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フルマカモメ(Northern Fulmar)~2014.07(E)

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羅臼のクルーズで多数見ることができるフルマカモメ。関東だとなかなかお目にかかれない種類ですが羅臼周辺ではこの時期少し沖にでるとたくさんのフルマカモメを見ることができます。我々の船が鯨を探すために停船すると漁船と勘違いして船の周りにどんどんとやってきます。大西洋では漁船から捨てられるゴミや魚を狙うフルマカモメが増えすぎ、問題となったことがあるとのことでした。この海域ではほかにアカアシミズナギドリ、ハイイロミズナギドリ、ハシボソミズナギドリが見られますが、フルマカモメはそれらに比べると翼が短く胴体が太いので遠くにいても識別は比較的容易です。今回見られたのは淡色型でしたが、暗色型、白色型も見ることができます。
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名前にカモメとついていますがミズナギドリの仲間で、嘴の上にある管鼻が目立ちます。
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羅臼の港では防波堤でオオセグロカモメが繁殖しており、ちょうど雛がかえっていました。
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2014年7月下旬/撮影地北海道羅臼町沖/ニコンD4s+Ai AF-S Nikkor 300mm f/4D IF-ED(テレコンバーター使用)
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by hideaki0310 | 2014-08-07 07:00 | 北海道 | Trackback | Comments(0)

フルマカモメ(Northern Fulmar) ~2012.06

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今回目にした個体はほとんど淡色型。白色型は1個体のみだった。
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2012年6月中旬・北海道羅臼沖
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by hideaki0310 | 2012-07-05 07:00 | 北海道 | Trackback | Comments(0)

知床半島 その1(ケイマフリ)

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世界自然遺産に登録された知床半島には手つかずの自然が残されており、シマフクロウやヒグマといった貴重な生物の生息地となっています。知床半島が素晴らしいのは陸地だけではありません。半島周辺を囲む豊かな海です。また、半島の東側であるウトロと知床峠を越えた反対側の羅臼では地形の関係もあって気候がかなり異なります。羅臼側は海流と風の関係で気温が低く、霧に包まれることが多いのですが、峠をを挟んだ反対側のウトロは晴れることが多いのです。そういった気候の違いもあり、半島の東側と西側では見られる動植物にも違いがあるようです。今回はウトロ側と羅臼側の両方で船から観察しました。

ケイマフリ。ケイマフリはウトロ側のほうで目にすることが多いです。ウトロ側は海岸線が切り立った崖になっている場所が多く、そういった岩場で多くの海鳥が繁殖しています。ケイマフリもその中の一つです。
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船からは下の写真のような場所に多くの海鳥が見られます。写っているのはウミウとオオセグロカモメです。
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フルマカモメ。これは羅臼側で撮影しました。羅臼側のクルーズは岸から離れた場所を進みますので、非常に多くのフルマカモメを目にすることができます。関東近辺ですとオオミズナギドリがメジャーですが、ここではフルマカモメが主役です。ここでも白色型が一羽だけ出現しましたが、暗色型がほとんどです。日本近海で見られるフルマカモメはほとんどが暗色型で白色型はほとんどみかけませんが、緯度が高い地域では逆にほとんどが白色型で暗色型は少数派になるようです。
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ウトウ。港をでるとすぐにいくつかの群れと遭遇しました。
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羅臼側の主役はなんといってもクジラなどの海獣類です。3月~6月にかけてはシャチ、7月~9月にかけてはクジラが多く見られるようです。今回はなんと両方出現してくれ、特に野生のシャチは初めて見ました。この時期、こんな陸地の近くでシャチが見られるのも世界的にめずらしいそうです。今回は5~6頭の群れを数回見ることができました。シャチは海のギャングと呼ばれ、クジラやアザラシなどを餌にします。近くで見るとすごい迫力でした。
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マッコウクジラ。最初は遠くに潮吹きが見えました。まき上がる海水はかなり遠方からも確認することができます。最後のほうに近くで観察することができました。やはり大きい!ちなみに写真ですとわかりにくいですが、このマッコウクジラ、尻尾の大きさだけで3メートルあるそうですよ。この後、天敵のシャチを嫌がるように深い海に潜行していきました。
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2011年7月下旬・撮影地知床半島
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by hideaki0310 | 2011-08-08 08:33 | 北海道 | Trackback | Comments(0)

