カテゴリ:過去の記録( 11 )

ベニヒワ(Common redpoll)~2008.11

台風が過ぎ去った今週、朝夕はめっきりと涼しくなりました。日中はまだまだ暑いですが、吹き抜ける風はカラッとした風になり秋の気配を感じることができるようになりました。今年巣立ったと思われるスズメたちも元気に餌を採る姿をよく目にするようになり、頭上を飛び回るツバメの数も徐々に減ってきました。いよいよ小鳥たちの秋の渡りのシーズン到来です。ここ最近は仕事が忙しかったのと他の趣味にはまってしまった影響でほとんどBWに出かけることがなくなってしまいましたが、秋のシーズンは例年通り離島に行く予定です。今回は過去に撮影したものの中から、私が大好きなベニヒワを掲載してみました。もう、6年ほど前になりますが、写真を見るとこの鳥と初めて対面した時の感動がよみがえってきます。
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このころは写真を再開して間もなくの時期だったので、珍しい野鳥を見ること、写真を撮ることが一番の楽しみでした。それはそれで楽しかったのですが、これからはテーマを決めて自身の識別能力を上げていきたいと思います。識別の技術はここ数年かなり進歩し、鳥に詳しい方も増えてきました。かなり突っ込んだことを記述しているブログもよく見かけます。写真だけでなく、鳥をよく観察し、文献を調べて自分の意見を記述してあるようなブログを見かけるたびに頭が下がります。私もそのような方々に少しでも近づけるよう楽しみながら鳥に接したいと思います。

2008年11月上旬・撮影地石川県
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by hideaki0310 | 2013-09-19 07:00 | 過去の記録 | Trackback | Comments(0)

ヤマセミ

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毎年、この時期になるとヤマセミを見に近所の河原に出かけたものです。このポイントは残念ながら2010年の秋の大雨の影響で川の流れがまったく変わってしまい、ヤマセミはやってこなくなってしまいました。思い起こせばこのヤマセミをカメラに収めたくて鳥見を再開したのでした。今回掲載した写真は主に2008年の初夏と秋に撮影したものですが、いま見るとピントや露出などに甘さが見られます。しかしながら、行くたびに違った表情を見せてくれるヤマセミを夢中になって撮影していたのを思い出します。このポイントとは別の場所でいまでもヤマセミの元気な姿を見ることができます。もう一度じっくりヤマセミを撮影したい、最近ふとそう思いました。

新緑とヤマセミ♂。
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色づいた川べりとヤマセミ♂。
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夕日が当たる石の上で。ヤマセミ♂。
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2008年5月・11月/撮影地神奈川県
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by hideaki0310 | 2011-10-23 21:10 | 過去の記録 | Trackback | Comments(0)

舳倉島の春

この季節になるとそろそろ春の渡りが気になってくる。毎年この時期は石川県にある離島、舳倉島に向かう。最近の鳥見人口の増加からGW中には島はバードウオッチャーで一杯である。この島の魅力はなんといっても本州ではなかなか目にすることができない「珍鳥」を見ることができる点であるが、本州でも見られるオオルリ、キビタキなどのいわゆる「普通種」を身近でみることもまた魅力である。
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「珍鳥」だけを求めるのではなく、じっくりと鳥を見ることを心掛ければ思わぬ発見があるかもしれない。セキレイ類やホオジロ類、ムシクイ類など比較的地味な種類も多いので識別の練習にはもってこいである。
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春は秋に比べて「珍鳥」は少ないが、それでも運がよければ思わぬ種類にであうことができるかもしれない。
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最近は団体で島に訪れる人が非常に多くなった。団体行動をするとどうしても大きな声をだしたりしがちであるが、周りへの配慮は是非忘れないでほしいと思う。静かに鳥を見たい人もいるのだ。人が多い分、譲り合いの心を持ち、気持ちのいい挨拶心がけて楽しく鳥を見たい。また、旅の途中の野鳥たちへの配慮は忘れてはならないだろう。
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by hideaki0310 | 2011-04-07 22:22 | 過去の記録 | Trackback | Comments(4)

ニシオジロビタキ

今季、2個体目のオジロビタキを観察することができた。日本は本来の生息地からはだいぶ離れている場所に位置するため、日本で見ることができるオジロビタキはほとんどが幼鳥(juvenile)又は第1回の冬羽(firstwinter)である。さらにヨーロッパでは別種扱いになっている2つの亜種、亜種オジロビタキ(TaigaFlycatcer)と亜種ニシオジロビタキ(Red-BreastedFlycather)に分類される。前回も記述したこの2亜種間の識別は成鳥♂であればそれほど難しくはないが幼鳥又は第1回の冬羽の場合には非常に難しい。ヨーロッパの図鑑などによるとニシオジロビタキのほうがオジロビタキよりもバフ色がかっているとの記述がみられるが決定的なものではないのであろう。今まではあまり気にしてこなかったが今回今まで撮影した複数個体を比較してみることにした。

