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春の舳倉島その3~アマツバメ他

今回の舳倉島ではいわゆる珍鳥といった種類は多くなかったのですが、珍鳥まではいかなくても普段なかなかじっくりと見られなかった種類を見ることができました。

まずはアマツバメです。
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アマツバメは夏に日本にやってくる夏鳥で高山の岩場などで繁殖します。夏山に登るとよく上空で餌をとっている姿を見かけますが、飛行速度がはやくなかなか写真に収めるのは難しいです。地元では渡りの時期に姿をみせつい先日もはるか上空を飛行している姿をみました。ツバメに比べるとやや大きく、鳴き声も違います。
写真には撮れませんでしたが、したから見上げる翼の形が鎌のように見えるのが特徴です。
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今回は舳倉島にある竜神池という池の上空をツバメと一緒に飛行していました。わたりの途中のせいか飛行速度はそんなに早くないように感じました。

ツツドリです。
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今回はトケン類、とくにジュウイチを期待していたのでですが、残念ながらジュウイチには会うことはできませんでした。代わりにツツドリそれも見事な赤色型を撮ることができました。ツツドリの赤色型は成鳥のメスに見られるとのことなのでこの個体はメスということになります。
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この個体も渡りの途中でつかれていたのでしょう、飛んでもあまり遠くにはいかず周辺の草原を飛びまわっていました。
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どうやら地上で虫を探しているらしくなかなか草のなかから出てこないようでしたが、日が暮れる前の夕方にかけて積極的に行動していました。
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ヒレンジャyクです。今年関東ではレンジャクが少なく私は見ることができなかったのですが、舳倉島で会えました。
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10羽くらいの群れで行動していましたが、なかなか低い枝にはきてくれませんでしたので、ほぼ真下からのショットです。。レンジャクといえばヤドリギを想像しますが、この島ではなにを食べているのでしょうか?
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舳倉島で見られた鳥はあと数回にわたって紹介いたします。

2010年5月中旬・撮影地石川県舳倉島
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by hideaki0310 | 2010-05-24 15:00 | 舳倉島 | Trackback | Comments(0)

春の舳倉島その2~キガシラセキレイ他

ツメナガセキレイです。
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今回訪れたときに一番目立ったのがセキレイ類でした。島の北側にあるこの岩場はセキレイ類の餌となる小さな虫がたくさんいるようで、ハクセキレイを筆頭に数種類のセキレイ類やホオジロ類が観察できました。その中でも一番数が多かったのがこのツメナガセキレイです。
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すっかり夏羽に変わっており地味な冬羽とは別の種類のようです。
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ツメナガセキレイはいくつかの亜種に分類されますが、今回見られた亜種は北海道で繁殖しているツメナガセキレイとは違い、マミジロツメナガセキレイのようです。一枚目はちょっと顔の部分が黒くシベリアツメナガセキレイの特徴があるのですが、白い眉班が目の前方にもあるのでマミジロツメナガセキレイだと思います。マミジロツメナガセキレイは白い眉班が特徴で他の亜種に比べるとくちばしから目の後ろまであります。写真の個体は少し眉班がはっきりしないので最初は別の亜種かと思いましたがマミジロでいいと思います。キマユ以外の亜種の夏羽を見たのがはじめてだったのでかなり迷いましたが先輩からのアドバイスで気がつきました。
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次は今回初めて見ることができたキガシラセキレイです。強烈な日差しと距離に阻まれちょっとぼやっとした画像ですがライファーです。
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同じ岩場にいたコホオアカです。ここではもはや普通種のようです。
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最後は前回掲載したシマアオジと同じ場所にいたムネアカタヒバリです。かなり胸の部分が赤くなっていました。
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2010年5月上旬・撮影地舳倉島
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by hideaki0310 | 2010-05-13 11:26 | 舳倉島 | Trackback | Comments(6)