落石クルーズ その1(フルマカモメ)

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今回の北海道は道東を中心に回りました。中標津空港→野付半島→知床半島→野付半島→根室落石→春国岱→中標津空港という順番です。中標津空港⇔羽田は一日1便のみ、それも遅い時間の運航のため、スケジュールが組みにくい事が難点ですが、道東周辺を回るには便利です。旅行日程とは逆になりますが、今回は根室落石でのクルーズについてご紹介します。落石漁港は根室半島の付け根の太平洋に面する漁港です。ここから海鳥の集団繁殖するユルリ島、モユルリ島周辺を回るクルーズ船が運航されています。下の写真がモユルリ島です。漁船を利用したクルーズですが、地元のガイドさんがついてくれますので初心者でも安心して楽しめると思います。見られる海鳥は時期によって違いますが、私の訪れた7月ですとエトピリカが目玉になります。他にはウトウ、ウミガラス、ケイマフリといったウミスズメ類、ミズナキドリ類、トウゾクカモメ類、アホウドリ類が見られます。もちろん出現種はその時によって違いますが、今回は2時間半のクルーズでウトウ、フルマカモメ、エトピリカ、チシマウガラス、オジロワシなど全部で14種類が確認できました。当日の天候は晴れでしたが、波は高く、水温は約10度。冷たい海から立ち上る霧があたりを覆っていました。
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フルマカモメ。外洋性が強い種類ですが、ここでは出港して5分ほどするとその姿が見られるようになります。数も非常に多く、さらに暗色型、淡色型が見られました。羅臼でも目にしましたので、この時期北海道沿岸では相当数のフルマカモメが生息しているようです。下の写真の1枚目が暗色型、2,3枚目が淡色型です。特に淡色型は数が少ないので見ることができて幸運でした。
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ハシボゾミズナギドリ。4月~6月にかけてこの海域では何千羽という大群を目にすることもあるとのことですが、今回は数羽を確認するに留まりました。徐々に南下していくのでしょう。
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チシマウガラス。今回、エトピリカとともにうれしかったのがこのチシマウガラスです。以前は落石岬にコロニーがありましたが、現在では消滅しており、周辺で少数が繁殖しているようです。最初、エトピリカを観察しているときにガイドの方からチシマウガラス!との声がかかりましたが、飛ばれてしまいがっかりしていると港に戻る途中の上空を通過していく鵜を発見。ヒメウかと思いましたが双眼鏡で確認するとチシマウガラスとわかりました。高速で運行する船の上から下の2カットのみ撮影できました。
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モユリル島上空を乱舞するカモメ類。この島ではオオセグロカモメとウミネコが繁殖していてその雛を狙ってオジロワシがやってきます。写真はちょうどオジロワシに驚いて飛び回るカモメ類です。
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2011年7月下旬。撮影地モユルリ島周辺
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by hideaki0310 | 2011-07-27 00:08 | 落石クルーズ | Trackback | Comments(2)

偶然の出会いⅡ~フルマカモメ

フルマカモメです。
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先日、嵐の翌日銚子を訪れた際に撮影しました。この日はハイイロウミツバメのほかにこのフルマカモメに会うことができました。フルマカモメはハイイロウミツバメほどではありませんが、陸地から観察されることが少ない鳥です。前回は今年6月に同じく銚子の外川港からでているイルカ船に乗船し、銚子の沖合約20キロのところで会うことができました。その前は今はなき竹芝~苫小牧航路で宮城県沖で観察した覚えがあります。陸地から見たのはおそらく初めてだと思います。ハイイロウミツバメを観察している場所で発見しました。嵐で弱って避難してきたのだと思われ羽がボロボロでした。この個体は黒色型だと思いますがかなり茶色っぽい色をしています。
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体力の回復具合を測るように港内を飛び回っていました。
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カモメという名前がついていますが、ミズナギドリの仲間です。ちょっと見えづらいですがくちばしの根元に海水をはきだす管の穴があります。
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下の写真は以前に撮影した中間型です。このほか白色型もあり白色型だとまるで別の種類のようです。
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ミミカイツブリです。この日は別の場所でもミイカイツブリが見られました。やはり嵐を避けていたのかもしれません。
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これもハイイロウミツバメを観察しているときに会うことができました。カイツブリ5種類の中では一番レアな種類だと思います。
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一度潜水を始めると30秒以上潜っています。このときも一度の潜水で見失いました。

