タグ:シマセンニュウ ( 7 ) タグの人気記事

シマセンニュウ(Middendorff's grasshopper warbler)~2016.06

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北海道の代表選手、シマセンニュウ。雨が多かった今回の行程ではその姿を見ることは少なかったのですが、唯一太陽が顔をだした最終日は日の高くなった昼間の時間帯でも目立つところでさえずる姿があちこちで見られました。鳥たちにとっても待望のお天道様だったのでしょう。

さてこのシマセンニュウ、今回のように目立つ場所で囀っていれば間違えることはありませんが遠目で見るとコヨシキリとよく似ています。北海道では生息域や生息環境が重なりますので両者が同じ場所で見られることも珍しくありません。その際は大きさで見分けるといいでしょう。大きさはシマセンニュウの方が明らかに大きく、体型もコヨシキリよりもスマートに見えます。

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雨の野付半島で見つけたシマセンニュウ。気温が低く鳥たちの姿はまばらでしたがよくさがすとブッシュの中で繁殖準備をしている姿を見ることができます。
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コヨシキリシマセンニュウよりも目立つ場所に出てくることが大きので姿は見つけやすいと思います。囀りも非常に賑やかです。写真は根室の温根沼周辺での撮影ですが、周辺ではちょっとした草地があれば道路脇だろうがなんだろうがそこらじゅうでコヨシキリの賑やかな歌声を聞くとこができました。
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2016年6月上旬・撮影地根室市・別海町/ニコンD500・ニコンD500+AF-S NIKKOR 80-400mm f/4.5-5.6G ED VR
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by hideaki0310 | 2016-07-03 20:00 | 北海道 | Trackback | Comments(0)

シマセンニュウ(Middendorff's grasshopper warbler)~2015.07

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2015年7月下旬・撮影地北海道別海町
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by hideaki0310 | 2015-09-07 22:47 | 北海道 | Trackback | Comments(0)

シマセンニュウ(Middendorff's grasshopper warbler)~2014.07.(E)

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野付半島ビジターセンターの先、野付灯台の周辺ではたくさんのシマセンニュウを見ることができました。周辺ではシマセンニュウの他、ノゴマ、マキノセンニュウ、オオジュリン、コヨシキリ、ベニマシコといった鳥たちも見られましたが、その中でもこのシマセンニュウが最も目立ちました。というのも普段なかなか姿を現さないシマセンニュウが繁殖期後半となりさかんにヒナに餌を運んでいるのです。私が巣の近くと思われる場所に近づくと気をそらそうと「ジッ、ジッ」という今まで聞いたことのない警戒音を出して盛んに姿を現します。比較的狭い場所に数つがいのシマセンニュウが営巣しているようでした。

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道路沿いに営巣していたシマセンニュウ。巣が近くにあるのでしょう。さかんに警戒音を出しながら周辺を飛び回っていました。写真の個体は一般的なシマセンニュウに比べて腹・脇の濃いバフ色が印象的でした。あまりの濃さに一瞬別種かと思いましたが、尾の先にある白班からシマセンニュウと分かりました。
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2014年7月下旬/撮影地北海道別海町/ニコンD4s+AF-S NIKKOR 500mm f/4G ED VR
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by hideaki0310 | 2014-08-05 07:00 | 北海道 | Trackback | Comments(0)

マキノセンニュウ(Lanceolated warbler)~2014.06(M)

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「チリチリチリチリチリ」という昆虫のような大きな声が特徴のマキノセンニュウ。道東ではちょっとした草原があればその鳴き声が聞こえきます。今回もワッカ原生花園、野付半島、根室半島、ポロト湖、霧多布など様々な場所でその声が聴かれましたがその多くはやや離れた場所からだったり近くても茂みの中からだったりとなかなかその姿を見ることはできませんでした。
一番多くのマキノセンニュウが確認できたワッカ原生花園ではラッキーなことに比較的開けた場所でさえずる個体に遭遇することができました。また、原生花園入口の別の場所でベニマシコを撮影しているときにすぐそばのブッシュの中にマキノセンニュウを見つけ撮影した写真が上の写真です。特徴である頭から背中にかけての黒い縦斑がわかります。下の写真は原生花園中央で撮影したもの。今回唯一姿とさえずりと同時に観察できた個体。
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シマセンニュウ。ワッカ原生花園では何カ所かでさえずり飛翔が観察できたが、姿が見られたのは一枚目の写真の時にだけで全身をみることはできません。その後も春国岱ポロト湖でもその姿を見かけましたが何と言っても個体数が多かったのは霧多布。アゼチ岬に向かう遊歩道の脇でたくさんのシマセンニュウがさえずり飛翔をしていました。重複してカウントした分を差し引いても狭い場所に5~6羽のシマセンニュウが見られます。訪れた時間が日中だったこともあり開けた場所に出てきた個体は少なかったのですが、ここ霧多布のシマセンニュウの生息密度は特筆すべきだと思いました。
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2014年6月中旬・撮影地ワッカ原生花園/霧多布岬
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by hideaki0310 | 2014-06-19 07:00 | 北海道 | Trackback | Comments(0)

