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リュウキュウアカショウビン(Ruddy Kingfisher)~2012.07

真夏の太陽が照りつける石垣島。この時期は野鳥たちの子育ても一段落し、島は比較的ひっそりしている。それでもいたるところから聞こえてくるアカショウビンの鳴き声、青い海をバックに舞うアジサシ、人影のない早朝のビーチで餌をとる白色型のクロサギなどが南の島に来たことを感じさせてくれる。

夜の生き物観察ツアーで見つけたアカショウビン。もっと茂った葉の中で寝るものと思っていたが、比較的空間がある場所で休んでいた。このような場所のほうが外敵を発見しやすいからなのだろうか。。
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2012年7月下旬・沖縄県石垣市
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by hideaki0310 | 2012-07-30 07:00 | 南西諸島 | Trackback | Comments(4)

ベニマシコ(Long-tailed Rose Finch) ~2012.06

今までの北海道はどちらかというと草原、高山帯、海鳥中心に観察をしていて、低山帯の野鳥はじっくり観察をすることがなかったが、今回は一日、それも早朝のみであったが根室の林道を歩いてみた。林道といっても国道から入ることおよそ3キロをくらいまでの範囲までであるが、湿地、広葉樹、針葉樹など環境が変化に富んでいて実に多種の野鳥が生息しているのには驚いた。根室地方ほぼ水平の森林帯を歩くだけで低山から本州でいえば亜高山の野鳥を堪能できるすばらしい環境であることを再認識することができた.

まず、国道から林道に入ってしばらくは左手に湿地帯、右手に広葉樹の林が続く。入り口ではベニマシコ、コヨシキリ、エゾセンニュウなどの草原性の野鳥、ヒガラ、シジュカラ、ハシブトガラ、ゴジュウカラなどの森林性の野鳥が出迎えてくれる。
林道の入り口で出会ったベニマシコ♂。この辺りでは多数生息しているのか、大型トラックが行きかう国道沿いを歩いていても声が聞こえてくる。
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先に進むと広葉樹の森が広がる。そこではアカゲラ、ウソ、ルリビタキ、コマドリ、コルリ、アオジ、アオバト、エゾムシクイ、アカハラなどの声が聞こえてきた。
アカゲラ♂。道を歩いていると突然目の前の木に止まってドラミングを始めた。
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コマドリ、コルリ、ウソなどが海岸からほど近い森林地帯で見られるのはここ北海道ならはといった印象。その先の針葉樹はあまり見ることができなかったが、やはり林道わきからさまざまな野鳥の声が聞こえてきた。
エゾセンニュウ。この鳥は姿が見れただけでもラッキーだった。ここ根室での個体数は多い。
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今回お世話になった宿のご主人は長く風連湖の湖畔で民宿を営んでおり、根室の自然の変遷をご存じの方であった。私など外部の人間からすればまだまだ自然豊かな環境に思えるのであるが、この根室でも野鳥の減少は著しいとのこと。シマアオジが見られなくなったのはかなり前の話であるが、ここ最近、ノゴマの減少が目立つとのことだった。個体数が減少した結果、ノゴマの声を聴くことができる時期がどんどん遅くなってきているらしく、今年は6月に入ってようやく宿周辺で声が聞こえたとのことだった。いつまでもノゴマの声が響く場所であってほしいと切に思う。
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2012年6月中旬・北海道根室市
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by hideaki0310 | 2012-07-26 07:00 | 北海道 | Trackback | Comments(0)

コアホウドリ(Laysan Albatross) ~2012.06

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落石漁港からユルリ島周辺海域まで向かう途中に出会ったコアホウドリ。船の舳先にたって前方を見つめているとウミネコより明らかに大きく、白い海鳥が近づいてきたのを肉眼で発見。まっすぐにこちらにやってくる。コアホウドリとわかったと同時にあっという間に船の左舷を通過していった。コアホウドリはこの時期北海道や東北沿岸では比較的よく姿を見かけるが、ここ落石では陸地からそう離れていない場所であるにもかかわらず、遭遇率が高い。同じ仲間のクロアシアホウドリに比べるとサイズはだいぶコンパクト。翼もクロアシアホウドリのほうが胴体に対して細長い印象。
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この日はこのあたりの海域にしては風もなく、波もおだやかだった。海面すれすれをほとんどはばたかずに飛ぶ。この長い翼の浮力は相当のものだろうと想像できる。
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2012年6月上旬・落石クルーズ
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by hideaki0310 | 2012-07-20 07:00 | 落石クルーズ | Trackback | Comments(2)

