2014年 09月 29日 ( 1 )

ヒメイソヒヨ(White-throated Rock-thrush)~2014.09(E)

b0148352_22512528.jpgヒメイソヒヨ♂。初日の夕方、日が落ちる寸前に発見しました。ほかの鳥を撮影している時にふと前方の石碑を見るとなにやらオレンジ色の鳥がとまっているではありませんか。最初は距離があったのでなんの鳥か分らすに近づきました。近づいていくうちにヒメイソヒヨと分かりましたがしばらくは半信半疑でシャッターを切っていました。

ヒメイソヒヨと言えば毎年ではありませんが春の舳倉島では比較的観察回数が多い種類です。ただしあくまで春の話であって秋のこの時期に観察したという話を聞いたことがありません。さらにあまり開けた場所には出てこないイメージがあったのですがこの個体は道端の見通しのよい場所にいます。目の前にいるヒメイソヒヨがなにか非現実的なものに感じました。思いがけない鳥を発見した時はこのような気分になるのでしょうか。。

最初に見つけたときの写真が下の写真です。夕暮れ時のやや暗い環境が警戒心を解いてくれたのかもしれません。我々を警戒することもなくのんびりしていました。
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石碑の上に上ったところ。日暮れ寸前のやや暗い状況でしたが頭上と雨覆いの鮮やかな水色と腹のオレンジ色、これは見間違えることはありません。初めて見るヒメイソヒヨでしたがイソヒヨドリより2回りほど小さい印象です。喉には名前の由来となっている白い斑があります。この個体は頭上や雨覆の水色がやや薄いことと、背中が黒褐色というよりも茶褐色であること、下嘴がピンク色をしていることなどから若い個体と思われます。
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石碑から近くの枝、そしてこの電線に移動したあと飛び去りました。
この後も何度かこの場所を見て回りましたが結局ヒメイソヒヨを見ることができたのはこの1回だけでした。このヒメイソヒヨのことは我々よりも先に島に渡っていた方々からも話が出ませんでしたのでこの日の夕方の短時間だけ島に立ち寄ったのかもしれません。秋の渡りは春と違い天候がいいと鳥たちの島での滞在期間は非常に短いようですが逆にこうした幸運に恵まれることもあります。

2014年9月下旬・撮影地石川県舳倉島
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by hideaki0310 | 2014-09-29 07:00 | 舳倉島 | Trackback | Comments(0)