カテゴリ:落石クルーズ( 18 )

ハシブトウミガラス(Brünnich's Guillemot)/2017.06

ハシブトウミガラス夏羽。この海域では夏羽の個体もよく見かける。

b0148352_23573787.jpg
2017年6月中旬/撮影地落石クルーズ/ニコンD500+AF-S NIKKOR 80-400mm f/4.5-5.6G ED VR

[PR]
by hideaki0310 | 2017-07-01 07:00 | 落石クルーズ | Trackback | Comments(0)

ツノメドリ(Horned Puffin)~2016.06

b0148352_23183810.jpg今回の落石NCでの一番の出会いとなったツノメドリ。鳥を見始めた頃はエトピリカ、ツノメドリなどはアラスカなど海外に行かないと見られない種類だと思っていました。特にツノメドリに関してはその考えが強く、数年前に落石や知床でツノメドリが観察されたとの話を聞いた時もなんだか遠い国の話を聞いている気分でした。それでも近年落石NCでは夏の時期にツノメドリが観察されることが多くなってきたのでいつかは自分も見ることが出来るかも知れないと思ってはいましたが、正直今回はまったく期待していませんでした。というのも毎年ツノメドリがユルリ島周辺に現れるのは7月初旬以降で6月に観察されたという話は聞いたことがなかったからです。ですので何気なく双眼鏡を向けた先にこのツノメドリがいたときは目を疑いました。

ウトウと行動していたツノメドリです。私の「ツノメドリ!!」という声にクルーズ船内にいた他の乗船客、ガイドさん、船頭さんの視線が一斉に私の双眼鏡で見つめる先に集まりました。ほんの10~15メートル先の海上にツノメドリは浮かんでいたのです。半信半疑だった他の乗客も一斉にシャッターを押し始めました。


私も夢中でシャッターを押していましたがしばらくすると落ち着いてきたのでじっくり見てみるとこのツノメドリ、完全な夏羽ではありません。顔の白い部分に汚れたような黒いくすみがあり、特徴である嘴の色もはっきりとした赤、黄色ではなくこちらもややくすんだ色合いです。6月中旬という時期のせいでまだ完全な夏羽になっていないのが、それとも若い個体なのか、、、大きさはエトピリカとほぼ同じような大きさに見えました。
b0148352_23261891.jpg


なんどか潜水してはまた浮上するという行動を繰り返しながら徐々にクルーズ船から遠ざかって行きました。1回の潜水時間は30秒~1分程度でした。
b0148352_23185655.jpg
b0148352_2319254.jpg

今回、ツノメドリが見られたのは落石の港を出発してユルリ島に向かう途中でした。目測ですがユルリ島まであと2~3キロという位置だったように記憶しています。この個体、落石周辺で繁殖するのかもしれません。将来もっと数が増えてエトピリカに並ぶクルーズの目玉になることを期待しましょう。
毎回の記述になってしまいますが、この落石クルーズは北海道の中でも特異な環境を持つユルリ島、モユルリ島周辺というハード面とクルーズ船の運営を支えるガイドの方々や漁協のメンバーというソフト面とを勘案するとトップレベルのクルーズだと思います。これで料金は7000円(来年度からは8000円になる模様)ですから本当におすすめです。

2016年6月中旬・撮影地根室市沖(落石ネイチャークルーズ)/ニコンD500・・ニコンD500+AF-S NIKKOR 80-400mm f/4.5-5.6G ED VR
[PR]
by hideaki0310 | 2016-06-29 07:00 | 落石クルーズ | Trackback | Comments(0)

エトピリカ(Tufted Puffin)~2016.06

b0148352_22121551.jpg落石クルーズの目玉、エトピリカです。悪天候のため予約していた土曜日の午後便が欠航になってしまいましたが波もなんとか収まった日曜日の便は無事出航となりました。イーグルさんのブログ(道東の野鳥情報 http://eastern-hokkaido.blogspot.jp/)には詳しく書かれていますがこの時はユルリ島、モユルリ島に環境省の委託調査が入っており、調査船による周辺地域への立ち入りの影響で海鳥の観察状況が思わしくないとのアナウンスを事前にガイドの方からお聞きしていました。一バードウオッチャーとして意見を言わせていただくと、海鳥の繁殖に影響を与えかねない調査であればまったく必要がないと思います。ユルリ島、モユルリ島の貴重な環境、繁殖地を守ろうとしている地元の方々には是非頑張っていただきたいと思います。全面的に応援しています。

