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舳倉島/2017.5.3~5

2014年の秋以来、3年ぶりの舳倉島に行ってきました。ここ何年か、私が島に渡る時に限って天候が崩れ島でゆっくり鳥を見ることが出来ない事が続きましたが、今回は2泊3日の日程でフルに島を満喫することができました。春に2泊出来たのはなんと5年ぶり。。。。
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観察種は航路を含め3日で71種。天候が安定するという事は渡り鳥にとっても好都合で島を経由せず直接目的地に向かえます。私が島に渡れるときは鳥は少ないことが通例で今回も正にそれに当てはまってしまいました。晴天が続くなか、2日目はそれなりに渡り鳥の姿を見かけましたが、それ以外は種類、数ともにややさみしい印象でした。今回の特徴は、例年ですとまだまだ多く観察できるアトリなどの冬鳥の姿がほとんどなかったこと、オオルリ、キビタキの数が多かったこと(2日以降)が挙げられます。特にオオルリとキビタキの♂が多く、優雅な姿を堪能することができました。珍鳥となると初めてじっくり観察できたズグロチャキンチョウや声だけでしたがコウライウグイス、同行者が目撃したマミジロキビタキといったところでした。珍鳥を狙うのであればやはりGW明けの5月中旬~下旬がよいのではないでしょうか??
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GW最中、しかも翌日からは海が荒れるとの予報で帰りの船は満員御礼。そんな窮屈な中、舳倉島を出てすぐに遭遇したアカエリヒレアシシギの大群に目を見張り、その先の七ツ島手前では何千羽というオオミズナギドリの大群に圧倒されました。

2017年5月上旬/撮影地石川県舳倉島

(観察種)71種(航路2種を含む)
ウミウ、ウミネコ、アオサギ、チュウサギ、コサギ、アオアシシギ、トビ、ハヤブサ、カラスバト、ジュウイチ(V)、ホトトギス、アマツバメ、ツバメ、イワツバメ、キセキレイ、ハクセキレイ、ビンズイ、タヒバリ、サンショウウクイ、ヒヨドリ、モズ、コマドリ、ノゴマ、コルリ、ルリビタキ、シマゴマ(V)、ノビタキ、マミジロ、クロツグミ、アカハラ、マミチャジナイ、シロハラ、ツグミ、ウグイス、オオヨシキリ、ムジセッカ、キマユムシクイ、エゾムシクイ、センダイムシクイ、メボソムシクイ、マミジロキビタキ、キビタキ、ムギマキ、オオルリ、コサメビタキ、シジュウカラ、メジロ、シロハラホオジロ、ホオアカ、キマユホオジロ、ノジコ、アオジ、ズグロチャキンチョウ、シベリアジュリン、アトリ、マヒワ、カワラヒワ、シメ、イカル、コムクドリ、コウライウグイス(V)、ハシブトガラス、ササゴイ、チョウセンウグイス、ヒバリ、ダイゼン、ウソ、ツツドリ(V)、チョウゲンボウ、アカエリヒレアシシギ(200+航路)、オオミズナギドリ(航路)  以上


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by hideaki0310 | 2017-05-06 11:31 | フィールドノート | Trackback | Comments(0)

沖縄本島/2016.07.22~24

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今春、次男が中学生になり一息つけたので夏の家族旅行は久しぶりに4人そろって沖縄に行ってきました。私は宮古又は石垣といった離島を考えていたのですが、他のメンバーの希望で沖縄本島にしました。初日の美ら海水族館、2日目のオクマビーチ、3日目のアメリカンビレッジなど沖縄本島を満喫してきました。7月の観光シーズンということで沖縄は家族連れを中心に観光客で溢れていました。またこの時期の沖縄は日中の日差しが強烈。しがたって鳥見が目的ということであれば完全なシーズンオフです。それでも行きがけに寄った三角池でヘラサギ、クロツラヘラサギを観察。同じく初日に少しだけ立ち寄った金武ではアオアシシギ、タカブシギなどのシギ類、2日目の夜のナイトツアーでは目的のヤンバルクイナを筆頭にリュウキュウコノハズク、オオコノハズク、アオバズクを見ることができました。そして3日目の早朝、やんばるの北部の林道でアカヒゲ、写真はダメでしたがノグチゲラを観察することができました。時期はずれということで鳥の方は正直期待していなかったのですが上々の結果となりなした。ただしカメラを間違えて旧型のD7100での撮影となってしまったのは反省点です。。。


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林道で見つけたアカヒゲ。ご多分にもれず明るい場所には出てこないのでISO3200での撮影を強いられました。高感度に強いD500で撮影したかったのですが(笑)上の2枚の♂は今年生まれの若鳥と思われます。歩いているとすぐ脇のガードレールに飛び出してきました。警戒心も弱く目の前で餌をとっていました。下の写真は♀。7月の下旬ですが早朝ですとあちこちからアカヒゲの美声が聞こえてきます。

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ノグチゲラ。近くでドラミングが聞こえてきたと思っていたら突然真上の枝に飛んできました。真上の枝なのですが葉っぱと枝に阻まれ、撮れた写真は上の1枚だけでした。。残念。
2016年7月下旬/撮影地沖縄県国頭村/撮影機材ニコンD7100+AF-S NIKKOR 80-400mm f/4.5-5.6G ED VR


