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ハシブトウミガラス(Brünnich's Guillemot)~2012.06

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ユルリ、モユルリ島周辺では多くの海鳥が繁殖している。人の立ち入りが制限されているこの海域は、ここの目玉のエトピリカをはじめ、チシマウガラス、ウミガラス、ケイマフリといった北方系の海鳥たちにとっては貴重な繁殖地である。ウミガラスの有名な繁殖地として知られる天売島ではここ数年ほとんど繁殖が確認されていない。戦前は40,000羽と言われたウミガラスがほぼ見られなくなってしまった理由として、イワシ、サンマなどの乱獲による餌の減少、天敵であるオオセグロカモメの増加など様々な要因が絡んでいるようだ。そんなウミガラスであるがこのユルリ、モユルリ島周辺では夏でもよくその姿を見かける。今回もウトウとともに複数個体のウミガラスを確認することができた。ウトウとウミガラスの混群。(一番左と四番目がウトウで他はウミガラス)
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すると船の近くに一羽のウミガラスを発見。のどの部分が白いので夏羽ではないようだ。この時期に冬羽ということはちょっと考えづらいので若い個体か?さらによく見るとほほの部分は黒く、ウミガラスではなくハシブトウミガラスではないか?しかし特徴である上嘴の白色部が見られない。距離があったのでこれ以上は詳しく観察できなかったが、船を降りてから写真を拡大してみるとウミガラスにしては嘴が太く感じられる。(その後、冬羽のハシブトウミガラスと判断しました)
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ウトウ。この海域では非常に数が多い。この周辺で相当数が繁殖しているのだろう。
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2012年6月中旬・落石クルーズ
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by hideaki0310 | 2012-07-16 07:00 | 落石クルーズ | Trackback | Comments(0)

落石クルーズ その2(エトピリカ)

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今回のクルーズの目的であるエトピリカは最終的には12羽を確認することができました。この時期はほぼ必ずと言っていいほど見られるようですが、やはり最初に目に入った時には感動しました。撮影目的で行かれる方はまず船酔い対策を万全にすることをお勧めします。小さな船ですので思ったよりも揺れると思います。また、風があると波しぶきがかかりますので、晴れていても雨カッパを持っていくといいでしょう。カメラの防水対策も忘れずに。。波がなければ長いレンズも可能だとは思いますが、撮影のしやすを考えると手持ちレンズをお勧めします。一般の観光客の方もいらっしゃるので周りの方への配慮もお忘れなく。そしてなにより寒い!私が訪れた時には気温15度で晴れていましたが、雲っていたりすると10度前後になることも多いようです。

エトリピカ。今回の主役です。モユルリ島の手前でまず1羽。さらにユルリ島とモユルリ島の間に4羽、後方のユルリ島から船の横を通過してモユルリ島方面に飛翔する2羽、その後もほぼ絶え間なく出てきてくれました。これほどよく見られるのは珍しいとのことでラッキーでした。トップと下の写真は船の近くにやってきた2羽です。しばらく観察しているとちょうど飛び立ちました。
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ケイマフリ。ここでは少数派のようです。黒い体に白いアイリング、赤い足がかわいいです。ウミスズメ類でも飛び方に違いがあるようで、エトピリカは比較的海面から高い場所を飛ぶのに対して、ウトウは海面すれすれ、ケイマフリはその中間といった感じでした。
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ウトウ。船が港をでてまず目にするのがウトウだと思います。数は非常に多く、船の前方、左右すべてウトウといった光景にも遭遇しました。なかなか近距離で撮れなかった種類でしたが今回は満喫しました。
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ハイイロヒレアシシギ。最初はアカエリヒレアシシギかと思いましたが、ピン甘ですが写真を確認してみるとハイイロのほうでした。夏羽から冬羽への換羽が始まっているようです。100羽以上の群れが見られました。
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クロトウゾクカモメ。船の前をいきなり横切っていきました。双眼鏡からカメラに持ち替え構えるとすでに通過した後でした。
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今回は長男との2人旅でしたので長男にもカメラを持たせるとなかなかいいカットをモノにしてました(下の写真)負けたかも。。。(笑)
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ガイドの高野氏からは鳥だけでなく根室周辺の地形のお話もきかせていただき、楽しい時間を過ごすことができました。今度は時期を変えて冬に訪れてみたいと思います。寒いだろうな。。