一抹の不安を抱えて出発したクルーズでしたが結果としては素晴らしい出会いに恵まれました。ユルリ島手前で、まずウミスズメ。次にハシブトウミガラス、そして極めつけがツノメドリ!その後も本命のエトピリカを複数観察することができました。ツノメドリについては次回の記事でご紹介したいと思います。

クルーズの本命エトピリカ。ポイントについた当初は姿が見えず心配しましたが、ユルリ島、モユルリ島の間の海域に4羽の群れを発見できました。やはり何度見ても興奮します。その後もクルーズ船のすぐそばでじっくり観察することができました。
b0148352_22123364.jpg


島からやや離れた沖合で2羽のエトピリカを間近に観察することができました。本来、この時期にこのような沖合で見ることはないらしいのですが、今年は例年と少し行動パターンが異なるようです。繰り返される委託調査の影響でないことを祈ります。
b0148352_2212426.jpg


ハシブトウミガラス。夏羽のハシブトウミガラスは初めて見ました。遠くで見つけた時はウミガラスかと思ったのですが、近づいてみると上嘴基部に白線があるのが見えたのでハシブトウミガラスと分かりました。嘴もウミガラスに比べると太く遠くから識別する場合には嘴の白線よりも頭が大きく見えるという点がポイントになると思います。
b0148352_23283235.jpg

b0148352_23284285.jpg



ケイマフリ。
b0148352_22131488.jpg


ウトウ
b0148352_22132447.jpg


ウミスズメ
b0148352_22133266.jpg


2016年6月中旬・撮影地根室市沖(落石ネイチャークルーズ)/ニコンD500・ニコンD500+AF-S NIKKOR 80-400mm f/4.5-5.6G ED VR
[PR]
by hideaki0310 | 2016-06-27 07:00 | 落石クルーズ | Trackback | Comments(0)

ウミガラス(Common murre)~2014.7(E)

b0148352_17301344.jpg

6月中旬に続く落石クルーズ。6月中旬の時は気温もまだまだ低く防寒対策もばっちりしていったので寒さを感じることはありませんでしたが、今回は7月の下旬、しかも根室地方としては比較的気温が高かったのでちょっと油断しました。上はアンダーウエアにネルシャツ+登山用の雨カッパ、下はジーンズで手袋も持たずという格好で乗船しましたが。。。甘かったです。凍えることはありませんでしたがやはり寒く、手袋は必須だと思いました(笑)
鳥のほうはウミガラス、エトピリカ、ケイマフリ、ウトウといったこの時期定番のメンバーが姿を見せてくれました。ツノメドリは今季はまだ観察されておらず、狙っていたウミバトを見ることもできませんでしたがそれはそれ。また冬の時期のお楽しみとしたいと思います。


夏羽のウミガラス。夏羽のウミガラスは遠くからでもお腹が白いのですぐにわかります。今回は船のすぐそばでのんびりしてくれたのでしっかりと撮影できました。他に群れで飛んでいる4羽のウミガラスも観察しました。確実に繁殖しているという記録はまだないとのことでしたがこの時期に相当数のウミガラスが見られているので繁殖している可能性は高いと思います。
b0148352_17305163.jpg
b0148352_17314284.jpg



エトピリカ。今回初めてエトピリカの若鳥を観察しました。繁殖に参加している成鳥と違ってユルリ島のかなり手前でその姿を見ました。全身ほぼ真っ黒で嘴のオレンジも目立ちません。遠目でみるとウトウのように見えますからいままで見逃していたかもしれません。
b0148352_17325738.jpg

