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九十九里(中谷里・一宮)~2014.1

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今年の初めアラナミキンクロの一報をいただき、ようやく時間をとって見に行くことができた。結果としてアラナミキンクロまでの距離は推定250~300メートル!それでもフィールドスコープに60倍のレンズを接眼してみると、特徴である嘴、後頭部などをじっくり見ることができた。前回観察した時は波崎の堤防から500メートル近く離れていたので、スコープでもやっと識別できる距離だった。アラナミキンクロの特徴がはっきりわかる距離で観察することができたのは初めての経験となった。アラナミキンクロは前回観察した時と同様、ビロードキンクロの群れに混じって行動していた。アラナミキンクロもそうだったが、今回はビロードキンクロの数の多さに驚いた。一箇所にかたまっているわけではなく、5~10羽の群れがあちこちに浮かんでいる。遠くの群れまで含めると200羽以上はいたのではないだろうか。。。これも貴重な体験となった。


アラナミキンクロ♂。300Mは離れていただろう。頑張ってこれくらいの大きさに写すことが精一杯。
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ビロードキンクロ。波崎では500羽以上の群れを目にしたことがあるが、この海域でこれだけの数のビロードキンクロが見られるとは思っていなかった。。
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今年は北極圏から南下する寒気団の影響で北米大陸は猛烈な寒波に襲われているという。そういった気象的な影響によりこれからの季節普段目にできない種類が観察できるかもしれない。機会があったら今シーズンはもう一度か二度、この海域を訪れてみたい。

(観察種)アビ(幼羽、1)、オオハム(1)、カイツブリ、ハジロカイツブリ、ミミカイツブリ、アカエリカイツブリ、カンムリカイツブリ、ウミウ、コサギ、アオサギ、マガモ、カルガモ、オカヨシガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ホシハジロ、キンロハジロ、スズガモ、クロガモ、ビロードキンクロ(100+)、アラナミキンクロ(1)、シノリガモ、ホオジロガモ(3)、ウミアイサ、トビ、ミユビシギ、ユリカモメ、オオセグロカモメ、セグロカモメ、カモメ、ウミネコ、キジバト、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、イソヒヨドリ、ツグミ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス(以上41種)
by hideaki0310 | 2014-01-16 07:00 | フィールドノート | Comments(0)
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