シマセンニュウ(Middendorff's grasshopper warbler)~2013.10

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10月までの舳倉島航路の島からの出航時間は午後の3時。
いつもなら、最後の数分まで時間を惜しんで歩き回るのですが、今回はあまりの鳥の少なさに少々疲れてしまい、島でのラスト1時間ほどは水場で時折やってくるムシクイを観察していました。すると奥の破の地面をトコトコ歩く影を発見!ピョンピョンではなくトコトコだったのでビンズイかな?と思って双眼鏡を向けるとシマセンニュウでした。北海道ではよく見かけるシマセンニュウですが、渡りの途中で姿を見ることはその生態上希で、私も北海道以外の地域で見たのは初めてです。
扇型の尾と顔つきからシマセンニュウと判断したのですが、雨覆い先端の白班、胸と頭部の黒い縦班、黄色味を帯びた眉班と胸から幼鳥と分かりました。結局開けた場所には出てこず、一瞬だけの観察となりましたが私には嬉しい出会いとなりました。
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コホオアカ。今回、ホオジロ類はほとんど見られず、期待していたシラガホオジロやツメナガホオジロは見ることができませんでしたが、このコホオアカはいつもどおり楽しませてくれました。地鳴きは「チッ」というアオジに似た地鳴きですが、アオジのように濁らず、やや優しいトーンです。アオジと同じブッシュに潜んでいてもアオジよりは潜らないことが多いので、比較的姿は見やすいです。
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カラアカハラ。今回一番の珍鳥でしょうか..
このカラアカハラ、春の渡りの時によく観察されますが、秋も少数が通過しているようです。この個体は喉から体下面にかけてが白く胸の黒班から♀の成鳥個体と思われます。やや距離があったので詳細はわかりませんでしたがこんな開けた場所にも出てくるのかと少々驚きました。
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2013年10月初旬・撮影地石川県舳倉島
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by hideaki0310 | 2013-10-15 07:00 | 舳倉島 | Trackback | Comments(0)

野付半島 その1(シマセンニュウ)

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初夏の北海道といえばやはりノゴマやシマセンニュウといった草原性の鳥が主役になりますが、例年この時期(7月下旬)になりますと繁殖も終わり草原は静寂に包まれます。しかしながら今年は半月ほど繁殖時期が遅れているようで、草原はまだまだ鳥たちの歌い声であふれていました。今回回ったのは日程の関係上、野付半島周辺です。野付半島は砂嘴(さし)と呼ばれる、海流によって運ばれた砂が堆積して形成される地形です。その長さは28キロに及び日本最大の砂嘴といわれています。先端部に至るまでの細長い地形上に草原が広がり、先端部分にも湿地や草原が点在します。したがって、草原性の鳥以外にもタンチョウやカモ類、シギチドリ類も多く見られバラエティに富んだ鳥相が魅力です。

シマセンニュウ。今回草原で一番目立つ存在でした。繁殖期も後半と思われますが、朝夕はソングポストで元気に歌声を響かしていました。下の写真は突然目の前の草の中にでてきたシマセンニュウです。特徴である扇型の尾がはっきりわかると思います。
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コヨシキリ。草原のジャズシンガーとの異名を持つようにその鳴き声は非常に目立ちます。シマセンニュウよりも目立つ場所で囀りますので姿は見つけやすいです。
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シマアジ。アカアシシギを探して湿地を覗いているとヒドリガモと一緒に小さめのカモが見えました。少し距離がありましたのでコガモかなと思いましたが、黒い嘴、明瞭な眉班でシマアジと分かりました。時期的にはかなり早いような気がします。
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ツバメチドリ。これもシマアジのすぐそばの中州に降りていました。野付半島でツバメチドリを見るとは思っていませんでしたのでちょっと驚きました。今年はツバメチドリによく会います。秋の渡りはすでに始まっているようで、湿地ではトウネン、キアシシギ、タカブシギなどが見られました。
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オオハクチョウ。緑の草原とオオハクチョウの組み合わせはかなり意外な感じですが、どうやら怪我をしているため繁殖地には戻れず、この場所で越夏したようです。
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2011年7月下旬・撮影地野付半島
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by hideaki0310 | 2011-07-31 21:35 | 北海道 | Trackback | Comments(2)

草原の忍者~マキノセンニュウ

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北海道シリーズ第2弾はセンニュウ類を紹介します。北海道で見られるセンニュウ類は3種類。シマセンニュウ、エゾセンニュウ、マキノセンニュウです。この三種類はセンニュウ=潜入という名前の通り、すぐそばで声がしていても姿が見られないというちょっと手ごわい相手です。今回、エゾセンニュウは声だけでしたが、シマセンニュウとマキノセンニュウをカメラに収めることができました。

まずはマキノセンニュウです。マキノセンニュウはこの3種類のなかで最も小さく、「チリリリリリ」という虫のような声で鳴きます。前回北海道を訪れた時も声は聞こえど姿は見えずで撮影できませんでした。今回も早朝、シマアオジのポイントの近くで声が聞こえましたが姿は見えませんでした。しかし、3日目の早朝、足元を飛び出す小鳥を発見しました。付近をさがすといました、マキノセンニュウです。半分茂みから顔をだしています。
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じっと待っていると抜けのいい場所でさえずり始めました!
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こんなに目の前でじっくりと観察できるとは思っていなかったので感激しました。マキノセンニュウは私の興奮など意に介さず、10分以上さえずっていました。
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その後、シマアオジもすぐ目の前に出てきてくれ、うれしい悲鳴でした。
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次にシマセンニュウです。シマセンニュウはまた別の場所で出会うことができました。小雨が降る早朝に原生花園を歩いているとあちこちでコヨシキリがさえずっていましたが、その中でちょっとコヨシキリより大きくさえずりも違う鳥がいたのでよく見てみるとシマセンニュウでした。暗いなかでの撮影ですのでISOをおもっきりあげてあります。
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やはり早朝は目立つ場所でさえずることが多いようです。昼間は絶対にでてきません。
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この個体もはやり目立つ所でさえずっていました。
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次回はエゾセンニュウをじっくりと観察してみたいですね。
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by hideaki0310 | 2009-07-01 08:55 | 北海道 | Trackback | Comments(8)