まずは3年前の1月に千葉県で撮影した個体(個体A)。風切先端に淡色班が見られるため、第1回の冬羽ということが分かる。胸の部分がバフ色からやや橙色がかっているためニシオジロビタキの特徴を備えている。くちばしは黒っぽいが根元と下嘴は肉色をしていてこれもニシオジロビタキの特徴だ。しかしながら淡色班が大きくこれはオジロビタキの特徴だ。
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つぎが2年前の個体(個体B)。同じく千葉県で撮影したもの。撮影時期は2月。これも特徴をたどってくとニシオジロビタキの可能性が高い。個体Aに比べると淡色班も小さくこれもニシオジロビタキの可能性を物語っている。
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3番目は今年の1月に埼玉県で撮影した個体(個体C)。風切先の淡色班がはっきりとでており第1回の冬羽だ。光の具合によって異なって見えるが全体としてバフ味が強い。コリンズのバードガイドによると亜種オジロビタキの胸はgreybroewとありニシオジロビタキはbeffとある。そこから判断するとニシオジロビタキということになるがのど元が白いのはオジロビタキの特徴となる。
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最後が今回撮影した個体(個体D)。この個体は風切先の淡色班がほとんど見られないことから♀成鳥ではないか。ただ背中全体がバフ色がかっているので若い個体である可能性もある。胸はこの4個体の中ではもっともグレーがかっており、これはオジロビタキの特徴を備えている。嘴の色ももっとも黒に近い色をしている。これもオジロビタキを支持する要素だ。しかしながら胸のバフ色はニシオジロビタキの要素であるため、悩ましい。
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いままでは本来の生息地が日本に近い分、亜種オジロビタキのほうが渡来数が多いと勝手に思っていたが、じっくりと見比べてみるとむしろ亜種ニシオジロビタキのほうが渡来数が多いのかもしれない。稚拙な知識による識別であるためもちろん断定はできないがその可能性は十分にある。識別はある特定部分に着目せず、全体の雰囲気、鳴き声などのほかの要素も加味して判断するべきであろう。そういった鳥見を今後も心がけたいと思う。
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by hideaki0310 | 2011-02-25 19:08 | 過去の記録 | Trackback | Comments(2)

A past record~レンカク

今週はいよいよ以前から楽しみにしていた石垣島にいく予定でいる。今まではどうしても北に向かうことが多く、沖縄方面は初めてである。沖縄地方の魅力は本州では見られない固有種との出会いだ。カンムリワシ、ズクロミゾゴイなど初めて出会うであろう鳥たちに今からワクワクする。

さて、今回は以前に関東に出現したレンカク。レンカクは旅鳥としてまれに関東で観察されることがあるが、今年は6月下旬~7月上旬にかけて何か所かで発見されたようだ。石垣島などの八重山諸島では春と秋の渡りのときにはほぼ定期的に観察されている。夏羽のレンカク。やはり南国系の色彩をしている。最初に発見した方は驚いただろう。
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このレンカク、本来はユーラシア大陸南部の中東南部からインド、マレーシア、フィリピンにかけて生息する。この場所のように開けた湿地を好み、開水域では泳いで、植物で水面が埋まっている場合はその上を歩いて草の種子、水草の水を含んだ茎、根などを食べるらしい。いまはやりの草食系かと思いきや、水生昆虫の幼虫、貝類、カエルなどの卵も食べる。そんな彼(彼女?)だからこの場所はぴったりの場所だったと思われる。
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レンカクの飛翔。やはり日本の野鳥とは一味違う。
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2010年7月上旬・撮影地茨城県
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by hideaki0310 | 2010-12-13 22:05 | 過去の記録 | Trackback | Comments(0)

A past record~アリスイ

12月に入りいよいよ冬本番となってきた。普段はなかなか足を向けない都市公園であるがこの時期、この都市公園では毎年楽しみな出会いがある。ヤマシギ、アオシギを始め、アリスイ、アオゲラ、クイナなどなど。都会の真ん中の公園でも環境が整っていれば多数の野鳥たちが集まるようだ。

アリスイ。毎年この都市公園にはアリスイがきて楽しませてくれる。今年はまだなのだろうか?見た眼はちょっとグロテスクであるが見ているとなかなか愛嬌がある。
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クイナ。臆病な種類のためなかなか普段は目に着かないが、こういった場所でひっそり生息しているのだろう。
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コジュケイ。藪のなかをガサゴソ移動してしていた。早春にはあちらこちらから「チョットコイ、チョットコイ」という鳴き声を聞くが姿を見かけるのはなかなか難しい。
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ヤマシギ、アオシギが到着したら今年も是非行ってみたいと思う。

2008年12月・撮影地神奈川県
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by hideaki0310 | 2010-12-10 21:12 | 過去の記録 | Trackback | Comments(0)

A past record ~ シベリアオオハシシギ

今日は絶好の鳥見日よりであったが、小学生の息子の参観日のため鳥見にはいかず、秋の穏やかな一日を私の母校でもある小学校にて過ごした。30年前と変わらない校舎が懐かしい。

