真夏の日差しが降り注ぐ日が続いています。鳥たちの繁殖期も終盤を迎え、昼間はこの日差しを避けるようにひっそりしていることが多くなりました。そんな中、河原ではオオセッカ、コジュリンが暑さをものともせず、元気に飛び回っています。
コジュリン♂。森林の小鳥たちのさえずりを聞くことが少なくなるこの時期ですが、河原のコジュリンはまだまだ元気に囀ります。早朝だけでなく昼間でも盛んに囀ってくれるのですぐに姿を見つけることができます。
オオセッカ。オオセッカもこの時期盛んに囀り飛翔を行います。この場所のオオセッカの生息密度は非常に濃く、ぱっと見回しただけで少なくとも10個体以上が確認できます。希少種であることを忘れてしまいそうです。
特徴である囀りは非常に音量があり、かなり遠くからでもその声を確認できます。飛びながら鳴くことが多いのでこの存在は確認しやすいですが、囀り飛翔が終わると葦の中に潜ってしまうので撮影にはそれなりのコツが必要です。
田んぼでドジョウを採るチュウサギ。まだ7月ですが、嘴を見ると黄色になっていてすでに冬羽に移行が始まっているようです。
2011年7月中旬・撮影地千葉県