(観察種)
1 キジバト
2 ズアカアオバト
3 ゴイサギ
4 アオサギ
5 クロサギ
6 コサギ
7 ヘラサギ
8 クロツラヘラサギ
9 ヤンバルクイナ
10 バン
11 コチドリ
12 セイタカシギ
13 アオアシシギ
14 タカブシギ
15 ヒバリシギ
16 エリグロアジサシ
17 オオコノハズク(亜種リュウキュウオオコノハズク)
18 リュウキュウコノハズク
19 アオバズク(亜種リュウキュウアオバズク)
20 アカショウビン(亜種リュウキュウアカショウビン)
21 カワセミ
22 ノグチゲラ
23 ハシブトガラス(亜種リュウキュウハシブトガラス)
24 ヤマガラ(亜種アマミヤマガラ)
25 シジュウカラ(亜種オキナワシジュウカラ)
26 リュウキュウツバメ
27 ヒヨドリ(亜種リュウウキュウヒヨドリ)
28 ウグイス(亜種ダイトウウグイス)
29 メジロ(亜種リュウキュウメジロ)
30 セッカ
31 アカヒゲ(亜種ホントウアカヒゲ)
32 イソヒヨドリ
33 スズメ
34 シマキンパラ

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by hideaki0310 | 2016-07-26 07:00 | フィールドノート | Trackback | Comments(0)

道東/2016.06.16~06.19

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2007年以来、ほぼ毎年となる道東方面に今年も行ってきました。北海道に梅雨はないと言われますが、この時期の道東は雨が多く気温も低いのが通例です。今回もご多分にもれず4日の日程中3日間は雨に降られ、気温も10度前後でした。鳥の方はといえば寒さもあってか動きは鈍く、特に草原の鳥たちの繁殖が遅れている印象を受けました。道中ほとんどが雨だったため予定がだいぶ狂ってしまいましたが、目的のクマゲラの子育てを観察することができ、さらに最終日の落石NCではツノメドリを至近距離で観察するという大変な幸運に恵まれました。ちなみに落石NCの乗船スタンプがたまり今回は半額で乗船できました(笑)そのほか印象に残ったことはタンチョウのペアがあちこちで見られたことです。弟子屈、野付半島、風蓮湖、ポロト湖など訪れる先々でタンチョウを見かけました。繁殖期にあたるこの時期にこれだけの数のタンチョウが見られるということは個体数も相当増えてきたのでしょう。喜ばしいことです。

クマゲラが繁殖する森。
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落石NCが運行されている落石周辺。

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森の中で出会った子キツネ。
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寒さのせいか草原の花はまだまだこれからといった印象でした。
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今回の北海道は少し前に手に入れたD500の試し撮りもかねての撮影でしたが、このD500は本当に素晴らしい!特に①ピントの速さ②ピントの正確性③高感度、以上の3点に感動しました。先程も書いたとおり道中のほとんどが雨だったため撮影はほぼ手持ちのレンズで行いました。NIKKOR 80-400mmは素晴らしいレンスなのですがやはりNIKKOR 500mmに比べると画質は負けてしまうので、D7100であればなるべくNIKKOR 500mmを使うのですがD500ではその必要性をあまり感じませんでした。さらに暗い場所での撮影が多くISO1000~1600程度を常用しましたが画質に関してほとんど不満はありませんでした。決して安い買い物ではありませんがD500は価格以上の価値があると自信を持ってオススメできます。

(観察種)

1 エゾライチョウ(火散布林道)
2 マガモ
3 カルガモ
4 キンクロハジロ
5 スズガモ
6 カワアイサ(ポトロ湖)
7 カイツブリ
8 キジバト
9 アオバト
10 ハシボソミズナギドリ
11 ハイイロミズナギドリ
12 ヒメウ
13 ウミウ
14 アオサギ
15 タンチョウ
16 オオバン
17 ツツドリ
18 カッコウ
19 アマツバメ
20 ウミネコ
21 オオセグロカモメ
22 ハシブトウミガラス(落石NC)
23 ケイマフリ(落石NC)
24 ウミスズメ(落石NC)
25 ウトウ(落石NC)
26 ツノメドリ(落石NC)
27 エトピリカ(落石NC)
28 トビ
29 オジロワシ
30 コゲラ
31 クマゲラ(チミケップ湖)
32 モズ
33 アカモズ(野付半島)
34 カケス
35 ハシブトガラス
36 ハシボソガラス
37 ハシブトガラ
38 ヒガラ
39 ヒバリ
40 ツバメ
41 ヒヨドリ
42 ウグイス
43 エナガ
44 エゾムシクイ
45 センダイムシクイ
46 マキノセンニュウ
47 シマセンニュウ
48 エゾセンニュウ
49 コヨシキリ
50 ゴジュウカラ
51 ミソサザイ
52 ムクドリ
53 コムクドリ
54 アカハラ
55 コマドリ
56 ノゴマ
57 コルリ
58 ノビタキ
59 コサメビタキ
60 キビタキ
61 ニュウナイスズメ
62 スズメ
63 キセキレイ
64 ハクセキレイ
65 カワラヒワ
66 ベニマシコ
67 ウソ
68 アオジ
69 オオジュリン

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by hideaki0310 | 2016-06-21 20:00 | フィールドノート | Trackback | Comments(2)

