念願のアネハヅルを見ることができました。
アネハヅルは越冬のためインドに渡る際に8000メートル級のヒマラヤ山脈を越えることで有名なツルですが日本への飛来は非常にまれで、しかも鹿児島県の出水など一部の地域を除いて一箇所で長期間見られることはほとんどなく、今まで観察するチャンスはありませんでした。はじめて見るアネハヅルは今まで見たツルの中でも小さく、しかし優雅なツルでした。光彩は赤く、特徴である目の後方にある房状の白い飾り羽根があるため幼鳥ではなく、しかしながら頭頂が白っぽく、また褐色の羽根が混ざっていることから成鳥ではなく若い個体なのではないかと思われます。
2017年1月下旬/茨城県つくばみらい市/ニコンD500・AF-S NIKKOR 500mm f/4G ED VR