<   2013年 02月 ( 6 )   > この月の画像一覧

オジロトウネン(Temminck's Stint)~2013.02

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ヒバリシギとともによく見かけたのが、このオジロトウネン。沖縄では越冬数が多いようだ。関東でもオジロトウネンが越冬しているが、ここ沖縄ではそこかしこに見かける。今回観察した個体は成鳥の冬羽が多かった。写真の個体も背に褐色味がなく、サブターミナルバンドも見られないことから成鳥冬羽だと思われる。
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すべて同じ個体。金武はこの手のシギチがこの時期はうじゃうじゃいるのかと思いきや、広範囲にポツリ、ポツリと見られただけだった。覗いた時間が昼間でこのような状況はたまたまなのはそうでないのか、気になるところだ。

2013年2月上旬・撮影地沖縄県金武
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by hideaki0310 | 2013-02-28 07:00 | 南西諸島 | Trackback | Comments(0)

ヒバリシギ(Long-toed Stint)~2013.02

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金武の田イモ畑では何羽かのヒバリシギを見ることができた。関東では渡りの時期に目にするので、明確な夏羽、冬羽は少なく中間羽の個体が多いが、この個体は成鳥の冬羽だと思われる。数こそ少なかったが、車をブラインド代わりに観察することができた。
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喜如嘉水田の北側を流れる水路では、なぜかヒバリシギ、クサシギが集まっていた。クサシギはともかく、ヒバリシギがこのように開けた場所で堂々と採餌しているのを見るとなんだか変な気がする。
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2013年2月上旬・撮影地沖縄県金武、喜如嘉
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by hideaki0310 | 2013-02-27 07:00 | 南西諸島 | Trackback | Comments(0)

サシバ(Grey-faced Buzzard) ~2013.02

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関東ではサシバといえば夏鳥。しかしながら南西諸島では渡りの時期に大群が見られることが有名。さらにその中のかなりの個体が越冬するという。越冬中でも「ピックイー」という独特の鳴き声で鳴くことが多いので、その存在を少なからず感じることができる。英名の通り、成鳥の♂の顔は灰色の部分が多く、胸の模様も異なるので雌雄の判断をすることができる。写真の個体は♂と思われるが、灰色の部分があいまいなことなどから若い個体と推測できる。

別の場所で撮影した個体。車が通る道路わきの歩道でじっとしていた。この個体も若い♂だろう。
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以前、宮古島を訪れたときに地元の漁師さんから聞いた話が忘れられない。一昔前、宮古島では渡りの時期になると空が真っ黒になるぐらいのサシバがやってきたそうだ。地元の人は民家の屋根の上に止まるサシバを捕獲しては食べていたらしい。貴重なタンパク源だったそうだ。「今では法律で捕ることが禁止されているから捕らない。捕るほど渡ってこなくなったしなあ」

2013年2月上旬~撮影地沖縄県金武町
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by hideaki0310 | 2013-02-18 07:00 | 南西諸島 | Trackback | Comments(0)

クロツラヘラサギ((Black-faced Spoonbill) ~2013.02

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那覇空港からほど近い三角池には、毎年クロツラヘラサギが飛来する。ネットなどで調べてみるとこの三角池は大雨などが降った時に一時的に水をためておく場所のようだが、普段は単なるため池でお世辞にもきれいとは言えない。しかしながら、クロツラヘラサギの他に数種類のカモ類やシギチドリ類が見られる。年によってはソリハシセイタカシギなども飛来するらしい。私が立ち寄ったときはクロツラヘラサギは全部で10羽だった。基本的に昼間は寝ているがたまに餌をとるためだろうか起きだして独特の採餌方法を披露してくれる。
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成鳥と幼鳥が混じっていたが、幼鳥は嘴が黒くないのですぐにわかるだろう。
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2013年2月上旬・撮影地豊見城市
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by hideaki0310 | 2013-02-15 07:00 | 南西諸島 | Trackback | Comments(0)