対馬/2016.5.1~5.3

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今年のGWは3年ぶりの対馬に渡りました。狙いは前回見ることができなかった憧れのヤマショウビンを見ることでしたが・・・・残念ながらまたしてもその目的は果たすことはできませんでした。ヤマショウビンこそ見られなかったものの、狙っていたオウチュウを見ることができ、さらにサプライズでハイイロオウチュウを観察するという幸運に恵まれました。しかも警戒心が強いとされるハイイロオウチュウを間近で観察することができ大興奮!今年は1週間ほど前に同じ場所で観察されているということで同一個体の可能性もありますが、我々が発見した次の日にも別の場所でさらにもう1個体が観察されているので、今年の対馬はハイイロオウチュウの当たり年なのかもしれません。やはり魅力的な島です。

この時期の対馬はやはりホオジロ類がメインとなります。今回もシロハラホオジロ、キマユホオジロ、ノジコの3種類は南部の畑周辺のブッシュではいたるところで見かけました。特にキマユホオジロの個体数は目を見張るものがありました。他にもセキレイ類、サギ類、シギ類などバラエティに富んだ種類を観察することができることが様々なフィールドがある対馬の魅力です。今回は多くの時間を南部の豆酘、浅藻、内院、久和で過ごしましたが、もっと日程に余裕があれば北部のポイントも時間を使いたかったところです。

下の写真は南部の内院地区。畑ではセキレイ類、周辺のブッシュではホオジロ類が多数見られます。
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有名な佐護地区。今回は3日目に回りましたが強風&豪雨の中でしたので車の中からの観察に限定されてしまいました。それでもタカブシギの大きな群れを観察するなど多くのシギ類を観察できました。
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最終日の3日目は午前中の暴風雨がやみ天候が回復しましたが風が非常に強く、福岡からの便が対馬空港に降りられず福岡に引き返してしまい我々の乗るはずだった福岡行き最終便がまさかの欠航!急遽長崎経由でなんとか羽田に帰ることができましたが少々肝を冷やしました。そんなハプニングも今回は少々鳥運が良すぎて最後にケチがついたなどと仲間と笑えるくらい充実した内容でした。今回も前回と同じく対馬野鳥の会のNさんはじめ地元の方にお世話になりました。この場を借りて御礼申し上げます。


(観察種)
1 キジバト                      
2 ダイサギ
3 チュウサギ
4 コサギ
5 アオサギ
6 クロサギ
7 トケンSP
8 アオアシシギ
9 イソシギ
10 タカブシギ
11 ウズラシギ
12 サルハマシギ(2 佐護)
13 ソリハシシギ
14 ひ
15 コアオアシシギ
16 ウミネコ
17 セグロカモメ
18 ミサゴ
19 トビ
20 ハチクマ(内院)
21 コゲラ
22 ハシブトガラス
23 ハシボソガラス
24 ヤマガラ
25 シジュウカラ
26 ツバメ
27 イワツバメ
28 コシアカツバメ
29 ヒヨドリ
30 ウグイス
31 ムジセッカ(浅藻)
32 センダイムシクイ
33 メボソムシクイ
34 エゾムシクイ
35 メジロ
36 ムクドリ
37 アカハラ
38 ノビタキ
39 イソヒヨドリ
40 コサメビタキ
41 スズメ
42 ツメナガセキレイ(亜種キタツメナガセキレイ、亜種ツメナガセキレイ)
43 キガシラセキレイ(3 浅藻、久和、八丁郭)
44 キセキレイ
45 ハクセキレイ(亜種ハクセキレイ、亜種タイワンハクセキレイ)
46 タヒバリ
47 アトリ
48 カワラヒワ
49 シメ
50 ホオジロ
51 シロハラホオジロ
52 コホオアカ
53 キマユホオジロ
54 カシラダカ
55 シマアオジ(内院)
56 シマノジコ(内院)
57 ノジコ
58 アオジ(亜種シベリアアオジ)
59 カケス
60 コウライキジ
61 コジュケイ
62 カワセミ
63 ムネアカタヒバリ(内院)
64 ビンズイ
65 コウライウグイス(V 八丁郭)
66 カイツブリ
67 ホシハジロ
68 オウチュウ(2 加志浜、豆酘)
69 ヒクイナ(加志浜)
70 オオルリ(V)
71 サンコウチョウ(V)
72 ハイイロオウチュウ(内院)
73 マガモ
74 カルガモ
75 アマサギ
76 オシドリ
77 カワウ
78 ヨーロッパビンズイ(内院)

以上、78種類

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by hideaki0310 | 2016-05-04 10:00 | フィールドノート | Trackback | Comments(0)

舳倉島/2014.9.22~23

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秋の渡りを狙って舳倉島に渡りました。2~3日前までは仲間内で台風の影響で船が欠航になるかも知れないのでその場合は中止!と話していましたが、フタを開けてみると台風の進度が遅く逆にいままで記憶にないほどの晴天に恵まれることになりました。晴天に恵まれてしまう?と鳥が少ないということが多いのですが、今回は種類こそ2日間で48種(航路1種)とそう多くはありませんでしたが思いがけない出会いがあり満足の結果となりました。

この時期の舳倉島は秋の渡りの前半戦に当たります。冬鳥の姿はまだなくメインはムシクイ類・ホオジロ類やトケン類となります。種類、数ともに多くなるのは10月に入ってからのことが多いようです。ではなぜこの時期に島を目指すのか・・・めったに見られないレアな種類が出現するのことが稀にあるのです。無論いつも見られるはずもなく大抵は「鳥、居ないですね~」という言葉がバーダー同士のあいさつになることが多いのがこの時期です。また、春と違い鳥たちのさえずりが聞かれないことと生い茂る雑草とが観察の難易度を上げてしまっています。今回も島に到着して3時間ほどはあまりの鳥の少なさにびっくりしテンションも↓↓でしたが、友人がカメラに収めたシマノジコ♀あたりから運が向いてきたようでその日の夕方にはなんとヒメイソヒヨを観察するという幸運に恵まれました。2日目は初日ほどの幸運はなかったものの朝方にアカモズを見つけることが出来き、ムシクイ類ではキマユムシクイ、ホオジロ類では前日から引き続きでシマノジコが楽しませてくれたほかシラガホオジロも観察できました。春と違いバーダーの数が少なく基本的にすべて自分で探さなければならないのは少々大変ですが珍しい種類を見つけたときの喜びもひとしおです。


