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ツメナガホオジロ~離島より

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9月の連休を利用して離島に渡りました。昨年は海が荒れて船が出ずに断念しましたが、今年は天候に恵まれました。一昨年のこの時期の記録を見てみるとメインはムシクイ類です。その他、トケン類やホオジロ類も期待できます。今回のターゲットはツメナガホオジロ。離島では珍鳥というわけではありませんが、3年前に姿を一瞬見て以来、じっくりと観察する機会に恵まれません。時期的には少し早いですが今回可能性は十分です。他にはアカマシコ、ヨーロッパビンズイ、マミジロタヒバリ、セジロタヒバリあたりが観察できたらと期待していました。この時期の離島はまだ一面草に覆われていて、鳥を探すのはなかなか大変です。秋の渡りは春の渡りに比べて種類数、個体数ともに少なく、さらに春と違って囀らないので、地鳴きや草むらから飛び出す一瞬で種類を識別する力が要求される難しい時期と言えるでしょう。今回は自分が確認した記録は2日間で43種類、同行者の確実な記録を含めて52種とやはり春と比べると圧倒的に少ないです。

ツメナガホオジロ。今回のターゲットでした。島に渡った初日に北西側の海岸で見ることができました。島に渡ってきたばかりらしく岩の間に生えている草の種子を盛んについばんでいて、あまり警戒する様子はありませんでした。
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全体のシルエットはホオジロに比べるとやや体は太く、尾は短く見えます。また、写真には撮れませんでしたが、飛んだ時明らかに羽が長く見えます。止まった時は初列風切の突出が目立つのが写真からわかると思います。この個体は頭頂部の黒い縦班があること、胸の黒い斑点がはっきりしていないのことなどから♀、それも若い個体のようです。
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2011年9月下旬・撮影地石川県/撮影機材ニコンD300+TCー14EⅡ+AF-S NIKKOR 500mm f/4G ED VR
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by hideaki0310 | 2011-09-27 00:57 | 舳倉島 | Trackback | Comments(2)

ダイシャクシギ

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彼岸の入りである今日は昨日までのうだるような暑さから一転、長袖が恋しくなるような涼しい一日となりました。昔から「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉がありますがまったくその通りとなりました。程度の差こそあれ、昔からこの時期までは暑い日があったのだろうということが想像できます。南海上を進む台風15号は気になりますが、この台風が抜ければ一気に秋めいてくるのではないでしょうか。先日、地元の山ではエゾビタキが見られたとのお話を聞きました。小鳥たちの渡りのシーズンもいよいよ本番です。

今回は先日訪れた干潟から。。干潟では秋の渡りは後半戦です。数日前から見られているというダイシャクシギ。遠目からでも一発で分かるこの大きな体と長い嘴はいつ見ても迫力があります。このような大型のシギを目にすることが少なくなったのはまことに残念です。この日は2羽のダイシャクシギが見られました。
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オオソリハシシギ。春の渡りの時期と違って地味な羽色ですが、やはり存在感があります。
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オバシギ。中型シギでは一番多く見られました。幼鳥と成鳥の識別にチャレンジしてみましたが、なかなか難しいです。写真の個体は羽根に黒いサブターミナルバンドが見られますので幼鳥だと思います。
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ミヤコドリ。この日は全部で40羽ほどのミヤコドリがいました。ほぼ一年中見られるということは非繁殖個体の集団なのでしょうか??
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2011年9月中旬・撮影地千葉県/撮影機材ニコンD300+TC-14EⅡ+AF-S NIKKOR 500mm f/4G ED VR
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by hideaki0310 | 2011-09-20 20:33 | 千葉県 | Trackback | Comments(0)

ハジロコチドリ~秋の渡り

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暑い日が続いています。私が子供のころも暑かったのでしょうが、ここ10年ほどは確実に気候が変わってきていると感じざるを得ないほど暑くなりました。そんなこともあってか、鳥たちの渡りにも確実に変化が見られているような気がします。渡りの時期が早まっているような気がするのです。むろん、年によって変動はありますが、以前10月にならなければ見られなかったエゾビタキが9月に見られるようになり、サシバなどの渡りも半月ほど早くなっているというデータもでています。なんだか逆なような気もしますが、気候の変動が鳥たちの行動にも影響を与えているのは確実でしょう。今回は秋の渡りの時期を狙って干潟に行ってきました。今年の淡水性シギチの渡りは散々でした(まだ終わっていませんが)ので、干潟に期待して出かけました。印象としては種類はそこそこですが、個体数自体あまり多くないという感じです。シギチ類が全部で13種類、アジサシが2種類、他にはウミネコ、コサギといったメンバーが見られました。

今回、特に珍しいものは見られませんでしたが、2羽のハジロコチドリを近くで見ることができました。特徴である黄色い足がとにかく目立ちます。こちらの個体は嘴の黄色い部分もなくなりほとんど冬羽といった装いでした。
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こちらの個体はまだ嘴の基部に黄色い部分が残っていました。
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じっとしていると向こうから近づいてきてくれますので、無理に追っかける必要はまったくありません。
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ソリハシシギ。一羽だけいました。ソリハシシギは行動に愛嬌があるので見ていて楽しいです。相変わらず素早い!
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ミユビシギ。今回一番多かった種類です。冬羽に移行していた個体がほとんどでしたが、尾羽にはまだ夏羽が残っているものも見られました。
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トウネン。ミユビシギに比べると数はだいぶ少ないです。
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メダイチドリ。メダイチドリも数は少なく念のため、オオメダイチドリが混じっていないか確認しましたが、今回は見られませんでした。
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2011年9月中旬・撮影地千葉県
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by hideaki0310 | 2011-09-14 09:15 | 千葉県 | Trackback | Comments(2)