こちらが成鳥。繁殖期の真っただ中のため少々落ち着きのないように感じられました。
b0148352_17334124.jpg



昨年に引き続き観察できたのがこのカンムリウミスズメ。昨年同様すでに冬羽に換羽していました。落石クルーズでは毎年7月に入るとしばしばカンムリウミスズメが観察されています。日本で繁殖するウミスズメ科の鳥は7種類いますが、このうち6種類は北日本や北海道周辺の亜寒帯を主な分布域としています。唯一カンムリウミスズメだけが黒潮や対馬海流の影響のある暖帯海域に生息しています。知られている繁殖地の北限は、日本海側では石川県の七ツ島(最近山形県の飛島周辺での繁殖の可能性が話題となった)、太平洋側では伊豆諸島です。カンムリウミスズメの繁殖は早く3月~4月にかけてですから伊豆諸島で繁殖を終えた個体群がこの海域まで移動していることになります。カンムリウミスズメの繁殖期以外の行動はあまり知られておらず、近年まで北海道の根室沖までやってくることも知られていませんでした。
b0148352_17341989.jpg
b0148352_1735369.jpg



シロエリオオハム。6月中旬には成鳥の夏羽を見かけましたが今回は若い個体のみでした。しかしながら相当数がこの海域に夏もとどまっていることがわかります。
b0148352_17354723.jpg



ウトウ。
b0148352_17362075.jpg



海鳥の生態はまだまだ知られていないことが多く、そのために貴重な種類の保護が進まないという点も多くあるようです。落石クルーズは地元の方の努力もあって今年運行を始めて5年目とのことでした。このクルーズが始まってから今まで知られていなかった鳥たちの行動も徐々にわかってきていますし、周辺の漁師さんたちの協力で網にかかって死んでしまう鳥たちもかなり減ったそうです。単に観光だけでなく海鳥の保護につながっているこのクルーズの意義は非常に大きいと思います。この記事を読んだ皆さんも是非機会があればこのクルーズに乗船してみてください。海鳥の魅力にはまること請け合いですよ。

2014年7月下旬/撮影地根室市沖(落石クルーズ)/ニコンD4s+Ai AF-S Nikkor 300mm f/4D IF-ED(テレコンバーター使用)
[PR]
by hideaki0310 | 2014-08-11 07:00 | 落石クルーズ | Trackback | Comments(0)

シロエリオオハム(Pacific Diver)~2014.06(M)

b0148352_18544065.jpg

落石クルーズではこのシロエリオオハムの他、オオハム(冬羽)とアビ(冬羽)のアビ類3種を観察することができました。特にシロエリオオハムは船が近づいてものんびりしていてくれていたため、なかなか目にする機会の少ない夏羽を比較的近距離で観察できたのは収穫でした。アビ3種の中でもアビに関しては比較的識別は容易ですがシロエリオオハム、オオハムについてはかなり難易度が上がります。飛んだ時に見える下尾筒のラインの有無を確認できればいいのですが毎回確認できるとは限りません。夏羽では前頸の黒班の光沢が緑ならオオハム、紫ならシロエリオオハムですがこれも光線の関係ではっきり見えることは希です。今回の個体はオオハムに比べてやや短くほっそりした嘴、後頭から後頸がオオハムより明るい銀白色からシロエリオオハムと判断しました。

下の写真は2日目、暴風雨の中漁港に避難してきた個体です。悪天候の中の観察だったので体色はよく見えず浮かんでいる姿を見てオオハムかと思いますたが(オオハムの方が全体に浮き上がって見え、脇後方に白班が見える)次の日に同じ個体を観察した方か前頸が紫だったとのお話を聞きました。あらためて写真を見てみると嘴は短く細いのでシロエリオオハムだと思われます。やはりこの2種の識別は難しいです。
b0148352_18545673.jpg
b0148352_1855723.jpg
b0148352_18551625.jpg

シロエリオオハム若鳥。この時期は夏羽の個体が多いですが冬羽の個体も少なくありません。この個体も冬羽かと思いましたが、褐色みがあることから若い個体ではないかと思われます。
b0148352_21284920.jpg


2014年6月中旬・撮影地北海道根室市ユルリ島周辺/温根元漁港
[PR]
by hideaki0310 | 2014-07-03 06:00 | 落石クルーズ | Trackback | Comments(0)

