人気ブログランキング |

舳倉島/ムシクイ類の識別

今回はムシクイの仲間をご紹介します。今回、舳倉島で会うことができたムシクイ・ウグイスの仲間はセンダイムシクイ、エゾムシクイ、メボソムシクイ、キマユムシクイ、ヤブサメ、ウグイスでした。この仲間は非常に似通っており、姿だけではなかなか識別することが困難です。地元であればだいだい場所で判断できます。山中湖ならセンダイムシクイ、富士山の五合目ならメボソムシクイという具合です。また、さえずりもまったく違いますので、さえずってくれさえすれば識別は容易にできます。しかし、舳倉島ではこれらが同じ場所にしかもさえずらずにいるので識別は困難を極めます。ちゃんと識別できるバーダーは少ないと思います。今回はその中でメジャーなセンダイムシクイ、エゾムシクイ、メボソムシクイをご紹介しますが、なかには判別が微妙なものもありますのでご指摘いただけると嬉しいです。
ますは海岸沿いの岩場で見つけたエゾムシクイ。頭部が体とはやや違って緑灰褐色で翼帯が2本あるところで判断できます。脚がピンク色であることも重要な識別点になります。
舳倉島/ムシクイ類の識別_b0148352_13404952.jpg

草むらの中にいた個体です。ちょっとわかりずらいですが足がピンク色なのでエゾムシクイと判断できます。
舳倉島/ムシクイ類の識別_b0148352_13413088.jpg

次は水場にきたセンダイムシクイです。センダイムシクイの特徴は翼帯が一本なのと頭部が緑黄色、胸が白いということです。また、足は黄緑色で頭にははっきりした頭央線があります。
舳倉島/ムシクイ類の識別_b0148352_1341593.jpg

岩場にいたセンダイムシクイ。渡ってきたばかりのようでばてていました。
舳倉島/ムシクイ類の識別_b0148352_13425146.jpg

次がメボソムシクイ。。。だと思ったのですが、センダイムシクイの可能性もあり、確認中です。この個体は別の写真で頭央線が確認できなかったことと、尾っぽが長いことでメボソだと思いましたが、友人の指摘により翼帯が一本しかないことに気が付きました。(この写真には写っていませんが下尾筒が黄色味を帯びていることからセンダイムシクイと判明しました)
舳倉島/ムシクイ類の識別_b0148352_13432745.jpg

最後はヤブサメ。虫のような声が特徴で小さく、尾っぽも短いので判別できます。普段はなかなか藪からでてこない種類ですが、ここでは夕方になると比較的見やすいようです。
舳倉島/ムシクイ類の識別_b0148352_13542940.jpg

ムシクイの識別は姿だけでなく、鳴き声(地鳴き)が重要だということを今回覚えました。
by hideaki0310 | 2009-05-15 22:33 | 舳倉島
<< 珍鳥との出会い~ヤツガシラ ツミ >>