2011年7月下旬・撮影地モユルリ島周辺

(落石クルーズ)観察種16種類

ウトウ、ケイマフリ(4)、エトピリカ(12)、ウミガラス(1)、ハシボソミズナギドリ、ハイイロミズナギドリ、フルマカモメ、クロトウゾクカモメ(1)、ハイイロヒレアシシギ、チシマウガラス(2)、ウミウ、ヒメウ、ウミネコ、オオセグロカモメ、オジロワシ(1)
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by hideaki0310 | 2011-07-29 21:17 | 落石クルーズ | Trackback | Comments(2)

北海道にて(その4)~ケイマフリ

ケイマフリ(チドリ目 ウミスズメ科 37cm)
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前回ご紹介した知床半島ではケイマフリが繁殖しています。北海道では天売島が繁殖地としては有名で、ここ知床半島では天売島ほどの個体数はいません。私が訪れたときはちょっと繁殖時期から外れていたので本来はもっと生息しているのかもしれません。「ケイマフリ」という名前は特徴である赤い足からきています。なんでもアイヌ語の「ケイマフレ=赤い足」が由来とのことでした。

関東周辺でも冬にまれにみられるようですが、今回は真っ黒のケイマフリ(冬羽では胸からおなかにかけて白くなります)を船から見ることができました。
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観光船がウトロの港を出港してすぐにケイマフリが数羽ういていました。船が近づくと一応逃げますがあまり遠くにはいきません。羽づくろいをしたりして結構のんびりしています。
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ウトロ港を船で出発するとすぐに断崖絶壁がみえてきますが、そのあたりに一番多く見られました。船が近寄ると短い距離を飛びます。黒い体と赤い足が特徴です。
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つがいでしょうか?二羽で飛び回っていました。
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海面近くを直線的に飛びます。逆光なのが少し残念でした。。。
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同じ航路で見られたウトウです。ケイマフリとちがってかなり沖合をとんでいました。
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2010年7月下旬・撮影地知床半島
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by hideaki0310 | 2010-08-10 16:35 | 北海道 | Trackback | Comments(4)

舳倉島より~海鳥(最終章)

舳倉島シリーズ最終章は水鳥の特集です。舳倉島というと陸鳥のイメージが強いですが、もちろん渡りの途中の水鳥たちも見ることができます。まずはウトウから。舳倉島に向かう航路で撮影しました。輪島港から舳倉島に向かう途中に七つ島という岩礁地帯を通るのですがその周辺で毎年見られるそうです。
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次は漁港の近くの民家の屋根にいたアマサギです。珍しい鳥ではありませんが、屋根に乗ったアマサギってなかなか撮れないような気がします。夕方で周囲は暗かったのですが、屋根のうえでじっと佇んでいました。

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次はアオアシシギです。島の北側の淡水池で撮影しました。これも珍しい鳥ではありませんがきれいな夏羽になっていました。
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最後はタカブシギです。このタカブシギもきれいな夏羽でした。アオアシシギととも夏羽はなかなか撮れないのでラッキーでした。
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今回は例年になく鳥の数、種類が少なく残念でしたが、舳倉島の魅力が色あせることはありません。
舳倉島が有名になり多くの人が訪れるようになりました。残念ながら写真を撮ることに夢中になり野鳥のことを知ろうとしない人(又は知らない人)も増えたように思います。これからも新たにBW(カメラ)を始める人の数は増えると思います。そのような人に対して正しい知識と行動を教えられる人間でありたいと思います。そんなことを考えさせられる遠征でもありました。
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by hideaki0310 | 2009-06-07 11:01 | 舳倉島 | Trackback | Comments(0)