タグ:キョウジョシギ ( 3 ) タグの人気記事

メリケンキアシシギ

b0148352_11323056.jpg

今年はメリケンキアシシギに会うことができました。メリケンキアシシギは20年以上前に神奈川県の三浦半島で見たことがありましたが、今回はそれ以来です。珍鳥というわけではありませんが、毎年GWが終わった10日前後から2週間ほどの間だけ、この場所に立ち寄ります。今年は他の旅鳥と同様に少々遅れて入ってきたようです。個体数も毎年ですと数羽が見られるようですが私が訪れた時は1羽だけでした。波の荒い日はどこかに避難しているようですが、この日は波がとても穏やかでテトラポットの間で休息中のようでした。観察には波が穏やかな日のほうが向いているようです。

メリケンキアシシギ、夏羽。キアシシギとの違いは夏羽では何と言っても胸から腹、尾にかけてのうろこ状の横縞です。特に尾の先の部分までくっきりした横縞がはいるのが特徴です。背中の色もキアシシギに比べて黒っぽく見えます。冬羽のメリケンキアシシギに夏羽のような縞模様はなく、もっと地味な感じになります。
b0148352_11324652.jpg

もう一つの特徴は嘴でしょう。メリケンキアシシギの嘴は黒。キアシシギは下嘴の基部が黄色です。
(上、メリケンキアシシギ 下、キアシシギ)
b0148352_1133066.jpg
b0148352_11331078.jpg

今回の写真からは少し分かりにくいですが、メリケンキアシシギは風切りの先端が尾よりも突出していることが確認できました。鳴き声もかなり違います。この日はのんびりと休憩しているだけで採餌の場面は見られませんでしたが、キアシシギと同じようにカニなどを食べます。この場所に毎年飛来するのはカニではなく、フナムシが目的なのでしょうか?同じ場所にいたキアシシギは盛んにフナムシを追いかけまわしていましたのでメリケンキアシシギも同じだと思います。
b0148352_11332475.jpg
b0148352_11333576.jpg


同じ場所で見られた。キアシシギ。キアシシギは沢山いました。キアシシギの中にもかなり胸の横縞が濃く黒っぽい個体もいますが、夏羽では嘴と下尾筒を見ることができれば識別は難しくありません。
b0148352_11335284.jpg
b0148352_113359100.jpg


キョウジョシギ。3~4羽の群れをいくつも見かけました。
b0148352_1134972.jpg
b0148352_11341883.jpg


2011年5月中旬・撮影地千葉県
[PR]
by hideaki0310 | 2011-05-21 11:36 | 千葉県 | Trackback | Comments(2)

北海道にて(その2)~タンチョウ

タンチョウ(特別天然記念物)
b0148352_1433323.jpg


今回の日程(7月下旬)では繁殖時期が終わっているという理由で草原の鳥たちの観察時間はほとんど取りませんでしたが、子供たちに特別天然記念物のタンチョウを見せてたくて野付半島に少しだけ寄ってみました。この時期のタンチョウはなかなか見つけずらいと聞いていましたが、海岸沿いの道路を車で走っていると遠くに白い大きな鳥を見つけました。北海道東部ではこの時期シラサギ類は見かけませんのでもしや?と思い近づいてみると一羽のタンチョウが沼地で餌を探していました。
b0148352_1434762.jpg

b0148352_14342577.jpg

b0148352_14345049.jpg

この時期、成鳥は子育ての時期だと思うのですが、この個体は一羽で餌を採っていました。まだ繁殖に参加しない若い個体なのかもしれません。タンチョウは一時期絶滅の危機に瀕していましたが、手厚い保護活動のおかげで個体数が回復しいまでは釧路湿原だけで1,000羽以上が生息しているそうです。冬の間は餌が不足するため何か所に設けられた給餌場所にたよっていますが、夏の間は自力で餌を探すようです。
b0148352_14353064.jpg

b0148352_14354829.jpg

タンチョウは学名Grus japonensisからもわかるように日本を代表する野鳥です。白、黒、赤の体色からおめでたい鳥としても有名で絵本などに出てくるツル=タンチョウです。
b0148352_14361188.jpg

b0148352_14363982.jpg

夏の湿原でみるタンチョウは雪景色の中でみる(まだみたことはありません 笑)と違ってたくましく見えました。

野付半島では他にオジロワシやシギチ類が見られました。下の写真はキョウジョシギ、キアシシギ、メダイチドリの混群です。
b0148352_14371158.jpg

湿原のなかで見つけたキアシシギ。100羽以上見られました。
b0148352_14372923.jpg


2010年7月下旬・撮影地野付半島
[PR]
by hideaki0310 | 2010-08-01 14:38 | 北海道 | Trackback | Comments(4)

久しぶりのご対面~キリアイ

キリアイです。キリアイは春と秋に日本を通過する旅鳥です。春に比べると秋の方が記録が多く、また秋に見られる個体の多くが幼鳥です。大きさはトウネンとハマシギの中間ぐらいです。嘴に特徴があり、頭の長さよりも長く、先端が少し曲がっていてこれが名前の由来になっています。朝の干潟で盛んに餌を探していました。
b0148352_22144756.jpg

頭側線と背中のV字が特徴です。
b0148352_2215627.jpg

このときは2羽のキリアイが見られました。
b0148352_22152444.jpg


この日もう一つの出会いは約1年ぶりのヨーロッパトウネンです。昔はニシトウネンと呼ばれていたと記憶してます。昔の名前通り、トウネンより西に生息しています。トウネンと非常に良く似ていますが、肩羽がトウネンよりもやや大きく見えるのが特徴です。この日は2羽のヨーロッパトウネンをみることができました。
この個体はほぼ冬羽に移行ししていました。
b0148352_22154736.jpg

もう一羽の個体はやや夏羽が残っている個体でした。
b0148352_2215598.jpg

この個体は足が悪いようでピョンピョンと飛び跳ねるような歩き方をしていました。はやく回復することを祈りたいと思います。
b0148352_2216147.jpg


この日は久しぶりにハマシギに出会いました。まだ夏羽が残っている個体でした。トウネンを見なれた目にはとても大きく見え、「ハマシギってこんなに大きかったっけ??」という感じです。
b0148352_22162897.jpg


これはメダイチドリの幼鳥です。この仲間のオオメダイチドリは今年も撮りのがしました。
b0148352_22164585.jpg


最後にキョウジョシギです。夏羽がかなり残っている個体でした。このシギの名前の由来はこのカラフルな夏羽で京都の女性がカラフルな着物を着た様子と似ていることから「京女鴫」と名付けられたそうです。
b0148352_2217474.jpg

[PR]
by hideaki0310 | 2009-09-14 22:17 | 千葉県 | Trackback | Comments(2)