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セグロカモメ

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今週末はどこにも行かずに近所の河原で過ごした。特にめずらしい種類がいるわけではないが、カモメが中州を舞い、カモ類が水面で遊んでいる。鳥見には十分な環境だ。河原に到着した時点ではほとんどなにも居なかった中州に次々とカモメ類が降り立ち、一斉に水浴びを始めた。セグロカモメが30+、オオセグロカモメが10+、カモメが10+、よく見ると足の黄色いホイグリン系が2、ウミネコが1といった具合だ。ホイグリン系は春と秋の渡りの時期にだけ見られる傾向があるので、カモメ類の移動がすでに始めっているようだ。
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目の前を飛び回るセグロカモメを撮影していると同じセグロカモメでも飛翔時に足を出して飛ぶものとしまって飛ぶものといろいろとある。シロカモメやワシカモメなどの北方系の種類は足をしまって飛翔するのは見たことがあるが、セグロカモメにこういった違いがあるのは知らなかった。
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この日は成鳥が多く、幼鳥は数えるほどしか見られなかった。
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2011年2月中旬・撮影地酒匂川
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by hideaki0310 | 2011-02-22 00:57 | 神奈川県 | Trackback | Comments(0)

クロトウゾクカモメ

午前中の激しい風雨が一段落した昼過ぎ、やや雨が弱まったのを見計らって車の外にでた。雨が弱まったとはいえ強烈な風が吹いている。そんな中、頭上をウミネコが風に飛ばされるように飛んでいく。するとその中に明らかにウミネコとは違ったシルエットを見つけた。尾の先がスプーンのようにくびれている。トウゾクカモメだ。それも一羽だけではない。数えてみると確認できただけで15羽。カメラを出したかったがそれを許さないほどの風であった。あきらめて双眼鏡を覗いているとトウゾクカモメの群れは悠々と河口に向かって飛んで行った。

場所を移してコシジロウミツバメを観察したあと、トウゾクカモメがどこかに降りていないかとかすかな期待を抱いて漁港のはずれの荒れ地に向かった。そこにはウミネコやセグロカモメが風雨を避けて休んでいる。そのなかの一羽に目がとまった。いた!トウゾクカモメだ。
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よく見ると右の翼がおれているようだ。激しい風雨はトウゾクカモメの翼まで折ってしまった。これではもう飛べないのではないか。。。するとふわっと飛びあがりちょっとだけ移動した。短い距離ならとべるようなので少し安心した。羽色は褐色で脇に横斑が見られる。すでに冬羽になっているようだ。大きさを確認すると周りのウミネコよりやや小さい。
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最初はトウゾクカモメかと思っていたが、大きさからするとクロトウゾクカモメかもしれない。いずれにしてもじっくり観察する機会はそうそうないので貴重である。最終的には淡色型クロトウゾクカモメの成鳥冬羽ということに落ち着いた。理由は以下の通り。
①頭の黒い帽子・・・トウゾクカモメは範囲がもっと広く、嘴の下(顎)まで黒くなるが写真の個体は嘴と平行な部分まで。
②くちばしの色・・・トウゾクカモメは黒と肉色の2色であるが、クロトウゾクは黒一色に見える。
③嘴の根元(鼻っつらの部分)・・・トウゾクカモメの場合は黒く、クロトウゾクはこの写真のように 白/クリーム色の部分がある。
④大きさ・・・トウゾクカモメはウミネコよりやや大きいが、クロトウゾクはやや小さい。
⑤体つき・・・トウゾクカモメよりもクロトウゾクのほうがやや細い印象。翼もトウゾクカモメに比べると細い。頭もクロトウゾクのほうがやや小さく見える。
⑥上尾筒の縞模様・・・トウゾクカモメの冬羽には上尾筒に縦の斑があるが、クロトウゾクにはない。
⑦尾の形状・・・トウゾクカモメは尾の先がスプーンのような形状だが、クロトウゾクはとがっている。
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今度はかなり高く舞い上がりやがて沖にむかって飛び去っていった。折れた翼は大丈夫なのだろうか。彼の幸運を祈ることにした。

この日の漁港にいたカモメのほとんどがウミネコだった。それも今年生まれの幼鳥が目立つ。
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夕陽を撮影しているとすぐそばにセグロカモメが飛んできた。この写真は手持ちのズームレンズで撮影したものだがまったく警戒心がないようだ。オオセグロカモメとの識別点はお羽に白い縁がないという点だ。
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最後に台風一過の夕陽にしばし見とれた。
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午前中は猛烈な風雨の中でもっといろいろ珍しい種類が見られたらしい。しかし私には車が飛ばされ、波がかぶりそうな状況で観察する自信はちょっとない。それでもこれだけ見られるのだから今回はよしとする。鳥を見ない人から言わせれば愚かな行動かもしれないがやはり台風のあとはやめられない。