春の舳倉島その1~シマアオジ他

シマアオジです。
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先週末は日帰り弾丸ツアーで舳倉島に行ってきました。今年は天候不順の影響で渡り鳥が少なく、特に夏鳥の数が多くないとの話を聞いていました。実際に島に上陸しても話に聞いていたとおりの状況で特にヒタキ類の数が少なく感じました。日帰りでしたので鳥の動きが鈍い昼間の時間帯で会ったことも影響していると思います。
そんな中まず出会えたのがシマアオジです。北海道の原野で繁殖するシマアオジですが渡りの島である舳倉島では比較的よく見られます。この個体は成鳥のオスです。
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さらに少しの間だけでしたがシマアオジのさえずりも聞くことができました。ホオジロのさえずりをさらに柔らかくしたようななんとも心地よい歌声です。
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次はキマユホオジロです。キマユホオジロも渡りの時期に舳倉島ではよく見られる種類です。キマユの名前の通り黄色い眉が特徴です。
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舳倉島に2軒ある民宿のうち一軒の民宿前の草地に一羽だけいました。
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最後がシロハラホオジロです。シロハラホオジロも本州ではなかなか見ることができない種類の一つです。海岸の岩場で餌をとっていました。
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じっとしているとすぐそばまで来ます。警戒心はあまりないようです。
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正面から見ると黒い頭と白いラインが目立ちます。カシラダカの夏羽に似ていますがカシラダカの顔にはこのようにはっきりしたラインはありません。
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次回はセキレイ類を紹介します。

2010年5月上旬・撮影地舳倉島
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by hideaki0310 | 2010-05-09 23:52 | 舳倉島 | Trackback | Comments(6)

オオハムorシロエリオオハム

オオハムSPです。
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春の嵐が過ぎ去ったあとの海岸で見つけました。この個体を最初に見たときにはシロエリオオハムか?と思いました。というのは過去、この海域でこの時期に見られるオオハム類はシロエリオオハムが多かったからです。下の写真からもお分かりになると思いますが、かなり夏羽への換羽がすすんだ個体でした。
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強風にあおられたからでしょうか、めずらしく岸壁近くを泳いでいました。最初はシロエリオオハムと思っていましたがじっくり観察すると疑問がわいてきました。それは泳ぎ方です。シロエリオオハムはもうちょっと体全体が沈んでいる感じで泳ぐ印象がありましたがこの個体はかなりお腹の白い部分が水面に見えていました。そこでいろいろと調べてみたり先輩にポイントのレクチャーを受けたのですが最終的にオオハムともシロエリオオハムとも判定できないという結論に達しました。図鑑などを見てみるとオオハムのほうがやや大きく喉の部分が黒又は暗い緑色でやや上を向いた嘴、シロエリオオハムの喉は黒紫色で嘴がまっすぐとあります。この個体は喉の部分は黒緑色とオオハムの特徴ですが、くちばしはまっすぐでシロエリオオハムの特徴もあります。
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典型的なオオハムは頭の形が四角い形状をしていますが、この点は写真の角度によって見えたり見えなかったりで判断がつきません。
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最大の違いは飛んだときに見える下尾筒に黒い線があるかないか(あればシロエリなければオオハム)といことですが、残念ながら飛んでいるところは見られませんでした。最後にこの海域では冬はオオハム、春は圧倒的にシロエリオオハムが多いとのことです。その点ではシロエリオオハムの可能性が高いのかもしれません。
こんな至近距離で見られたのに識別ができないとは驚きましたが、そこがまた魅力なのかもしれません。


2010年4月下旬・撮影地銚子外川漁港
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by hideaki0310 | 2010-05-07 02:21 | 千葉県 | Trackback | Comments(2)

春のシギチその3~ツルシギ

ツルシギです。
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ツルシギは春、比較的早く飛来する種類です。秋にも見られますが秋は幼鳥が多く成鳥、それも夏羽を見ることは少なく、私自身も完全な夏羽の個体を見たことがありませんでした。今回、完全ではありませんがほぼ夏羽に近い個体を見ることができました。
ツルシギは淡水性のシギですから干潟ではなく今回のようなハス田で見ることができます。また、他の淡水性のシギとは違って比較的水深のある場所で泳ぐようにして採餌することが多いようです。3~4羽のツルシギが胸まで水につかって餌をさがしています。この個体はまだ冬羽に近いです。
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見事、ドジョウを捕らえました!
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水深のある場所では下の写真のように頭を完全に水の中につっこんでしまいます。
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下の写真の個体はだいぶ夏羽に近づいています。くちばしは赤いままです。
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さらに夏羽に近い個体です。
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下の写真の個体はが今回一番黒い個体でしたが近くには来てくれませんでした。
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羽の裏側は黒い身体とは正反対でした。
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2010年4月下旬・撮影地茨城県稲敷市
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by hideaki0310 | 2010-05-03 23:48 | 茨城県 | Trackback | Comments(6)