今日は絶好の鳥見日よりであったが、小学生の息子の参観日のため鳥見にはいかず、秋の穏やかな一日を私の母校でもある小学校にて過ごした。30年前と変わらない校舎が懐かしい。
北関東ではまだまだ淡水性のシギチドリが数多くみられる。神奈川県民にとってはまことにうらやましい場所だ。相模川河口という一級のシギチポイントを失ってからはシギチといえばどうしても千葉・茨城方面に足が向くようになってしまった。このシベリアオオハシシギも北関東での撮影である。オオハシシギとの違いはまず大きさ。シベリアオオハシシギのほうが一回り大きい。足は長く黒い。(オオハシシギは黄色)くとばしもオオハシシギよりも太く長く見える。この個体は幼鳥であるがオオハシシギとは背中の羽根の模様が明らかに違うことからも識別ポイントとなる。
こちらは春に撮影したオオハシシギの夏羽。近年はこの場所で複数個体が越冬するようになった。5月のGWあたりにはきれいな夏羽になる。
これも以前に別の場所で撮影したオオハシシギの冬羽。
最後にオオハシシギの同じ場所で越冬したエリマキシギ♀。一度は♂の完全な夏羽を見てみたい。