2010年9月下旬・撮影地銚子漁港
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by hideaki0310 | 2010-10-05 13:06 | 千葉県 | Trackback | Comments(4)

大型カモメ

今回は大型のカモメ類を紹介します。(トップはワシカモメ)
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ワシカモメ(L61~68㎝)、成鳥冬羽。きれいな個体です。漁港の中で浮かんでいました。
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ウミウの獲物を横取りしようとマークしていますがうまくいきません。
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ワシカモメ、第3回冬羽。カモメが集まるポイントにいました。
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ワシカモメ、第2回冬羽。
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オオセグロカモメ(L55~67㎝)、成鳥夏羽
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オオセグロカモメ、成鳥冬羽。右はセグロカモメ。背中の色の違いがよくわかります。
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セグロカモメ(L55~67㎝)、成鳥冬羽
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ホイグリン系、成鳥冬羽。ホイグリン系は秋と春によく見かけます。
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ちょっとわかりにくですが、頭の後ろに斑が集中しているのが特徴の一つです。
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2010年3月・撮影地千葉県銚子
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by hideaki0310 | 2010-04-08 18:10 | 千葉県 | Trackback | Comments(2)

カモメの識別~セグロカモメ

セグロカモメです。
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昨シーズンからカモメの識別に興味を持ち、ただいま勉強中です。カモメの識別はとにかく難しく判断できない場合は多いですが、興味を持って見てみると実に奥が深く面白いです。カモメの基本種としては、セグロカモメ、オオセグロカモメ、ワシカモメ、シロカモメといった大型カモメ、ウミネコ、カモメといった中型カモメ、ユリカモメ、ミツユビカモメといった小型カモメに分けられます。その中でも大型カモメはいろいろな種類があり大変興味深いです。大型カモメの基本はセグロカモメでありまずはセグロカモメの特徴を理解することからスタートです。下の写真はセグロカモメの典型的な個体です。これを基本としましょう。
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これはオオセグロカモメ。セグロカモメと比べると背中の色が濃いことから識別できます。右はセグロカモメです。
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これもオオセグロカモメです。光の加減や見え方によって印象も変わります。
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この個体はセグロカモメです。表紙のカモメと同一個体です。実はこの個体は最初にカナダカモメ?とおもった個体でした。普通のセグロカモメに比べると一回り小さく、頭も丸く、足が短く、背中の色が薄いとカナダカモメの要素を持っています。が、頭から首にかけての斑点がない、足が濃いピンクではない、風切羽根の裏がそんなに薄くないということからセグロカモメという結論に至りました(Sさん、ありがとうございます。)。
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このようにいくつかの特徴を確認しながら同定を進めていきます。ベテランはこういったことを日々おこなっているのでしょう。ちなみに下の写真はカナダカモメです。上に書いた特徴を満たしていました。
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下の写真はカモメの2Wです。この個体も大きさがウミネコよりひとわまり小さく、足がピンクというところからその場では判断できなかった個体です。しかし、カモメの特徴やウミネコの特徴を照らし合わせていくとカモメということが判断できました。
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これはカモメの成鳥です。上の写真の個体とは雰囲気が違いますが同じカモメです。
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今シーズンはカナダカモメを自分一人で見つけ出すことができるようになることと基本8種の1W~4Wまでが判定できるようになることが目標です。

2010年1月中旬・撮影地銚子
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by hideaki0310 | 2010-01-14 23:22 | 千葉県 | Trackback | Comments(9)

大型カモメ

今回はカモメの識別に挑戦してみました。最近のBWが写真が目的になってしまっていた反省から、BWの基本に立ち返ってカモメの識別にチャレンジです。ご存じのとおりカモメの識別は奥が深くむすかしいですが、今回は基本種を中心に見てきました。その中でもまず大型カモメの仲間についてです。大型カモメは5年で成鳥になります。大型カモメの識別の基本になるのはセグロカモメです。
ますは基本のセグロカモメから。

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このセグロカモメを基準として他種を識別していきます。次はオオセグロカモメ。一枚目はオオセグロは4回目冬羽、二枚目は成鳥夏羽だと思われます。
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3種類目はワシカモメです。一枚目、二枚目は成鳥冬羽、三枚目は1回目冬羽だと思われます。
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4種類目はシロカモメです。シロカモメは残念ながら成鳥は撮れませんでした。一枚目の写真は1回目冬羽、二枚目は2回目冬羽だと思います。
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やはりカモメの識別は難しいですが難しいだけに楽しさもあります。なんかカモメにはまりそうな感じがします。なお、上記の識別は個人的な見解ですので間違いがあれば是非ご指摘ください!
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by hideaki0310 | 2009-03-23 01:06 | 千葉県 | Trackback | Comments(2)