シロエリオオハム(Pacific Diver)~2014.06(M)

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落石クルーズではこのシロエリオオハムの他、オオハム(冬羽)とアビ(冬羽)のアビ類3種を観察することができました。特にシロエリオオハムは船が近づいてものんびりしていてくれていたため、なかなか目にする機会の少ない夏羽を比較的近距離で観察できたのは収穫でした。アビ3種の中でもアビに関しては比較的識別は容易ですがシロエリオオハム、オオハムについてはかなり難易度が上がります。飛んだ時に見える下尾筒のラインの有無を確認できればいいのですが毎回確認できるとは限りません。夏羽では前頸の黒班の光沢が緑ならオオハム、紫ならシロエリオオハムですがこれも光線の関係ではっきり見えることは希です。今回の個体はオオハムに比べてやや短くほっそりした嘴、後頭から後頸がオオハムより明るい銀白色からシロエリオオハムと判断しました。

下の写真は2日目、暴風雨の中漁港に避難してきた個体です。悪天候の中の観察だったので体色はよく見えず浮かんでいる姿を見てオオハムかと思いますたが(オオハムの方が全体に浮き上がって見え、脇後方に白班が見える)次の日に同じ個体を観察した方か前頸が紫だったとのお話を聞きました。あらためて写真を見てみると嘴は短く細いのでシロエリオオハムだと思われます。やはりこの2種の識別は難しいです。
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シロエリオオハム若鳥。この時期は夏羽の個体が多いですが冬羽の個体も少なくありません。この個体も冬羽かと思いましたが、褐色みがあることから若い個体ではないかと思われます。
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2014年6月中旬・撮影地北海道根室市ユルリ島周辺/温根元漁港
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by hideaki0310 | 2014-07-03 06:00 | 落石クルーズ | Trackback | Comments(0)
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