島南西部、通称タヒバリ海岸で見つけたムネアカタヒバリ(Red-throated Pipit)。「ツィーッ」という澄んだ鳴き声で気が付きました。何度も観察している種類ですが見つけるとうれしくなります。
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この個体は顔の部分にまだ赤味が残っていました。
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民宿つかさ前で見つけたシラガホオジロ(Pine Bunting)♂(冬羽)。数日前から居ると聞いていたので探していたら目の前に飛び出してきました。
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タヒバリ海岸では普通のタヒバリ(Water Pipit)と思われるものもいましたがこの時期のタヒバリはいつも迷います。地元で冬に見るタヒバリは頭部から背中にかけて灰褐色、腰から尾にかけては黒褐色ですがこの個体は頭から背中が緑褐色で黒い縦斑もはっきりしています。鳴き声からもビンズイでないことは確かなのでタヒバリと判断しましたが。。いかがでしょうか??
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ウグイス(Japanese Bush Warbler)。この時期舳倉島の藪はウグイスの地鳴きであふれています。この時、本当はすぐそばでムジセッカの鳴き声が聞こえたのでじっと待っていたのですが、ムジセッカは現れずこのウグイスが出てきました。
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オオルリ(Blue-and-White Flycatcher)♀とキビタキ(Narcissus Flycatcher)♀。この時期は成鳥の♂はほとんど見かけることはなく、♀や若い♂が観察されます。今回オオルリはこの個体の他若い♂の個体を観察しましたが、キビタキを観察したのは水場を縄張りとしていたこの個体のみでした。
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タヒバリ海岸で見つけたアオアシシギ(Greenshank)。聞き覚えのある「ピョーッ、ピョーッ」という声が聞こえたと思ったらすぐそばの岩場に居ました。シギ類ではほかにイソシギ、キアシシギが見られました。
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(観察種)
カラスバト、アオサギ、オオジシギ、アオアシシギ、イソシギ、キアシシギ、ウミネコ、トビ、アカゲラ、ハヤブサ、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ウグイス、メボソムシクイ、センダイムシクイ、ムジセッカ、シマセンニュウ、マミチャジナイ、ノビタキ、イソヒヨドリ、ヒメイソヒヨ♂(夏羽)、エゾビタキ、サメビタキ、コサメビタキ、キビタキ、オジロビタキ(1)、オオルリ、ハクセキレイ、ムネアカタヒバリ(2)、タヒバリ、カワラヒワ、シラガホオジロ(1)、シマノジコ(5+)、アオジ、トケンsp(以上1日目)カッコウ、アカモズ(1)、キジバト、キセキレイ、アトリ、カシラダカ、オオセグロカモメ、キマユムシクイ、アマツバメ、トラツグミ、シロハラ、ヤブサメ、ツバメ、オオミズナギドリ(以上48種)

2014年9月下旬・撮影地石川県舳倉島
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by hideaki0310 | 2014-09-25 07:00 | フィールドノート | Trackback | Comments(0)

知床・根室/2014.07.24~27

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子供たちが夏休みに入った7月下旬、知床・根室を訪れました。今回はいつも同行する次男でなはく今春中学生になり身長がほぼ私と同じくらいまでに成長した長男との2人旅。

初日は中標津空港から野付半島経由で羅臼に向かいシマフクロウで有名な鷲の宿に宿泊。野付半島では草原にノハナショウブ、センダイハギ、ハマナスが咲き乱れ、鳥はというとシマセンニュウ、ノゴマ、コヨシキリ、オオジュリンといった鳥たちががまだまだ子育ての最中のようでした。海岸に目を向けると早くも秋の渡りが始まっており、キアシシシギ、キョウジョシギ、メダイチドリが見られました。羅臼の鷲の宿には3年ぶりに宿泊。餌場にやってくるつがいは3年前と同じつがいで今年も繁殖が無事成功し、雛も順調に育っているとのことでした。


