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シマフクロウ(Blakiston's fish owl)~2014.07(E)

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カメラの話題になってしまいますが2006年に発売と同時に購入したニコンD3もはや8年が経過しこのたび最新のD4sにチェンジしました。野鳥の撮影の場合、フルサイズよりもAPSーCの方が被写体が大きく写せますので重宝されますが、フルサイズの高画質と高感度の強さはやはり魅力的です。私の使っているレンズは500ミリのため併用するD7100を使用することも多いのですが今回思い切って購入しました。このカメラの本当の性能をフルに発揮させることは私の腕と知識では難しいとは思いますが、そんな私レベルでもD4sの性能はすばらしいことが分ります。今回はためし撮りもかねて高感度(ISO12800)領域を使って撮影してみましたがD3よりも明らかにノイズのない画像に8年間の技術の進歩を感じます。残念だったのは私の確認不足で今回持参したメモリーカードの転送性能がD4sの転送性能についていけず連写中に画像が途切れてしまうという事態が発生してしまい、何回かシャッターチャンスを逃してしまったことです。メディアも日々進化しているのですね。

この宿に設置されている照明も3年前とは変わっていました。なんでも特注の照明器具らしくシマフクロウにとって非常にやさしい光なのだそうです。さらにカメラマンにとっても今までの照明よりもはるかに明るくきれいな写真が撮れるようになりました。もう少し新しいカメラに慣れたときにもう一度チャレンジしたいと思います。

今回観察したシマフクロウは3年前に観察した個体と同じ個体です。ここの♀はほぼ毎年子育てに成功しており、いままで育て上げた雛は20羽を超えるとのことです。人工的に餌場を作り、照明設備を設置したうえで宿泊客に見せるという行為には賛否両論があるようですが、これだけ長い間同じ個体がこの場所にやってきていることや順調に繁殖活動をしていることを考えるとこういった保護の方法もあるのではないかと思えてきます。我々にとってもシマフクロウにとっても貴重な場所を是非守っていっていただきたいと思います。


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2014年7月下旬/撮影地北海道羅臼町/ニコンD4s+AF-S NIKKOR 500mm f/4G ED VR
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by hideaki0310 | 2014-08-13 07:00 | 北海道 | Trackback | Comments(0)

ウミガラス(Common murre)~2014.7(E)

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6月中旬に続く落石クルーズ。6月中旬の時は気温もまだまだ低く防寒対策もばっちりしていったので寒さを感じることはありませんでしたが、今回は7月の下旬、しかも根室地方としては比較的気温が高かったのでちょっと油断しました。上はアンダーウエアにネルシャツ+登山用の雨カッパ、下はジーンズで手袋も持たずという格好で乗船しましたが。。。甘かったです。凍えることはありませんでしたがやはり寒く、手袋は必須だと思いました(笑)
鳥のほうはウミガラス、エトピリカ、ケイマフリ、ウトウといったこの時期定番のメンバーが姿を見せてくれました。ツノメドリは今季はまだ観察されておらず、狙っていたウミバトを見ることもできませんでしたがそれはそれ。また冬の時期のお楽しみとしたいと思います。