ハシブトウミガラス(Brünnich's Guillemot)~2012.06

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ユルリ、モユルリ島周辺では多くの海鳥が繁殖している。人の立ち入りが制限されているこの海域は、ここの目玉のエトピリカをはじめ、チシマウガラス、ウミガラス、ケイマフリといった北方系の海鳥たちにとっては貴重な繁殖地である。ウミガラスの有名な繁殖地として知られる天売島ではここ数年ほとんど繁殖が確認されていない。戦前は40,000羽と言われたウミガラスがほぼ見られなくなってしまった理由として、イワシ、サンマなどの乱獲による餌の減少、天敵であるオオセグロカモメの増加など様々な要因が絡んでいるようだ。そんなウミガラスであるがこのユルリ、モユルリ島周辺では夏でもよくその姿を見かける。今回もウトウとともに複数個体のウミガラスを確認することができた。ウトウとウミガラスの混群。(一番左と四番目がウトウで他はウミガラス)
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すると船の近くに一羽のウミガラスを発見。のどの部分が白いので夏羽ではないようだ。この時期に冬羽ということはちょっと考えづらいので若い個体か?さらによく見るとほほの部分は黒く、ウミガラスではなくハシブトウミガラスではないか?しかし特徴である上嘴の白色部が見られない。距離があったのでこれ以上は詳しく観察できなかったが、船を降りてから写真を拡大してみるとウミガラスにしては嘴が太く感じられる。(その後、冬羽のハシブトウミガラスと判断しました)
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ウトウ。この海域では非常に数が多い。この周辺で相当数が繁殖しているのだろう。
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2012年6月中旬・落石クルーズ
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by hideaki0310 | 2012-07-16 07:00 | 落石クルーズ | Trackback | Comments(0)

ケイマフリ(Spectacled Guillemot) ~2012.06

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北海道の楽しみといえば海鳥。この落石のクルーズ船に乗り込むのは今回で3回目。初回は7月下旬、2回目は2月j初旬、そして今回の6月中旬である。2月はもちろん凍えるような寒さだが、6月のこの時期もまだまだ寒い。厚手のフリース、ダウン、手袋は必須となる。それにしてもこの海域の鳥影の濃さにはいつも驚かされる。今回はオオハム、ウトウ、ケイマフリ、ウミガラス、エトピリカ、コアホウドリ、トウゾクカモメ、ウミネコ、オオセグロカモメ、オジロワシが見られたが、この時期だとほかにヒレアシシギ、ミズナギドリなども見られることが多い。最近、ついにツノメドリが観察されたと聞く。
そんな中、毎回楽しませてくれるのがこのケイマフリ。このクルーズ船の目玉はなんといってもエトピリカであるが、世界的に見るとこのケイマフリの方が分布が狭く、数も少ない。そういった理由で海外のバーダーたちはエトピリカよりもケイマフリのほうをありがたがるらしい。黒い体に白いアイリングと赤い足、姿も愛くるしく人気の野鳥だ。
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2012年6月中旬・北海道落石クルーズ
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by hideaki0310 | 2012-07-13 07:00 | 落石クルーズ | Trackback | Comments(2)

エゾアカゲラ(Great Spotted Woodpecker) ~2012.06

亜種エゾアカゲラ。本州の亜種アカゲラに比べると雨覆の白斑が大きいことが分かる。いつも感じることであるが北海道はキツツキ類が非常に多い。やはり森が豊かな証拠だろう。
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2012年6月中旬・北海道根室市
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by hideaki0310 | 2012-07-10 07:00 | 北海道 | Trackback | Comments(0)

オジロワシ(White-tailed Eagle) ~2012.06

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野付半島の海岸線を走っていると道路わきのテトラポットの上にオジロワシが2羽。羽色からすると成鳥と思われるので付近で繁殖しているのだろう。ここ数年でこの時期に見るオジロワシの数が徐々に増えているような気がする。
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2012年6月中旬・北海道野付半島
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by hideaki0310 | 2012-07-07 07:00 | 北海道 | Trackback | Comments(0)

フルマカモメ(Northern Fulmar) ~2012.06

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今回目にした個体はほとんど淡色型。白色型は1個体のみだった。
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2012年6月中旬・北海道羅臼沖
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by hideaki0310 | 2012-07-05 07:00 | 北海道 | Trackback | Comments(0)

ハシボソミズナギドリ(Short-tailed Shearwater) ~2012.06

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羅臼クルーズの目玉の一つであるハシボソミズナギドリ。この時期はオーストラリアで繁殖を終えた群れが日本近海を通過する。日本沿岸部で見られる群れのほとんどは前年に生まれた幼鳥であり、今回出会った群れも幼鳥の群れと思われる。

この日は200羽~300羽の群れがいくつか見られたが、大きな群れになると万単位のものもあるとのことだった。ハシボソミズナギドリの群れは船が近づくと一斉に飛び立つ。その飛び立ちによって海面が波立つ。
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群れの中にはのんびりした個体もいて、船のすぐそばであわてて飛び立つものもいる。
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2012年6月中旬・北海道羅臼沖
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by hideaki0310 | 2012-07-03 07:00 | 北海道 | Trackback | Comments(0)

ウミスズメ(Ancient Murrelet) ~2012.06

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北海道2日目。午前中は羅臼のクルーズ船に乗り込んだ。このクルーズ船はクジラやシャチ、イルカといった海獣類が目玉のクルーズであるが、野鳥のほうも結構楽しめる。この時期はウトウ、ミズナギドリ、フルマカモメを多く目にする。

ウミスズメ(夏羽)。この日は波が非常に穏やかだったので小さなウミスズメを見つけることができた。一瞬カンムリウミスズメ?と思ったが、首の白い部分がほほの後方まで入っており、くちばしのピンク色が確認できたのでウミスズメとわかった。4羽の群れだった。この海域で繁殖しているのかもしれない、
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船が近づくと潜るが、すぐに浮上してくる。
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そういえばウミスズメの夏羽は初めての観察だった。
2012年6月中旬・北海道羅臼沖
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by hideaki0310 | 2012-07-01 07:00 | 北海道 | Trackback | Comments(0)