2日目は午前中に知床ネイチャークルーズに乗船し海獣類を観察し、午後は知床五湖でガイド付きのトレッキングに参加。ネイチャークルーズではこの時期よく見られるマッコウクジラ、イシイルカなどが観察できました。マッコウクジラを見るのはこれで3回目ですが豪快に塩を吹あげ泳ぐ姿と深海に潜る前に見られる大きな尾びれには毎回のことながら感動します。また、出航時に船の周囲を厚く覆っていた霧も後半にかけて薄くなり、最後は船上から雪の残る知床連山を拝むことができました。
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知床五湖では今の時期、ヒグマの活動期ということで五胡をめぐる遊歩道はガイド付きのツアーのみ入場が許可されています。五胡入口には立派な駐車場と休憩所、フィールドハウスがあり、1湖まではこれまた立派な木道が整備されています(ツアーに参加しない観光客はこの木道を歩くことになる)。私が小学生のころ父に連れられて訪れた知床五湖はただの遊歩道があるだけの場所だった記憶があるので、こういった施設も世界遺産登録の恩恵なのでしょう。ツアーでは担当のガイドの方から知床五湖の自然や歴史の解説、自然保護への取り組み、ヒグマへの対処法興味深い話を聞くことができました。下の写真は羽化したばかりのコエゾゼミ。知床五湖のトレッキングの途中で見つけました。
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五湖の遊歩道の途中で出会ったキタキツネ。木の根元を掘ってセミの幼虫を探していました。
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3日目は朝食前に知床峠で今回狙っていたギンザンマシコやアオバト、アマツバメなどを観察。午前中に羅臼から根室に移動し、午後から落石クルーズに乗船しました。根室に近づくにつれこの時期特有の霧が発生し気温はまったく上がらりません。東京が33℃とのニュースを聞きましたが根室は昼間でも15℃~20℃で上着を羽織らないと寒いくらいでした。クルーズでは今回もツノメドリやウミバトといった珍鳥の出現はありませんでしたが昨年に続きカンムリウミスズメの冬羽が見られたのと昨年生まれのエトピリカ若鳥が見られたのは収穫でした。下の写真は知床峠から見た羅臼岳と国後島です。
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最終日は朝から深い霧に包まれてしまい特に納沙布岬周辺は周囲がまったく見えないほどでした。飛行機の時間を気にしながら再度訪れた野付半島ではキタキツネ、エゾジカといった定番の動物たちが見られました。エゾジカは今年生まれの小鹿を連れた群れに出会いましたが人間を見ても逃げようとしないのには少々驚きました。
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6月中旬に続き2回目の訪問となりましたが6月中旬には少し早かった花も楽しめ、鳥のほうも繁殖期後半とはいえまだまだ十分に楽しめます。なにより蒸し暑い東京とは別世界のようですからそれだけでも訪れる価値はあると思います。
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2014年7月下旬・撮影地羅臼町・斜里町・別海町

(観察種)
シロエリオオハム(落石クルーズ)、カイツブリ、フルマカモメ(羅臼クルーズ)、アカアシミズナギドリ(羅臼クルーズ)、ハイイロミズナギドリ、ウミウ、ヒメウ、アオサギ、オシドリ、マガモ、カルガモ、スズガモ、クロガモ、カワアイサ、オジロワシ、トビ、メダイチドリ、キョウジョシギ、キアシシギ、オオジシギ、ユリカモメ、オオセグロカモメ、ウミネコ、ウミガラス(落石クルーズ)、ケイマフリ(落石クルース)、カンムリウミスズメ(落石クルーズ)、ウトウ、エトピリカ(落石クルーズ)、キジバト、アオバト、カッコウ、ツツドリ、シマフクロウ、アマツバメ、ハリオアマツバメ、コゲラ、ヒバリ、ショウドウツバメ、ツバメ、ハクセキレイ、ミソサザイ、ノゴマ、ルリビタキ、ノビタキ、アカハラ、ウグイス、シマセンニュウ、マキノセンニュウ、コヨシキリ、ハシブトガラ、ヒガラ、シジュウカラ、アオジ、オオジュリン、カワラヒワ、ギンザンマシコ、ベニマシコ、ウソ、シメ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス(以上64種)
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by hideaki0310 | 2014-07-29 07:00 | フィールドノート | Trackback | Comments(2)

道東/2014.6.12~15

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6月中旬のこの時期、2年ぶりに道東を周りました。今回は台風並に発達した低気圧の影響で天候に恵まれず少々苦労しましたが、この時期ならではの道東を満喫してきました。初日、薄曇りの女満別空港に到着後、ワッカ原生花園~野付半島、2日目から4日目までは根室に滞在しましたが2日目は悪天候で行動できず、3日目は強風のため落石クルーズが欠航してしまたため春國岱や納沙布岬、落石林道などを回りました。最終日はやや強い風の中クルーズ船に乗り、帰りがけ霧多布により釧路空港から最終便で東京に戻りました。

天候は初日が曇り、2日目は防風雨、3日目と最終日は晴れ。気温は前の週の高温から一転、朝方は10度を下回り日中も20度を超えることはありませんでした。鳥の方はというと夏鳥がほぼ出揃いようやく繁殖を始めたか?といったところでした。

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最初に訪れたワッカ原生花園ではノゴマ、ノビタキ、ベニマシコが多数。日中ではありましたがマキノセンニュウやシマセンニュウを観察することができました。特にノゴマはいたるところに居るといった印象でした。上空にはアマツバメやチゴハヤブサの姿も見られました。前回訪れたときは工事中で入口部分しか入れなかったのですが、今回は奥まで入ることができたので公園入口から先端までの約4キロを歩いてみました。今回の撮影はすべて手持ちのレンズによるものですが双眼鏡片手に歩きながらの観察は車だと見逃してしまうような鳥たちも視界に入ってきます。

写真の野付半島ではやや鳥の姿が少ない印象でした。到着した時間が遅かったことが原因かもしれませんが野付周辺はワッカ原生花園のある網走周辺に比べて明らかに気温が低く、草原の鳥たちもまだ到着していなかったのかもしれません。気候の関係から野付~根室にかけての地区は北海道の他の地域に比べて気温が低く、その分渡り鳥の到着も最後になるのではないかと思われます。それでも野付半島では海岸沿いではオジロワシの姿が目立ち、湿原にはタンチョウの姿もありました。ネイチャーセンター先の草原ではオオジシギ、ノビタキ、カッコウが飛び回り、内海ではオナガガモ、ヒドリガモが見られました。