ヒクイナ((Ruddy-breasted Crake) ~2013.02

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沖縄に生息するのは亜種リュウキュウヒクイナであるが、亜種ヒクイナとの外観上の違いはほとんどないように思える。やや暗色気味かもしれないが光線の具合などでその印象は変わってしまうだろう。行動はもちろん亜種ヒクイナと同様非常に臆病で葦の茂みからは決してはなれず、バンなどが近づいてくるとすぐに葦のなかに隠れてしまう。したがって数はそんなに少なくないはずであるが、姿を確認する機会はそうそうない。私自身も4年ぶりだ。尾をヒョコヒョコ振りながら歩く姿は同じ種類のシロハラクイナなどと同様。お世辞にもきれいとはいえないため池も彼らにとっては格好の隠れ家なのだろう。

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2013年2月上旬・撮影地沖縄県豊見城市
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by hideaki0310 | 2013-02-05 07:00 | 南西諸島 | Trackback | Comments(2)

沖縄本島~2013.02

2月初旬の沖縄を1泊で訪れた。相変わらずの強行日程のため、那覇周辺の干潟、金武(きん)、喜如嘉(きじょか)水田、辺野喜(べのき)ダム周辺に絞って回ってみた。この時期の沖縄にしては気温が高く、日中は23~25℃くらいまで上がり汗ばむほどだった。豊見城(とみぐす)市の三角池ではクロツラヘラサギ、セイタカシギ、ヒクイナなどを観察。コガモやハシビロガモ、ヒドリガモといったカモ類も観察できた。金武ではヒバリシギ、オジロトウネン、タシギ、ムネアカタヒバリ、ツメナガセキレイなどを観察したが、シギチの数、種類ともにやや少ない印象。喜如嘉ではバン、セイタカシギ、タカブシギ、クサシギ、コサギ、チュウサギ、サシバなど。2日目に回った辺野喜ダム周辺では、アカヒゲ、シロハラ、コゲラ、シジュウカラなどの山野の鳥を観察できたが、この時期のヤンバルはひっそりとしている。やはりここは鳥たちの行動が活発になる春から初夏がベストシーズンだろう。今回の目的の一つであるリュウキュウヨシゴイにはまたしても振られたが、この時期の沖縄をのんびり回ることができた。一番の出会いは偶然立ち寄った勝連半島のイ草畑でコバシチドリを観察したことである。遠くにムナグロらしき鳥影をみつけ近づいてみると群れの中の1羽がなんとコバシチドリだった。入り組んだ湿地だったのでカメラはもっておらず、写真に収めることはできなかった。観察した個体は幼鳥と思われる。こんな時期にいるものなのかと疑ったが、ムナグロより一回り小さい体と短い嘴、褐色の体色、頭部の後ろ側まで入るくっきりとした眉斑が印象的だった。帰りがけに再度よった三角池で見たヒクイナとともに思いがけない出会いであった。

そのほか印象的だったのは、有名な探鳥地である金武の開発が進んでいること。水田地帯には周辺の工事のための大型トラックが行き交い、水鳥たちの姿も少なめであった。水鳥の貴重な生息域が開発によって失われてしまうのは非常に残念だが、地元の方の生活などを考えるといたしかたないことなのか。。。

下の写真は金武の並里水田と億首川河口の風景。

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(観察種)

アマサギ、チュウサギ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、クロツラヘラサギ、カルガモ、コガモ、ヒドリガモ、ハシビロガモ、ミサゴ、サシバ、ヒクイナ、バン、オオバン、コチドリ、ムラグロ、コバシチドリ、ヒバリシギ、オジロトウネン、アカカシシギ、アオアシシギ、クサシギ、タカブシギ、イソシギ、タシギ、セイタカシギ、キジバト、リュウキュウツバメ、カワセミ、コゲラ、ツメナガセキレイ、キセキレイ、ハクセキレイ、ムネアカタヒバリ、サンショウウクイ(V)、シロガシラ、ヒヨドリ、アカヒゲ、ジョウビタキ、イソヒヨドリ、シロハラ、ツグミ、ウグイス、セッカ、シジュウカラ、メジロ、スズメ、ハシブトガラス(以上49種)
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by hideaki0310 | 2013-02-04 07:00 | フィールドノート | Trackback | Comments(0)