オオトラツグミ(Amami Thrush)~2013.06

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オオトラツグミ。奄美大島の固有種であり、現在の生息数は1、000羽程度と言われている。繁殖期である3月~4月の時期は早朝、明るくなる少し前に一斉にさえずるという。その時期にはオオトラツグミの個体数の一斉調査が行われ、さえずりの数から生息数を割り出しているとのことだった。ボランティアの方が手分けをして確認するらしいが、今年(2013年)の調査では400~500個体のさえずりが確認されたとこと。調査を開始した1990年以来、確認できた数は最高を記録したのでやはり個体数も増加傾向にあると思われる。
http://www.synapse.ne.jp/~lidthi/AOC/news/ootorabosyuu13.html

今回、時期的に生のさえずりを聞くことはできなかったが、本土のトラツグミとは全くことなり、クロツグミとアカハラのさえずりを足して二で割ったような美しいさえずりだ。是非とも一度ライブで聞いてみたいものだ。
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林道のすぐ脇で休むオオトラツグミ。見た目はトラツグミとほとんど変わらないように思えた。大きさの違いもわずかだが、唯一目の周りの皮膚が露出している点がトラツグミにはない特徴だろう。アマミヤマシギも同じように目の周りの皮膚が露出するが、両者に共通するこの特徴はどんな理由があるのだろうか。。
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まさか、実物が見られるとは思っていなかったので久々に興奮し、車のライトに照らし出されたオオトラツグミに向かって夢中でシャッターを切った。フラッシュをたかなければ逃げることはないらしく、その後じっくりと双眼鏡で観察することもできた。さらにこの夜はなんともう一個体が見られるという幸運に恵まれ、大満足のナイトツアーとなった。
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同じ日に観察したリュウキュウアカショウビン。本土のアカショウビンに比べると紫色がかった体色が特徴である。この鳥もフラッシュで撮影してしまうとムラサキショウビンになってしまうので、車のライトと懐中電灯のみで撮影した。今回のナイトツアーは有限会社奄美ネイチャーセンター略称(ANaC) アナックにガイドをお願いした。アナックのガイドの方は普段、国や県から依頼され野鳥を含めた生態調査を行っているということで、奄美大島のことを知り尽くした方だった。そのお話は野鳥だけにとどまらず、奄美大島の文化や歴史にまで迄び実に興味深かった。
次回はオオトラツグミのさえずりとルリカケスメインで3月後半に訪れてみよう。 

2013年6月中旬・撮影地奄美大島住用地区
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by hideaki0310 | 2013-07-22 05:00 | 離島 | Trackback | Comments(0)
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