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根室周辺でも夏鳥がほぼ揃っており、ノゴマ、ノビタキ、コヨシキリ、エゾセンニュウ、ベニマシコといった草原の鳥を中心に観察することができました。今回初めて訪れた明治公園は根室市内にある公園でしたが公園の外側に広がる草原・湿地帯にはたくさんの野鳥が生息しています。なかでもベニマシコの数が多いのは特筆すべき事項だと思います。ベニマシコの写真を撮りたいならここ明治公園がオススメです。
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根室の代表的な探鳥地である春國岱は強風の中での観察となりました。昔は春国岱を一周できる木道がありましたが倒木などの関係から今では入口付近しか立ち入ることができません。そのせいかやや鳥の姿が少なく感じられ、クマゲラが住み草原の鳥のさえずりに溢れていた春國岱は今は昔といった感があり少々淋しい印象でした。それでもオオアカゲラが忙しく飛び回ったりウソのさえずりも聞こえてきたりと歩いてみる価値は十分あります。
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今回一番鳥の声が多く聞かれたのは根室半島に広がる森林地帯でした。広葉樹あり、針葉樹あり、草原あり、湿地ありと変化に富んでおり、ウソ、ルリビタキ、コマドリ、コルリ、メボソムシクイといった亜高山帯の野鳥からセンダイムシクイ、エゾムシクイ、キビタキ、アオバト、オオルリ、アカハラとといった山林の野鳥、さらにはエゾセンニュウ、マキノセンニュウ、コヨシキリ、ベニマシコなどの草原性の野鳥まで狭い範囲に多様な野鳥が生息しています。海岸からこれほど近い場所で亜高山帯の鳥がこれだけ多く見られる場所は根室の他多くはないのではないでしょうか。。木々が生い茂る中での観察になるので写真メインの方には正直オススメ出来ませんが早朝であれば10種類以上のさえずりを同時に聞くことが出来るほど野鳥の声で溢れます。林道ではほかにエゾライチョウが見られたり森林地帯の中に流れる川ではカワアイサがヒナを連れていたりと一日では見きれないほどです。
上記のように素晴らしい林道ではありますが入るにあたっての注意点があります。まず、ここはヒグマの生息地であること。落石周辺の林道ではしばしばヒグマが目撃されています。林道に入る際は車から降りずに撮影するなど十分に注意していただきたいと思います。林道は基本砂利道で普通乗用車でも入れますがところどころにぬかるみがありますので無理は禁物です。地図に出てこない枝道がたくさんありますが、ガイド同行でなければ避けたほうがいいと思います。道幅は狭くすれ違いはできないので等間隔にある待避所で駐車やUターンをすることになります。さらに倒木により何カ所か通行止めになっていたりする場所があるので事前に情報を収集してから林道に入ることをお勧めします。
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恒例の落石クルーズではやや時期が早かったもののエトピリカの姿が見られました。期待していたミズナギドリの群れには会うことはできませんでしたが、繁殖のために集結したケイマフリを多数見ることができ、求愛行動も観察することができたのは収穫でしたし、ケイマフリの可愛いらしい声を聞くこともできました。上の写真に写っている黒いものはすべて繁殖のために集まったケイマフリです。

今回も歩き回ることを前提に大型の機材は持たず出かけました。大口径レンズの写真の美しさではやはり一歩劣りますが身軽に動けるため色々な場所を歩くことが出来るため多くの種類を見聞することができ、今回は80種を超える野鳥を観察することができました。
この時期の道東は何度も訪れている場所ですが、毎回何らかしらの新しい発見があります。草原の鳥や海鳥を観察するのであればこれから8月の中旬ぐらいまでが最も多くの鳥たちを見ることができると思います。

(観察種)
アビ、オオハム、シロエリオオハム、アカエリカイツブリ、ハシボソミズナギドリ、ハイイロミズナギドリ、ウミウ、ヒメウ、チシマウガラス、ダイサギ、アオサギ、マガモ、カルガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、スズガモ、シノリガモ、カワアイサ、オジロワシ、トビ、ノスリ、チゴハヤブサ、エゾライチョウ、ヒクイナ、コチドリ、オオジシギ、オオセグロカモメ、シロカモメ、ウミネコ、クロハラアジサシ、アジサシ、ウトウ、エトピリカ、キジバト、アオバト、カッコウ、ツツドリ、アマツバメ、アカゲラ、オオアカゲラ、コゲラ、ヒバリ、ショウドウツバメ、ツバメ、ハクセキレイ、ビンズイ、モズ、ミソサザイ、コマドリ、ノゴマ、コルリ、ルリビタキ、ノビタキ、アカハラ、ウグイス、エゾセンニュウ、シマセンニュウ、マキノセンニュウ、コヨシキリ、メボソムシクイ、センダイムシクイ、エゾムシクイ、キビタキ、オオルリ、ヒガラ、シジュウカラ、ホオアカ、アオジ、オオジュリン、カワラヒワ、ベニマシコ、ウソ、ニュウナイスズメ、スズメ、ムクドリ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス(以上81種)
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by hideaki0310 | 2014-06-17 07:00 | フィールドノート | Trackback | Comments(0)