ミミカイツブリの他にはカンムリカイツブリとハジロカイツブリが見られました。その中でもこのカンムリカイツブリが一番多く見られました。
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最後にヒメウです。
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銚子にはウミウが沢山いますが、その中を丁寧に探すとこのウミウが混じっています。冬羽の
ウミウは真黒ですが、ウミウに比べると一回り小さくスマートです。
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2009年12月中旬・撮影地千葉県銚子
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by hideaki0310 | 2009-12-20 11:31 | 千葉県 | Trackback | Comments(6)

外洋の鳥たち~ミズナギドリ・ウミツバメ

銚子沖海鳥シリーズ第2弾です。今回、アホウドリ類とともに楽しみにしていたのがミズナギドリ、ウミツバメ類です。この仲間は外洋性が強く船に乗らない限りなかなか目にする機会の少ない仲間です。それほどめずらしいという種類でなくてもしっくり観察した経験はほとんどありません。最もポピュラーなオオミズナギドリは下面が白っぽいく、大きさも大きいので比較的識別しやすいのですが、今回見られたミズナギドリのうち、アカアシミズナギドリ、ハシボソミズナギドリ、ハイイロミズナギドリは3種類とも上面、下面とも暗黒色で判別が非常にやっかいです。

ますはアカアシミズナギドリ。アカアシミズナギドリはこの3種のなかでも嘴に特徴があるため比較的判別しやすいです。アカアシミズナギドリの嘴はピンク色で先端が黒です。写真からわかるでしょうか?
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足もピンク色だそうですが、足がわかる写真はありませんでした。海面に浮かんでいたアカアシミズナギドリです。
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次にハシボソミズナギドリです。ハシボソミズナギドリは全身黒褐色で嘴は灰黒色で短めです。足も黒く額が飛び出してみえるのが特徴です。
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海面に浮かんでいたハシボソミズナギドリの群れ。
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ハイイロミズナギドリです。ハシボソミズナギドリと酷似しますが、ハイイロミズナギドリは嘴が太長く、おでこの突出もハシボソミズナギドリに比べると少ないのが特徴です。また、下面は白っぽく、雨覆には羽軸が明瞭に見えるという特徴があります。
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これはフルマカモメです。カモメという名前は付いていますが、ミズナギドリの仲間です。フルマカモメの特徴は首が短くずんぐりとしていて、翼幅が広く、短め。全体的にズングリという印象です。飛んでいる個体もいたのですが、撮影はできず海に浮かんでいたものをかろうじて撮影できました。淡色型の個体です。
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最後に今回ウミツバメ類で一種類だけ撮影できたクロウミツバメです。クロウミツバメは日本の南硫黄島のみで繁殖する希少種で、非繁殖期にはフィリピン、ケニヤ沖まで南下するとのことです。いままでは南方系の鳥だと考えられていた種類が銚子沖で見られるとはちょっと意外な感じです。
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尾羽はアルファベットの「V」字状で、やや深い切れこみが入るのが特徴で全身は黒褐色の羽毛で覆われています。翼は長く幅広く、大雨覆は淡褐色で、飛翔時には逆「ハ」字状の斑紋(翼帯)に見えます。下の写真はクロウミツバメが咥えている獲物をクロアシオホウドリが狙っているシーンです。クロウミツバメはこの獲物にありつけたのでしょうか?
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この日はほかにコシジロウミツバメとアシナガウミツバメが見られたそうですが、私はみることができませんでした。今回の船上からの撮影は弟から拝借した300mmF4にテレコン+D3という組み合わせで撮影してみましたが、この300mmの画像の良さには驚きました。船上からの撮影はこのサイズのレンズがベストかもしれません。
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by hideaki0310 | 2009-07-10 09:13 | 千葉県 | Trackback | Comments(7)