今回の離島ではとにかくマヒワが目立った。島のいたるところで大小の群れが見られ、道端で一心不乱に草花の種子をついばんで見る姿が見られた。マヒワといえばそう珍しい種類でもないが、この時期に離島では毎年見かけるわけではなく、一昨年は今回と同じようにたくさんのマヒワを見たが、昨年は2度訪れた際にはほとんど姿を見ることはなかった。この手の種類は繁殖地の状況で毎年渡来数がかなり異なることが知られている。
♂成鳥。旅の途中でお腹が空いているのだろう。近づいて撮影してもまった逃げようとせず、せっせと種子をほおばっていた。
2012年10月初旬・撮影地石川県舳倉島