舳倉島~2014.5.17

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今シーズン2回目の舳倉島に渡った。今回も1泊の予定が輪島に到着した初日は欠航に見舞われ、またしても日帰りの日程となってしまった。今シーズンは天候が安定せず一度タイミングを外してしまうと2~3日続けて決行することが多かったらしく、島に閉じ込めたられてしまったバーダーも多かったらしい。日程を気にせず島に滞在できるのはいつのことか。。島に渡れなかった初日は金沢の普正寺の森でマミジロを、河北潟でも数は多くなかったがチュウシャクシギ、ケリなどを観察して過ごした。二日目の朝も予報を見ると天候は回復傾向にあるがまだ風が強く波の予報も3メートル後1.5メートル。船がでるか微妙な状態で祈るような気持ちだったが出航の朗報が入り港に向かった。予報どおり行きの船はかなりの揺れに見舞われたが。。。

前回から2週間たった島は草木の緑が濃くなっており初夏の装いであった。鳥の方はというと期待していたモズ類やトケン類の姿を見ることはなかったが、思いがけずヨタカを撮影できたことは幸運だった。他にも写真のムギマキ、キビタキ、オオルリ(♀のみ)、エゾビタキ、コサメビタキといったヒタキ類やコマドリ、シマゴマ、ノゴマといった小型ツグミ類はGWよりも多く目にすることができた。5月も半ばを過ぎると春の渡りも後半を迎え、鳥の数はともかく種類は少なくなる。前回は同じ日帰りで50種、今回が42種。今回はヨタカ、ムギマキ、シマゴマの撮影に時間を使ってしまい海岸沿いなどをあまり見ることができなかったので種類数が伸びなかったのかもしれないが、やはり5月の初旬の方が種類数は多く見られるようだ。今回もムシクイ類の出現に注意を払っていたが、観察できたムシクイはGWと同じキマユ、エゾ、センダイの3種のみでGWに多く見られたセンダイムシクイの数もぐっと少なかった。5月中旬ということでオオムシクイが渡っているかと思ったが「ジジロ、ジジロ」という独特の声を聞くことはなかった。やはりオオムシクイは5月の中旬以降に島を通過するようだ。


エゾムシクイ。地元ではムシクイの仲間の姿をじっくり観察する機会になかなか恵まれないが、島では比較的姿が見やすいので識別力向上に役立つ。
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エゾビタキ。関東では秋にしか目にしないが、舳倉島では春も秋も見ることができる。
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キビタキ♂。今回はこのような若い個体が多く見られた。
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一羽だけ見られたヒレンジャク。渡って来たばかりのようで木の上でウトウトしていた。
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コムクドリ。今回は2~3羽の群れがいくつか見られたのでシベリアムクドリが混じっていないか探してみたが残念ながらそのような幸運には恵まれなかった。
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2014年5月中旬・撮影地石川県舳倉島

(観察種)
オオミズナギドリ(航路)、アカアシミズナギドリ(航路)、ウミウ(航路)、トビ、ハヤブサ、アカエリヒレアシシギ(航路)、ジシギsp、ウミネコ、コゲラ、ヨタカ、ツバメ、キセキレイ、ハクセイキレイ、ビンズイ、サンショウクイ、ヒヨドリ、ヒレンジャク、コマドリ、シマゴマ、ノゴマ、ルリビタキ、ツグミ、ウグイス、カラフトムジセッカ、キマユムシクイ、エゾムシクイ、センダイムシクイ、キビタキ、ムギマキ、オジロビタキ、オオルリ、エゾビタキ、コサメビタキ、メジロ、シロハラホオジロ、ホオアカ、アオジ、アトリ、カワラヒワ、マヒワ、コムクドリ、ハシブトガラス(以上、42種) 目撃情報 マミジロキビタキ♀、ヘラサギ、ベニヒワ、アリスイ、ニシイワツバメ他
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by hideaki0310 | 2014-05-19 07:00 | フィールドノート | Trackback | Comments(0)

舳倉島~2014.5.3

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毎年恒例の春の渡りで今年は舳倉島に渡った。今回は天候に不安があったので2泊3日に予定を急遽日帰りに変更したためかなり慌ただしい鳥見となってしまった。毎度のことながら現役世代にとってはかなりリスクの多い島だ。事前情報によると鳥の数、種類ともに多くないと聞いていたが観察種を見てみるとまさにその通りの結果となった。4月に訪れた与那国でもそうであったが、今年(2014年)は天候不順により小鳥たちの渡りがかなり遅れているらしい。5月10日過ぎからに期待といったところだろうか。。

今回の特徴としてはジョウビタキ、マヒワなどの冬鳥がまだ見られたこと、オオルリ、キビタキといった夏鳥の数が少なかったことが挙げられる。個別の種類としてはビンズイが非常に多く見られたこと、亜種シベリアアオジの数が亜種アオジに比べて圧倒的に多かったこと、ムシクイ類ではほとんどがセンダイムシクイで秋に多く見られるメボソムシクイは見かけなかったこと、毎年この時期に多く見られるノビタキの数が少なかったことが印象的だった。左の写真は亜種シベリアアオジ。


コホオアカ夏羽。

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キマユホオジロ。
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サンショウクイ♀。
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ノゴマ♂。
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コサメビタキ。
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亜種オオカワラヒワ。
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(観察種)

