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イイジマムシクイ(Ijima's Leaf Warbler)〜2013.06

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大路池周辺の森に一歩足を踏み入れると「チュビチュビチュビ」という賑やかなさえずりが聞こえてくる。声の主はイイジマムシクイ。伊豆諸島とトカラ列島でのみ繁殖する種類で、生態は謎の部分が多い野鳥である。姿かたちはセンダイムシクイと酷似する。よく見ると頭央線がないこと、眉班がやや細いこと、体下面の黄色みが少ないことなどがわかる程度。鳴き声が違わなければとても別種とは思えない。
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三宅島では個体数が多く、森の中ではイイジマムシクイの声が一番多く聞こえる。行動は活発で、センダイムシクイなどと比べると開けた場所にもよく出てくるので姿は比較的観察しやすい。ムシクイの仲間といえばチョコマカと動き回り、撮影するのに苦労することが多いが、イイジマムシクイは比較的動きがゆっくりである。
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アカコッコもそうであるが、伊豆諸島とはかなり距離が離れているトカラ列島のみで生息、繁殖する種類がいるのはなぜなのだろうか。三宅島でのイイジマムシクイの生息密度が高いことを考えるとますます興味を引かれる。

2013年6月上旬・撮影地三宅島
by hideaki0310 | 2013-06-06 19:14 | 離島 | Trackback | Comments(0)

イイジマムシクイ

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三宅島の代表的な鳥としてイイジマムシクイがいます。伊豆諸島とトカラ列島のみに夏鳥として渡来する種類でアカコッコと同様に世界的にも大変貴重な種類です。三宅島でのイイジマムシクイの生息密度は非常に高く、島のいたる場所で鳴き声が聞かれます。三宅島一番の探鳥地である大路池周辺ではこの時期、早朝にさえずりのシャワーと評されるほどです。生態はセンダイムシクイと同じで、鳴き声はよく聞けますが姿はなかなか見られません。

イイジマムシクイ。大きさはセンダイムシクイと同じかやや小さい程度。姿もセンダイムシクイとほとんど同じです。はっきりとした違いといえばセンダイムシクイにはある頭央線がイイジマムシクイにはないところでしょうか。
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両者が同じ場所にいて黙っていたら識別は困難でしょうが、鳴き声がまったく違うので聞き分けは簡単です。鳴き声を聞くと明らかに別種だということが理解できると思います。

三宅島の固有亜種のタネコマドリ。三宅島には留鳥として生息しています。生息密度は濃いようであちこちから「ヒン、カラカラカラ~」という鳴き声は聞こえますが本土のコマドリと同様、姿は見えません。夕方、暗くなってから水場にやってきたところを見ることができました。この個体は若い個体のようです。
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コルリです。この島でコルリを見るとは思いませんでした。渡りの途中に立ち寄ったのでしょう。
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2011年4月下旬・撮影地三宅島
by hideaki0310 | 2011-05-07 21:10 | 離島 | Trackback | Comments(2)