夏羽のウミガラス。夏羽のウミガラスは遠くからでもお腹が白いのですぐにわかります。今回は船のすぐそばでのんびりしてくれたのでしっかりと撮影できました。他に群れで飛んでいる4羽のウミガラスも観察しました。確実に繁殖しているという記録はまだないとのことでしたがこの時期に相当数のウミガラスが見られているので繁殖している可能性は高いと思います。
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エトピリカ。今回初めてエトピリカの若鳥を観察しました。繁殖に参加している成鳥と違ってユルリ島のかなり手前でその姿を見ました。全身ほぼ真っ黒で嘴のオレンジも目立ちません。遠目でみるとウトウのように見えますからいままで見逃していたかもしれません。
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こちらが成鳥。繁殖期の真っただ中のため少々落ち着きのないように感じられました。
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昨年に引き続き観察できたのがこのカンムリウミスズメ。昨年同様すでに冬羽に換羽していました。落石クルーズでは毎年7月に入るとしばしばカンムリウミスズメが観察されています。日本で繁殖するウミスズメ科の鳥は7種類いますが、このうち6種類は北日本や北海道周辺の亜寒帯を主な分布域としています。唯一カンムリウミスズメだけが黒潮や対馬海流の影響のある暖帯海域に生息しています。知られている繁殖地の北限は、日本海側では石川県の七ツ島(最近山形県の飛島周辺での繁殖の可能性が話題となった)、太平洋側では伊豆諸島です。カンムリウミスズメの繁殖は早く3月~4月にかけてですから伊豆諸島で繁殖を終えた個体群がこの海域まで移動していることになります。カンムリウミスズメの繁殖期以外の行動はあまり知られておらず、近年まで北海道の根室沖までやってくることも知られていませんでした。
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シロエリオオハム。6月中旬には成鳥の夏羽を見かけましたが今回は若い個体のみでした。しかしながら相当数がこの海域に夏もとどまっていることがわかります。
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ウトウ。
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海鳥の生態はまだまだ知られていないことが多く、そのために貴重な種類の保護が進まないという点も多くあるようです。落石クルーズは地元の方の努力もあって今年運行を始めて5年目とのことでした。このクルーズが始まってから今まで知られていなかった鳥たちの行動も徐々にわかってきていますし、周辺の漁師さんたちの協力で網にかかって死んでしまう鳥たちもかなり減ったそうです。単に観光だけでなく海鳥の保護につながっているこのクルーズの意義は非常に大きいと思います。この記事を読んだ皆さんも是非機会があればこのクルーズに乗船してみてください。海鳥の魅力にはまること請け合いですよ。

2014年7月下旬/撮影地根室市沖(落石クルーズ)/ニコンD4s+Ai AF-S Nikkor 300mm f/4D IF-ED(テレコンバーター使用)
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by hideaki0310 | 2014-08-11 07:00 | 北海道 | Trackback | Comments(0)

フルマカモメ(Northern Fulmar)~2014.07(E)

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羅臼のクルーズで多数見ることができるフルマカモメ。関東だとなかなかお目にかかれない種類ですが羅臼周辺ではこの時期少し沖にでるとたくさんのフルマカモメを見ることができます。我々の船が鯨を探すために停船すると漁船と勘違いして船の周りにどんどんとやってきます。大西洋では漁船から捨てられるゴミや魚を狙うフルマカモメが増えすぎ、問題となったことがあるとのことでした。この海域ではほかにアカアシミズナギドリ、ハイイロミズナギドリ、ハシボソミズナギドリが見られますが、フルマカモメはそれらに比べると翼が短く胴体が太いので遠くにいても識別は比較的容易です。今回見られたのは淡色型でしたが、暗色型、白色型も見ることができます。
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名前にカモメとついていますがミズナギドリの仲間で、嘴の上にある管鼻が目立ちます。
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羅臼の港では防波堤でオオセグロカモメが繁殖しており、ちょうど雛がかえっていました。
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2014年7月下旬/撮影地北海道羅臼町沖/ニコンD4s+Ai AF-S Nikkor 300mm f/4D IF-ED(テレコンバーター使用)
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by hideaki0310 | 2014-08-07 07:00 | 北海道 | Trackback | Comments(0)

シマセンニュウ(Middendorff's grasshopper warbler)~2014.07.(E)

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野付半島ビジターセンターの先、野付灯台の周辺ではたくさんのシマセンニュウを見ることができました。周辺ではシマセンニュウの他、ノゴマ、マキノセンニュウ、オオジュリン、コヨシキリ、ベニマシコといった鳥たちも見られましたが、その中でもこのシマセンニュウが最も目立ちました。というのも普段なかなか姿を現さないシマセンニュウが繁殖期後半となりさかんにヒナに餌を運んでいるのです。私が巣の近くと思われる場所に近づくと気をそらそうと「ジッ、ジッ」という今まで聞いたことのない警戒音を出して盛んに姿を現します。比較的狭い場所に数つがいのシマセンニュウが営巣しているようでした。

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道路沿いに営巣していたシマセンニュウ。巣が近くにあるのでしょう。さかんに警戒音を出しながら周辺を飛び回っていました。写真の個体は一般的なシマセンニュウに比べて腹・脇の濃いバフ色が印象的でした。あまりの濃さに一瞬別種かと思いましたが、尾の先にある白班からシマセンニュウと分かりました。
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2014年7月下旬/撮影地北海道別海町/ニコンD4s+AF-S NIKKOR 500mm f/4G ED VR
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by hideaki0310 | 2014-08-05 07:00 | 北海道 | Trackback | Comments(0)