オオハムSP(航路)、オオミズナギドリ(航路)、ウミウ、ダイサギ(亜種チュウダイサギ)、アオサギ、トビ、ツミ、ミサゴ2、ハヤブサ、イソシギ、ウミネコ、ウトウ(航路)、ヒバリ、ツバメ、ハクセキレイ、ツメナガセキレイ、ビンズイ、サンショウクイ、ヒヨドリ、モズ2、ノゴマ1、コルリ、ジョウビタキ♀1、ノビタキ、イソヒヨドリ、マミチャジナイ、ツグミ、ウグイス、オオヨシキリ、ムジセッカ、キマユムシクイ、エゾムシクイ、センダイムシクイ、キビタキ、ムギマキ、オオルリ、コサメビタキ、メジロ、ホオジロ、シロハラホオジロ、コホオアカ、キマユホオジロ、ノジコ、アオジ(亜種シベリアアオジ)、クロジ、アトリ、カワラヒワ(亜種オオカワラヒワ)、マヒワ2、ニュウナイスズメ♀1、ハシブトガラス(以上50種) 他目撃情報 ムラサキサギ、イスカ、コノハズク、ベニヒワなど
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by hideaki0310 | 2014-05-07 07:00 | フィールドノート | Trackback | Comments(0)

石垣島~2014.04

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与那国島からの帰りに石垣島に立ち寄った。与那国と違って石垣島は勝手がわかっている。とはいえこの4月の時期に訪れたのは初めてなのでこの時期ならでは鳥たちに少なからず期待していた。石垣島の観察ポイントとして代表的なものとしては市街地に近いところだと平田原水田、石垣港周辺、新川河口など。中西部の名蔵水田やシーラ水田、バンナ公園なども面白いし、その他のポイントが多数点在する。車でポイントを回りながら探鳥するスタイルは与那国と同じ。与那国から戻った日の午後と次の日は終日を使って島を回って見たが結果としては期待していた渡り鳥は少なかった。水田には鳥の姿は少なくツメナガセキレイやムネアカタヒバリが見られたくらいで多数越冬していたはずのシギ類はほとんど見かけなかったし、海岸沿いもキアシシギやメダイチドリ、キョウジョシギの姿が散見された程度。その代わり今回楽しませてくれたのが固有種であるカンムリワシ、ムラサキサギ、ズグロミゾゴイの3種。すでに暑いくらいの気温になるこの時期は行動が活発で特にカンムリワシは多くの個体を目にすることができた。顔見知りのガイドの方からヒメクイナの情報をいただき、そちらにかなりの時間を割いてしまったので北部のポイントは回りきれなかったが、与那国島で61種だった観察種も石垣島での観察種21種を加えると全部で82種となった。ちなみに石垣島には多数生息するハシブトガラス(亜種オサハシブトガラス)は与那国には生息していない。与那国島の環境が特殊なのだろうか。。

今回は鳥の姿が少なかった平田原水田。秋から冬は多数のシギ類が越冬しているが、今回はアオアシシギ、タカブシギの小群が見られた程度。写真のホウロクシギは渡りの途中らしく一羽だけ見られた。4月の中旬になるとシギ類以外にアジサシ類なども見られるようになるようだ。
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今回一番多くの鳥が見られたのは名蔵周辺。数羽が越冬したというレンカクやムラサキサギ、カンムリワシなどの留鳥に加え、写真には残せなかったがヒメクイナの姿が草の間から見え、鳴き声を聞くことができたことが大きな収穫だった。下の写真はヒメクイナが越冬していた場所。
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全体的に小鳥類は少なかったが石垣港周辺の街路樹にカラムクドリの群れが見られたし、繁殖期だけにシロガシラの鳴き声が島中に響いいていた。
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与那国島では数名しかいなかったバーダーも石垣島では多く見られた。与那国島は正直初めて訪れる人には少々敷居が高い。島までのアクセスが悪く、バーダーが多いわけではないのである程度ポイントなどを下調べをしたうえで自分で鳥を探さなければならない。さらに渡り鳥が中心なので当たり外れが大きい。その点、石垣島は周年生息する固有種がいるし島を熟知した野鳥ガイドが居る。また、観光地として宿泊施設や観光スポットが充実しているうえ空港が新設され直行便が飛ぶようになりアクセスも格段に良くなった。したがって石垣島は島を訪れるのが初めての方でも十分楽しめる魅力的なフィールドと言えるだろう。

最後に・・・4月上旬の渡りの時期を狙って与那国・石垣を訪れたのであるが、いつも訪れている渡りの島である舳倉島などとは明らかに違う鳥相であることがわかった。例えば舳倉島などでは多数見ることができるオオルリやキビタキといったヒタキ類は与那国島ではまったく目にすることがなかった。同じ東南アジア方面から渡ってくる夏鳥たちでも与那国島を含む八重山諸島や沖縄諸島を通過しながら北上する種類と中国など大陸に沿って北上し沖縄地方を経由せずに直接本州・北海道にわたってくる種類とあるのだろう。

(観察種)
コウライキジ、ズアカアオバト、キジバト、カルガモ、ズグロミゾゴイ、ゴイサギ、アマサギ、アオサギ、ムラサキサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、クロサギ、シロハラクイナ、ヒメクイナ、バン、オオバン、コチドリ、シロチドリ、メイダイチドリ、オオメダイチドリ、ホウロクシギ、アオアシシギ、キアシシギ、タカブシギ、イソシギ、キョウジョシギ、トウネン、レンカク、カンムリワシ、ハイタカ、シマアカモズ、ハシブトガラス、ツバメ(亜種アカハラツバメ2)、シロガシラ、ヒヨドリ、オオヨシキリ、セッカ、ムクドリ、カラムクドリ、アカハラ、イソヒヨドリ、スズメ、キセキレイ、ハクセイキレイ、タヒバリ、アミハラ 以上47種
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by hideaki0310 | 2014-04-29 07:00 | フィールドノート | Trackback | Comments(0)