タグ:リュウキュウコノハズク ( 4 ) タグの人気記事

夜のヤンバル3点セット~2016.07

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前回は私一人でしたが、今回は家族にも夜のヤンバルを体験してもらいたくて2日目の夜、3年前にもお願いしたガイドさんに再び夜のヤンバルを案内してもらいました。メインはもちろんヤンバルクイナですが、ヤンバルクイナの他にもリュウキュウコノハズクやアオバズク、さらにアカショウビンやオオコノハズクといった種類にも期待です。辺野喜ダムの下流からツアーはスタートし、投光器を使ってフクロウ類を探しますが、最初に出てきたのはオリイオオコウモリ。しばらくするとリュウキュウコノハズクの「コッホ、コッホ」という声が聞こえてきます。ダム周辺では姿は見られませんでしたが、ダムを超えて東側の斜面に入ったあたりから声が増えてきてついには頭上でその姿をじっくり観察することができました。この時期はリュウキュウコノハズクの子育ての最終期であちこちで巣立ったばかりの雛鳥が出す「シャー、シャー」という声が聞こえました。下の写真は今年生まれの若鳥と思われる個体です。

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リュウキュウコノハズクやアオバズクは個体数が非常に多く観察は容易ですが、このオオコノハズク(亜種リュウキュウオオコノハズク)は出会えたらラッキー!です。今回はツアーの終盤に県道脇の木で獲物を探すオオコノハズクを見ることができました。リュウキュウコノハズクの光彩は黄色、オオコノハズクはオレンジ色です。
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ヤンバルクイナは都合2個体を見ることができました。この個体は♀の成鳥と思われます。この時期、夜に木の上で休むヤンバルクイナの姿を見ることはなかなか難しいらしく事前に見られない可能性が高いと思ってくださいと言われていました。若鳥が独り立ちし、親の縄張りから追い出されると木の上で眠る姿がみやすくなるようです。
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時期も時期でしたがさらに気になるお話を聞きました。ここ1~2年でヤンバルクイナの個体数は激減しているという話でした。人間が捨てたネコが原因だとのことで、一時は保護活動が実り増加傾向だったヤンバルクイナも最近ではまた減少の一途をたどっているようです。それを象徴する事実があります。ヤンバルクイナの交通事故が今年はまだないそうです。それだけ数が減っているということでしょう。

2017年7月下旬・撮影地沖縄県国頭村/撮影機材ニコンD7100+AF-S NIKKOR 80-400mm f/4.5-5.6G ED VR
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by hideaki0310 | 2016-08-02 07:00 | 沖縄 | Trackback | Comments(0)

リュウキュウコノハズク(Ryukyu Scops Owl)~2012.07

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この時期、コノハズクの子育ても最終段階を迎えてていた。リュウキュウコノハズクの繁殖時期は比較的早く、中には3月くらいから繁殖行動にペアもいるらしい。この日、夜の公園を回ってみたがあちこちから巣立ったばかりの幼鳥が親鳥に餌をねだる鳴き声が聞こえてきた。親鳥の鳴き声は「コホッ、コホッ」という鳴き声であるが幼鳥は「シャー、シャー」という虫のようなか細い鳴き声だ。

写真の個体は今年生まれの個体と思われるが、かなり大きくなった個体であった。親と違って警戒心が薄く、下を歩く我々を興味深く覗き込んでいるようだった。
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2012年7月下旬・石垣島
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by hideaki0310 | 2012-08-08 07:00 | 沖縄 | Trackback | Comments(0)

リュウキュウコノハズク

南西諸島の夜の観察のメインはこのリュウキュウコノハズク。リュウキュウコノハズクは昔、コノハズクの亜種とされていました。見た目の違いはほとんどありませんが、鳴き声を聞くと別種であるということがよくわかります。この晩も「コホッ、コホッ」という鳴き声が森のあちこちから聞こえていました。

リュウキュウコノハズク。この晩は撮影にやや苦労しましたが、最終的にペアので呼び合っている個体をじっくり観察することがでいました。
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2011年10月下旬・撮影地石垣島/ニコンD3+AFニッコール500mmF4使用
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by hideaki0310 | 2011-10-28 19:54 | 沖縄 | Trackback | Comments(2)

リュウキュウコノハズク

リュウキュウコノハズク。
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リュウキュウコノハズクは奄美大島以南に留鳥として生息する。本州に夏鳥としてやってくるコノハズクよりはやや大きいといわれているが、野外での識別は非常に難しい。一番の識別点は鳴き声。コノハズクは「ブッキーコー」(仏法僧)と鳴くが、リュウキュウコノハズクは「コホッ、コホッ」の鳴く。分布域はほとんど重ならないが九州地方ではリュウキュウコノハズクの観察例があるようだ。ここ石垣島では生息数が多く比較的姿を見やすい。

今回は市街地のはずれで一羽のリュウキュウコノハズクに会うことができた。気温が低かったせいか動きはゆっくりでじっくりと観察することができた。
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まっくらな林のなかでじっとこちらを見つめている。
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この夜は他にも市街地から少し離れた山林でも鳴き声が数か所で聞かれた。

リュウキュウアオバズク(亜種)。こちらも留鳥だ。南西諸島ではこの時期亜種アオバズクと亜種リュウキュウアオバズクの両種が生息する。こちらの野外識別はほとんど不可能とのことだった。コノハズクよりもさらに個体数が多く、道路沿いの電線や林の中で複数個体を見ることができた。繁殖期以外もペアで行動している姿が見られたのはちょっと驚いた。
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2010年12月中旬・撮影地石垣島
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by hideaki0310 | 2011-01-01 12:38 | 沖縄 | Trackback | Comments(0)