、アシナガシギや周辺の田園地帯でイソシギ、コチドリなどを観察しましたが、全体としてはシギチの数はあまり多くない印象でした。なにより以前からのシギチのポイントだった休耕田がいくつか埋め立てられて草地に変わっていたのは残念でした。
初めて見るアシナガシギでしたが、ぱっと見た感じではサルハマシギの冬羽に似ています。大きさは約20センチとタカブシギとほぼ同じくらい、一緒にいるコアオアシシギより一回り小さく見えました。なによりも名前に反して?コアオアシシギと比べると短い脚が印象的でした。この個体は羽に褐色味が見られるので若い個体(幼鳥?)と推測されます。鳥までの距離がややありましたがなんとか特徴のわかる写真が撮れたので満足です。
水深がある場所ですと特徴である緑黄色の脚がなかなか見えません。下の写真はその脚の色が判別できる貴重なカットとなりました。
2015年10月上旬・撮影地茨城県稲敷市