対馬中央部の水田地帯でコシアカツバメを見かけた。田植えが終わったばかりの水田の上を飛び回り、しばしば水田に降りる。最初は水を飲んでいるのかと思ったが、どうやら近くで営巣の準備をしているらしく、水田に降りては泥を口にほおばり運んでいるようだ。
一度水田におり、巣材の泥をほおばると飛んでいくが3分もしないうちにまた戻ってくる。当たり前だが鳥には手がないので口いっぱいに巣材を頬張っていたが、一回で運べる量は多くない。巣を完成させるためには何百回とこの行動を繰り返すのだろう。。特に珍しい種類というわけではないが、しばしコシアカツバメの姿に時間を取ることにした。
2013年5月上旬・撮影地長崎県対馬仁田地区