エトピリカ(Tufted Puffin)~2014.06(M)

b0148352_1464861.jpg今年も落石クルーズに乗船してきました。当初は3日目の午後便と最終日の午前便の2便に乗船する予定でしたが発達した低気圧の余波で3日目は欠航となってしまい、最終日の午前便に乗船しました。6月の中旬といえばエトピリカの観察にはやや時期が早いのですが、その分ミズナギドリやアホウドリなどが期待できます。今回は期待していたミズナギドリの大群は見られませんでしたが、エトピリカのユーモラスな姿を見ることができました。

メインのエトピリカは3羽が観察できました。ユルリ島とモユルリ島が見渡せる沖側がエトピリカの一番の観察ポイントですが最初はその海域に到着してもエトピリカの姿が見つからなかったので少々焦りました。しかし双眼鏡で丹念に探していくとユルリ島近くに2羽のエトピリカが浮かんでいるところを見つけることができました。遠くからエトピリカを発見するコツは海面にいる場合には顔の白い鳥を探すこと、飛んでいる場合には海面からやや高い場所を直線的に飛んでいる鳥を見つけることです。
b0148352_13581234.jpg
b0148352_13582125.jpg




ウミスズメ(ancient murrelet)。ユルリ島までの海域で出会えました。4羽の群れで船が近づくと一旦潜るのですが長くは潜れないので近く浮き上がってきます。この時期ならではの夏羽でした。
b0148352_1414622.jpg
b0148352_141551.jpg
b0148352_142371.jpg




ケイマフリ(Spectacled Guillemot)。落石クルーズでは毎回見られるケイマフリですが、今回は繁殖のために集まっていた群れを観察することができました。50羽ほどの群れでしたがあちこちでつがい同士で鳴き合う「ピッ、ピッ、ピッ、ピッ、ピッ」という愛らしい声がクルーズ船まで聞こえてきます
b0148352_1422970.jpg
b0148352_142437.jpg
b0148352_1425159.jpg

発達した低気圧が通過した余波でうねりがかなりあり観察、撮影には苦労しましたが、今回もまた新しい発見のあったクルーズでした。また7月下旬に訪れる時もクルーズに参加しようと思いっています。

2014年6月中旬・北海道根室市ユルリ島周辺
[PR]
by hideaki0310 | 2014-06-30 06:00 | 落石クルーズ | Trackback | Comments(0)

ハイイロヒレアシシギ(Red phalarope)~2013.07

b0148352_1249161.jpg

ハイイロヒレアシシギの群れ。潮目には海上から見ると藻などが集まっているだけに見えるが、彼らから見れば餌となるプランクトンが豊富に集まる場所である。このような潮目には相当数のヒレアシシギが見られた。よく見るとアカエリヒレシシシギが少数混じっている。大きさを比較すると図鑑のとおり、ハイイロヒレアシシギの方がかなり大きいことがわかる。ハイイロヒレアシシギも夏羽から冬羽に換羽中のものがほとんど。
b0148352_12492053.jpg
b0148352_12493021.jpg

アカエリヒレアシシギ。ハイイロヒレシシギとの比率は1:9といったところ。
b0148352_12494030.jpg

クルーズの人気者ケイマフリ。今回は霧に阻まれて少数しか確認することができなかったが、このあたりでは相当数が繁殖しているらしい。
b0148352_12495023.jpg
b0148352_1250086.jpg


2013年7月下旬・撮影地根室ユルリ島周辺海域
[PR]
by hideaki0310 | 2013-08-12 05:00 | 落石クルーズ | Trackback | Comments(0)

カンムリウミスズメ(Japanese Murrelet)~2013.07

b0148352_19484512.jpg

今回のクルーズでは予想外の出会いがあった。カンムリウミスズメとの出会いである。この周辺海域では、近似種のウミスズメは繁殖しており、私が乗った日の前日には雛連れのウミスズメが見られたという。それに対してカンムリウミスズメは、繁殖地の北限は太平洋側では伊豆諸島、日本海側では石川県の七つ島周辺と言われており、落石周辺海域では繁殖は確認されていない。したがって、今回の個体は伊豆諸島などで繁殖した個体(カンムリウミスズメの繁殖時期は早く4月~5月)がこの場所まで北上した可能性が高い。もともとカンムリウミスズメは日本海流や対馬海流といった暖流の流れに沿って生息しているといわれる。この時期、この落石周辺で見られるカンムリウミスズメは夏期に流れが強まる日本海流にのってやってくるという仮説が成り立つのではないだろうか。。
b0148352_1949532.jpg