北関東ではまだまだ淡水性のシギチドリが数多くみられる。神奈川県民にとってはまことにうらやましい場所だ。相模川河口という一級のシギチポイントを失ってからはシギチといえばどうしても千葉・茨城方面に足が向くようになってしまった。このシベリアオオハシシギも北関東での撮影である。オオハシシギとの違いはまず大きさ。シベリアオオハシシギのほうが一回り大きい。足は長く黒い。(オオハシシギは黄色)くとばしもオオハシシギよりも太く長く見える。この個体は幼鳥であるがオオハシシギとは背中の羽根の模様が明らかに違うことからも識別ポイントとなる。
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こちらは春に撮影したオオハシシギの夏羽。近年はこの場所で複数個体が越冬するようになった。5月のGWあたりにはきれいな夏羽になる。
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これも以前に別の場所で撮影したオオハシシギの冬羽。
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最後にオオハシシギの同じ場所で越冬したエリマキシギ♀。一度は♂の完全な夏羽を見てみたい。
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by hideaki0310 | 2010-11-20 16:32 | 過去の記録 | Trackback | Comments(0)

A past record~トラフズク

トラフズクは留鳥として生息するが、やはりこれからの季節によく話を聞くようになる。トラフズクは冬になると集団(といっても数羽)でねぐらをとる。冬でも葉の落ちることのない常緑樹がねぐらになるが、ある程度広い河原がそばにある場所などが好まれるようだ。周囲の環境が整っていれば公園の樹木なども選ばれる。樹木の下にペリットが落ちていたら可能性は高い。

昼間、小さな公園の樹木で休むトラフズク。大きさはコミミズクと同じでアオバズクなどに比べるとかなり大きい。
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基本的に昼間は行動しないのでほとんど動かないが、たまに目を開けて伸びをしたりする。体を丸めたり、縮めたり、結構見ていてあきない。
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2008年2月・撮影地神奈川県
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by hideaki0310 | 2010-11-12 23:01 | 過去の記録 | Trackback | Comments(0)

A past record~トモエガモ

いよいよカモの季節がやってきた。先日、近所の河原を覗いてみるとマガモ、コガモの群れが見られた。渡ってきた当初はエクリプスで地味だったカモたちも11月に入ると繁殖羽に変わり冬の河原に彩りを加える。そんなカモの中でもトモエガモは特別だ。トモエガモの名前の由来は♂の顔にでる3色の模様。この美しいカモは世界的希少種で極東特産である。西日本や日本海側では群れで見られることもあるようだが関東ではそれほど多くは見られず、大抵は1羽~多くて数羽というところである。

トモエガモ♂。顔の模様が美しい。肩羽の数枚が脇腹にかかるほどの長さでとてもきれいだ。
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羽ばたくと大雨覆いのオレンジ、翼鏡の緑色光沢、次列風切縁の白ととてもカラフル。
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トモエガモ♀。全体的褐色で地味なのでけっこう見逃されていると思う。嘴の根元の白い斑点が特徴。下の写真は都市公園の周りに生える木の実(ドングリ)を食べに陸地に上がったところ。
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2007年12月・撮影地千葉県
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by hideaki0310 | 2010-11-09 22:35 | 過去の記録 | Trackback | Comments(2)

A past record~オオマシコ・イスカ・ベニマシコ

11月に入り急に寒さが厳しくなってきた。いよいよ冬鳥の季節の到来だ。そのなかでもやはり赤い鳥ははずせない。冬に関東周辺で見られる赤い鳥を思い浮かべるとベニマシコ、オオマシコ、イスカなどがあげられる。ベニマシコはそれなりに数が多く見やすいが、他の2種類は探すのに少々根気が必要である。特にイスカは年によって渡来数が大きく変動しかつ行動範囲が広いため撮影のチャンスは少ない鳥だろう。今年はどうなのだろうか?

オオマシコ。オオマシコも年によって渡来数に変動が大きい。この年は比較的多かったと記憶している。赤い鳥の中でもひと際目を引く。
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2009年3月・撮影地山梨県

イスカ。それまでに何度か遭遇したことがあったがいつも高い木の上のほうで下から見上げるように観察していたが、舳倉島では目線で見ることができた。
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2009年4月・撮影地舳倉島
清里で撮影した個体。清里周辺はカラマツ林が多くイスカの話をよく聞く。
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2008年12月・撮影地清里

ベニマシコ。いちばん身近な赤い鳥だろう。冬は少し地味になるが秋の渡来直後や春の渡去直前には夏羽に近いかなり赤い個体をよく目にする。今の時期は河原や湖のほとりの草原で種子をついばんでいる姿が見られる。
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今年はどこでであえるだろうか!?
2008年11月・撮影地山中湖
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by hideaki0310 | 2010-11-07 10:27 | 過去の記録 | Trackback | Comments(4)