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ホトトギス他

今回は2日間で46種が観察できた。私としてはこの時期にしてはまずまずだろうと思う。私は見ることはできなかったが、滞在期間中、キマユムシクイ、セジロタヒバリ、マミジロタヒバリ、ムジセッカ、ズグロチャキンチョウ、アカマシコ、キマユホオジロなどの目撃情報があった。島に渡った初日は朝方まで天候が悪かったが昼前から回復したのと、北東の風が吹いたことによって午後にたくさんの渡り鳥が入ってきた。午前中は見られなかったジョウビタキ、カシラダカ、ミヤマホオジロなどが見られ島は一気ににぎやかになった。しかしながら、期待をこめてのぞんだ2日目は天候にめぐまれ観察条件はよかったものの風がほとんどなく渡りにも絶好のコンディション。島の渡り鳥たちのほとんどが抜けてしまい、島は閑散とした状態に戻ってしまった。天候が悪いと鳥は見にくいが、種類は期待できる。まったく難しいものである。それでもこの時期特有のヌカカの大群にもめげず島中を歩きまわった。

ホトトギス。羽縁にしろいラインがあるので幼鳥である。大きさからホトトギスと判断した。
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エゾビタキ。数個体が松林を中心に見られた。
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キクイタダキ。島から帰る直前、水場で待っていたら現れた。
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カシラダカ。まだまだ数は少なかった。
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タヒバリ。マミジロやセジロを一生懸命探したが見つかったのはこのタヒバリのみ。
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ミヤマホオジロ。初日の午後から見かけるようになった。これからの時期は島の優先種になる。
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シメ。「チィーッ、チィーッ」と体に似合わず細い声をだす。
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アトリ。マヒワとともに行動しているものが多かった。すっかり冬羽だ。
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マミチャジナイ。初日はまったく見なかったが2日目の午後にちらほら見かけるようになった。キクイダダキと同様、水場で待っていたらやってきた。
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2010年10月中旬・撮影地舳倉島
by hideaki0310 | 2010-10-16 23:26 | 舳倉島 | Trackback | Comments(2)

秋の舳倉島より~ツメナガセキレイ

9月の連休を利用して今年3回目の舳倉島に行ってきました。片道600キロの運転は何度やっても疲れるものですが、同行の友人が途中で交代してくれたりしますのでなんとかなってしまいます。

さてこの時期の舳倉島は春の渡りの時期にくらべると鳥の数、種類ともにかなり少ないです。出現する種類もムシクイ類がメインで、春のようにオオルリやコマドリといったカラフルな野鳥はいません。さらにまだまだ草が生い茂っており撮影には不向きといえます。しかしながらその分島はひっそりしていますので秋の気配を感じながらのんびり野鳥を探すのには向いていると思います。そしてたまに出てくる珍鳥を期待して島の中を歩き回ります。今回の最大の収穫はモリムシクイ(後日掲載します)が観察できたことです。キタヤナギムシクイ、チフチャフなど他のムシクイ類は次回以降のお楽しみとなりました。

今回はまず、ツメナガセキレイとホトトギスを紹介します。日本で見られるツメナガセキレイは4亜種あって、そのうちキマユツメナガセキレイが道北で繁殖しています。今回島で見られたのは冬羽でした。冬羽は亜種による識別が難しいのですが眉が白かったのでキマユ以外の亜種の冬羽だと思われます。
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今回は海岸沿いで複数のツメナガセキレイをみることができました。飛び立つときの鳴き声はキセキレイの甲高い声とハクセキレイの低い声の中間くらいの印象です。飛び方は他のセキレイと同じですがやや直線的に飛んでいるようでした。
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次にホトトギスです。今回、ムシクイ類の他に見たかった種類がトケン類でしたが、時期が早かったせいかツツドリやカッコウはみられず、ひそかに狙っていたジュウイチも空振りに終わりました。
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旅の途中で体力の回復を図っていたのでしょう、近くまでよっても逃げませんでした。背中の模様からすると幼鳥若しくは若鳥と思われます。
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今回は結果として2日間で42種類の野鳥を観察できました。昨年の秋は10月初旬に訪れて2日間で51種、今年の春が3日間で84種類ですからやや少ない印象を受けました。とくにムシクイ類の数が少なく感じました。若干、時期が早かったのかもしれません。また、前日まで見られていたアカマシコ、ツメナガホオジロが見られなかったのは残念でしたが、この時期ならではの雰囲気を味わえました。次回は11月に訪れる予定です。
by hideaki0310 | 2009-09-28 12:55 | 舳倉島 | Trackback | Comments(6)

赤色型~ツツドリ

ツツドリです。
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ツツドリは夏鳥として日本にやってきて繁殖します。ツツドリの名前の由来はその鳴き声で「ポポポポポ~」と竹筒を叩いたような声で鳴きます。ツツドリの仲間にはカッコウ、ホトトギスといった種類がありますが、この仲間に共通の特徴は「托卵」という習性です。「托卵」とは自分で子育てを他の鳥に任せてしまうというものです。したがって、自分たちでは巣作りなどは一切しません。卵を預ける相手をさがして、その相手の巣に自分の卵を産みつけます。ツツドリの場合には主にムシクイ類に預けることが多いようです。

そんなツツドリですが、普段は鳴き声ばかりで姿をみることはなかなか難しい種類です。しかし、ちょうど秋の渡りが行われる今の時期は都市公園などで見られることが多くなります。今回、隣県にちょっとめずらしい赤色型のツツドリが出ているとの情報をいただき行ってきました。ポイントに着くと栗の木の葉っぱの陰にツツドリが休んでいました。
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この仲間は外見が非常に似ていて識別が難しいのですが、カッコウ、ツツドリ、ホトトギスの中でホトトギスは一回り小さく、カッコウとツツドリ胸の横縞で判定します。個体差もありますが、ツツドリはカッコウに比べて横縞が太くはっきりしている傾向にあります。

下の写真は舳倉島で秋に撮影したホトトギスです。他の2種類にくらべてやや小さくスマートな印象です。ですが、正直、100%の自信はありません。この個体はおそらく幼鳥だと思います。
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これはカッコウです。北海道で撮影しました。ツツドリに比べ胸の横縞ははっきりせず縞の本数も少ないのがわかります。
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ツツドリに話を戻します。この個体のように赤味が強い個体を赤色型といいますがカッコウやホトトギスにも赤色型はいますが、ツツドリに比べるとその割合が少なく圧倒的に普通型が多い傾向にあります。
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木の間を飛び移りながら、獲物である毛虫をさがします。比較的動きはゆっくりしていました。
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夕方近くなってようやく隣の桜の木に移動してくれました。まだまだ桜の葉っぱが完全に枯れ落ちていないのでちょっと撮りにくいですが、なんとか全身を写せました。
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次は普通型のツツドリを狙いたいと思います。

2009年9月中旬撮影(埼玉県)
by hideaki0310 | 2009-09-19 17:20 | 埼玉県 | Trackback | Comments(6)