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舳倉島~2014.5.3

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毎年恒例の春の渡りで今年は舳倉島に渡った。今回は天候に不安があったので2泊3日に予定を急遽日帰りに変更したためかなり慌ただしい鳥見となってしまった。毎度のことながら現役世代にとってはかなりリスクの多い島だ。事前情報によると鳥の数、種類ともに多くないと聞いていたが観察種を見てみるとまさにその通りの結果となった。4月に訪れた与那国でもそうであったが、今年(2014年)は天候不順により小鳥たちの渡りがかなり遅れているらしい。5月10日過ぎからに期待といったところだろうか。。

今回の特徴としてはジョウビタキ、マヒワなどの冬鳥がまだ見られたこと、オオルリ、キビタキといった夏鳥の数が少なかったことが挙げられる。個別の種類としてはビンズイが非常に多く見られたこと、亜種シベリアアオジの数が亜種アオジに比べて圧倒的に多かったこと、ムシクイ類ではほとんどがセンダイムシクイで秋に多く見られるメボソムシクイは見かけなかったこと、毎年この時期に多く見られるノビタキの数が少なかったことが印象的だった。左の写真は亜種シベリアアオジ。


コホオアカ夏羽。

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キマユホオジロ。
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サンショウクイ♀。
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ノゴマ♂。
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コサメビタキ。
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亜種オオカワラヒワ。
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(観察種)

オオハムSP(航路)、オオミズナギドリ(航路)、ウミウ、ダイサギ(亜種チュウダイサギ)、アオサギ、トビ、ツミ、ミサゴ2、ハヤブサ、イソシギ、ウミネコ、ウトウ(航路)、ヒバリ、ツバメ、ハクセキレイ、ツメナガセキレイ、ビンズイ、サンショウクイ、ヒヨドリ、モズ2、ノゴマ1、コルリ、ジョウビタキ♀1、ノビタキ、イソヒヨドリ、マミチャジナイ、ツグミ、ウグイス、オオヨシキリ、ムジセッカ、キマユムシクイ、エゾムシクイ、センダイムシクイ、キビタキ、ムギマキ、オオルリ、コサメビタキ、メジロ、ホオジロ、シロハラホオジロ、コホオアカ、キマユホオジロ、ノジコ、アオジ(亜種シベリアアオジ)、クロジ、アトリ、カワラヒワ(亜種オオカワラヒワ)、マヒワ2、ニュウナイスズメ♀1、ハシブトガラス(以上50種) 他目撃情報 ムラサキサギ、イスカ、コノハズク、ベニヒワなど
by hideaki0310 | 2014-05-07 07:00 | フィールドノート | Comments(0)
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