さらに興味深かったのが、すでに冬羽になっているという点。図鑑などでは繁殖地周辺で撮影されたであろう夏羽のカンムリウミスズメの写真はよく目にするが、冬羽のカンムリウミスズメの写真はほとんど見ない。もちろん私自身の初めて冬羽を目にした。夏羽のような冠羽はなく、頭頂は黒く、逆に喉から首にかけては夏羽と同じく白いが、その白い部分が目の前後にまで及ぶ。
b0148352_19493513.jpg
b0148352_1949453.jpg

カンムリウミスズメの繁殖の実態などは最近の調査等によって徐々に明らかになってきているが、繁殖期以外の行動にはまだまだ不明な点が多い。落石周辺では毎年7月~8月にかけての観察例が多いとのことなので、カンムリウミスズメの行動に関して貴重な記録となるのではないだろうか。

2013年7月下旬・撮影地根室ユルリ島周辺海域
[PR]
by hideaki0310 | 2013-08-08 05:00 | 落石クルーズ | Trackback | Comments(0)

ウミガラス(Common Murre)~2013.07

b0148352_1215127.jpg

今回のクルーズでは夏羽のウミガラスに出会うことができた。ウミガラスと言えば、道北の天売島が有名であるが、近年天売島では個体数が激減しているという。ここユルリ島周辺ではエトリピリカと同様、少数が繁殖をしており、夏期でもその姿を見かけることが多い。
b0148352_12151113.jpg

光線の具合で顔から背中にかけてチョコレート色に見える。深い霧の中、海中に首を突っ込んで潜水しながら餌を探していた。この海域では近い仲間のハシブトウミガラスも観察することができるが、ウミガラスの方が嘴が細くて長い。上嘴基部の白線もほとんど目立たない。
b0148352_12175343.jpg

上の写真は、同じ海域で2月に撮影したもの。

2013年7月下旬・撮影地ユルリ島周辺海域
[PR]
by hideaki0310 | 2013-08-05 05:00 | 落石クルーズ | Trackback | Comments(0)

エトピリカ(Tufted Puffin)~2013.07

b0148352_2051937.jpg

落石クルーズ、この時期の目玉のエトピリカ。写真の通り、オレンジ色の嘴、白い顔が特徴の愛くるしい野鳥だ。本来の繁殖地は千島列島以北と言われており、ここユルリ島周辺は、エトピリカの繁殖地としては南限となる。しかも日本での確実な繁殖地は今この場所だけだろうと思われる。ウトウと違い、昼間でも活発に行動する。しかもこの目立つ体色であるため、晴れていれば遠くからでも発見はしやすい。この日は前述の通り、深い霧に覆われていたため発見にやや時間がかかった。双眼鏡で探す際のポイントはたくさんいるウトウと違い、顔が白い点だ。これは遠くから探す際にとても有効となる。また、飛んでいる場合には、ウトウやケイマフリと違って海面からかなり高い場所を飛ぶこと多く、これも遠くから発見する場合には目安になるだろう。
b0148352_206349.jpg

夏羽のため、目の上の飾羽が長く伸びている。この落石クルーズでエトピリカを見たのは3回目であるが、今まで一番近くから観察することができた。これも濃い霧のおかげかもしれない。掲載した写真はかなり加工してあるのであまりわからないかもしれないが、実際は霧でほとんど真っ白にしか写っていない。
b0148352_2062075.jpg

今年の落石クルーズでのエトピリカの遭遇率は今のところなんと100%!だそうだ。

2013年7月下旬・撮影地ユルリ島周辺
[PR]
by hideaki0310 | 2013-08-01 05:00 | 落石クルーズ | Trackback | Comments(0)